2021年12月12日日曜日

種大人買い 24種

  1. 十六ささげ(インゲンの種)
  2. 日野菜蕪(かぶの種)
  3. 桜島大根(だいこんの種)   
  4. 国分鮮紅大長人参(にんじんの種)      
  5. かつお菜(菜類の種)
  6. 黒もちとうもろこし・もちきび
  7. 伝統野菜 愛知本長茄子
  8. サイシン(菜心)
  9. チンゲンサイ
  10. もちきび
  11. 黒胡麻
  12. もちあわ
  13. 大兵丹(ひょうたんの種)
        
  1. 新山東菜 半結球ハクサイ 
  2. ズッキーニ < ブラックビューティー >
  3. 大阪しろな

  1. ストロベリースピナッチ、しかく豆のわこさま、
  2. 金町こかぶ、
  3. イタリアナス、
  4. 伊勢ピーマン、
  5. 黒丸大根、
  6. ノーベルホウレンソウ、
  7. ちゃおちゃおレタス、
  8. 味こがねこかぶ

自然農の学び方

 自然農の学び方

なんでも学ぶときには 問い、のたて方が大事だと思うのですが…自然農では、私の過去2年でこんな風に学んだなと思いました。

0期…明野で畑は小学校の花壇と違い、毎日水やりせず、雨の日が種まき、など天気によって今日の作業が違うことを学ぶ。農家の圃場の片隅を借り、農地が地域の共同管理の水を使うことや圃場整備が国費でされていること、産地の場合、年に一回しか作付けされないことなどを学ぶ

1期...耕うん、播種、育苗、定植、草刈り、出荷調整などの基本の流れを学ぶ

2期...土壌について学ぶ 自然農だと施肥と不耕起の理論に納得性を深めた理解を持つ…腐植が土であることや植物の根が土壌の物理属性を改善していること、作土層は基本的に20~30cmであること、耕盤についてなど

3期...その土地に適した作物を見出して通年で管理し、サイクルを習得する モデルケース

1)初心者は放任栽培のかぼちゃ(夏季)

 学びの狙い:収穫期と播種期 カボチャはほかの作物とずれるのでカボチャを待つと播種できない

 学びの狙い:野草食 農閑期に食いつなぐスキルを磨く ヨモギ、ドクダミ、アメリカフウロ、ウマゴヤシ、スギナ

2)次に短期に収穫できるジャガイモ(根菜)

 狙い:虫害について学ぶ ニジュウヤホシテントウと品種(白、赤)

3)豆類でエンドウとソラマメ

 狙い:土壌改良や支柱建てについて学ぶ 

4)葉物は、こまつな

 狙い:葉物のライフサイクルで学ぶ(ばらまき、筋バラマキ)ほぼ周年で練習できる

5)根物は、大根・ニンジン

 狙い:定番の種おろしの仕方、間引き方を学ぶ(筋蒔き、点蒔き)

6)穀類、米・麦

 狙い:育苗、定植、除草、刈り取り、脱穀まで学ぶ(夏季は米、冬季は麦)

 狙い:草の処し方 梅雨時は甘く刈る

7)多年草:シソ、ニラ

 狙い:自然生え、定植場所

8)畝立て

 狙い:畝の高さなどで土壌水分の加減や、なめくじ、コオロギ対策を加える

 狙い:草の処し方 セイタカアワダチソウ、カラムシ、ホトケノザ 草と土質

9)ヒンメリ、しめ縄、餅つき

 狙い:農的ライフスタイルについて学ぶ 収穫物の生活への活かし方

ライフサイクルが長いものは難しい。にんにく、玉ねぎなど肥大するものはライフサイクルが長く、場所を占領する期間が長いので初心者向きではなく、また土壌が肥えていないといけないので難しい。しかし、忙しく手間が割けない人には占領期間が長いのは、メリットになる。

葉物では、白菜、キャベツなど結球するものも難しい。バーナリゼーションについて、一般の人はあまりよく分かっていないので播種期の見極めが甘いため。根菜では、大根は易しく、ゴボウは期間が長く難しい。

マメ科で易しいのは、ソラマメやエンドウで、難しいのは大豆。小豆や緑豆のような収穫がバラバラのものも難しい。

草の処し方は、夏季のほうが作業負担が大きいため厳しく、秋作のほうが易しい。したがって、初心者は9月作付けの秋作からスタートするほうが習得しやすい。草に野菜の発芽が負けるタイミングが夏作の方が短期間で負けてしまうので、タイミングがまだ分からない人や忙しくて畑をチェックに行けない人には向かない。

忙しい人は秋作で9月スタートで11月収穫期のものでスタートするのが無難。逆に頻繁に通える人は、GWスタートで6、7月収穫期とし、GW以降の1カ月間畑に通いまくると習得が早くなる。種おろし後1カ月は、間引きや除草ですることが多い。本葉の数を数える。

畝立ては農閑期の12~2月にしたほうが土のダメージが少ない。秋でスタートする場合、9月10月になってしまうが仕方がない。その場合上に敷く草を細かく切る(分解が遅いため)。

果樹についての学びが不足しているのですが… ブルーベリーが糸島では最適だろうと思います。イチゴは露地でやってみましたが、ナメクジにほとんど食べられてしまいます。

柿、梅、などについては、植えるまでもないもの扱い。その他、ラッキョウ、冥加、わけぎ、シソ、ふき、たけのこ、菊芋、も野生種なので、栽培種としての学びの対象になっていないかもしれない。

初心者時代に感じる不満って、誰もが学びの途中で感じる不満だと思うので、大事にすることで次に続く人たちに渡せるものがあるのではないか?と思います。

2021年12月11日土曜日

バーナリと播種タイミング

 https://www.i-seed.jp/first-of-all-this/eating-root-vegetables/#3

これは!というう役立つサイトを発見したので、まとめ。


2021年12月10日金曜日

耕さないについて

〇〇してはならない

の弊害。言葉は道具。道具には使い道と欠点がある。

”〇〇してはならない” 禁止、という言葉は、〇〇すべきというべき、と同じ欠点があるようで、オールオアナッシング思考という罠にはまりやすいようだ。

まじめさ、というのは良い資質だが、自然農の、”耕さない”を禁止令として受け取ってしまうと、多年生植物であるカラムシの根を掘り起こしたくらいで、「あー、あの人耕している」と白い目で見られることになってしまう。自然農の教祖川口さんの本にも、”宿根は取り除く”と書いてあるにも関わらず、だ。

農薬も同じで、日本では、食酢も木酢液も、”農薬”なのだが、捕殺以外の手段で虫に応じることは、ほぼ禁止みたいなことになっているのが自然農なのだが…そこには思考停止という害があり、私の野崎2号にだけ、カブラバチの害があり、密植している隣の大根には全く害がないというのが、誰に聞いても分からない。

一般的には、窒素過多、というのが答えだが…自然農28年の何も入っていない土地だからなぁ。最近まで草ぼうぼうの…。まぁ、白菜を密植するのは良くないという経験値になったからいいのだが。
虫や病気に対する防除という意味では、思考停止という弊害が出ているのが自然農。虫や病気を作らない土壌や畑生態環境をつくることがそもそもの自然農の目的と思うが、そのために何をするべきか?というところでは、何もしない、ただやられッパ、ということになってしまっている。

野崎2号は、来年もやってみて、うまく行かなかったら、品種が合わないってことだろうな。
土壌が悪いというのは、松国では考えにくい。大根の葉がどれくらい繁茂したら、窒素過多なのか?分からないが、大豆は松国では取れないので、土壌全体が豊かすぎる害が出ていることは確かだと思う… 

土中に窒素が合っても、他の微量元素がないと作物は土壌の窒素を利用できない。

なので、私の考えでは、海水100倍でミネラルを与えるのがいいのではないかと思う。

あと、自然農の人が進化を辞めてしまったのは、たぶん、禁止令のせいだと思う…

しかし、耕してはならないを厳格に実践しようとすると、宿根だろうがなんだろうが、草を刈っては敷き、刈っては敷きしないといけなくなり、結果的に行為としては、”草を敵とする”かのように出ては刈らなければならなくなり、手間ばかりがかかる農法という結果になってしまう…そこを根性で乗り越える、という根性論的解決法が年配の人には人気だ…育ちのプロセスで受けとった価値観と似ているからだろうと思うが…

そのような思想では今後の日本の人材難は乗り越えられないだろう…そもそも農業に資本投資、時間投資しないで済む、安上がり農法こそが求められていることだからだ。

2021年12月5日日曜日

夏作と秋作の反省

■ 9~10月の結果が出るのが11月

9月22日に蒔いた白菜とか、大根、菜っ葉が大きくなって快調。

■苗の問題

セルトレイ播種→ポットの時のポットに使う土に栄養がないので大きくならない問題は、門田式の、発酵した土の素、を使ったらどうか?と思うんだが…どうなのだろうか?

https://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/files/00002800/00002888/%E3%82%AB%E3%83%89%E3%82%BF%E5%BC%8F%E2%98%86%E6%A1%88%E5%86%85.pdf

■枯草

枯草=コオロギ

■ ナメクジ

秋に湿度=ナメクジ発生

■ 秋は葉物

夏は実物、その他は根菜、真冬とは糸島では1月のこと。

■2月の作業

ひよこ豆

■ 春蒔き予定

ちんげんさい

ごぼう

ビーツ

イタリアンダンディライオン

キャベツ

雲仙こぶたかな

■ GW

バイアム

山東菜

リアス式からし菜

■種が土に触れるだけで発芽するもの

リーフレタス、こまつな、カブ、大根

■ 天敵勧誘

枝を指す、棒を指す


2021年12月3日金曜日

12月03日の松国

 12月03日の松国

今日は嫌なことが起こった…。私のはざかけを無断で直した人がいたのだそう。村山さんが教えてくれたのですが、実験的にたぼに植えた玉ねぎをほかの人に踏み込まれないために置いた竹も片付けられており、おや?と思ったので、村山さんに言われて気がついた。

人のところを無断で手直しするというようなことを何故するんだろう…親切心からとは思うが…自他の区別があいまいな人と思われているようで、気分が良くない。

はざかけに干している稲をみな家に持って帰ったほうがスズメの害に合わないなと思ったが、12月にも入ると、すずめどんはたべるものがいよいよ無くなるようで、マンション6階のベランダにも来るくらいなので…糸も張っているし、少しくらいはあげようかと思って、やはり田んぼに置いてきた。

畑の方は、あつまきと間引きが課題。グランドカバーのつもりで蒔いたマスタードグリーンや小松菜が一斉に出ているが、放置しているとずっとそのサイズなんだよなぁ…

というので、じわっと間引いてきた。ホウレンソウの苗は、うっかり雑草の種が一杯のところに蒔いてしまったので、雑草を引っこ抜くのがじみーな作業だった。

雨が降り出したので、撤退。賞味2時間。のために運転2時間。

全然エコではない。でも、学びの期間だから仕方がないか… 

白菜は、虫の害がすごくて、間引いたものもレースみたい… 直播&間引き作戦ではなく、セルトレイで小さい苗にして、定植し、孤独に育てるのが向いている野菜だということが分かった。

菜っ葉類も、色々覚えることがあるよなぁ…。9月22日に蒔いたので、賞味60日だからもう少し時間が必要だと思うが、とりあえず、白菜の間引きがいっぱいあるので、餃子にでもして食べよう。

今日は行き来での道路で、紅葉がきれいだった。ついに下界にも秋が来たのだが、12月に入ってからということで、福岡の秋はとても遅い。そして、じめじめしている。芋虫とか、キアゲハとか、普通に畑で遊んでいる。

2021年11月22日月曜日

コンビニ食にも、農薬野菜にも感謝

 コンビニ食にも、農薬野菜にも感謝

逆説的なのだが、最近、自然農をやって、自然界の巡り、を肌で分かるようになると、

一年中食糧がある、コンビニや農薬野菜のありがたさ

が分かるようになった。例えば、キュウリは私は今食べていない。なぜなら私の畑では今露地でキュウリが取れるか?というと取れないから… なので食べないのだが、コンビニやスーパーでは相変わらずキュウリが売られている…これは、”ものすごい努力”ということは確かだ。方角的にものすごい方向に間違った努力ではあるが。

間違っていても努力は努力と認めたい。

って感じ。全然買わないけどね。今売られているのは、旬のものではないので、栄養価も低く、ハウスの灯油を投入する価値はないと思うが…。今食べるのは、大根ニンジン、菜っ葉ですよ。今野菜まっさかりなので、せっせと漬物にして冬に備えるのがいいのかも…。とはいえ、福岡は温かいので冬でも収穫物あるのですが…

2021年11月21日日曜日

ホトケノザの芽吹き

■ 達成感あり

今日は、荒れ地の畑で、ホトケノザの芽吹きを確認した。ホトケノザが出る土=良い土であり、これは!と思う。土ができているという印がやっと出たなぁ…。まだ貰って一年は立っていない畑なので、達成感を感じるのは早計かもしれないが…。

貰ってすぐは夏作だったので、畑を3分割し、主にマメ科を蒔いた。実のなるものではなく、マメ科。そのほか実証実験区域と、放置主体のエリア。放置のところは、既存の草を活かす作戦で、放任栽培のカボチャを入れたが、イモもカボチャも強いもの代表なのに育たなかった。

実証実験地区では、強雑草と共存させようとほとんど草を取り除かず苗を入れたがダメ。種からのものなど、強いと言われているオクラとかですら、20個入れて生き残り2個レベル。

強雑草=カラムシと匂いの強い草(名前不明)。セイタカアワダチソウは非常に御しやすく別に困らなかった。雨上がりに抜くのが楽しいレベル。

マメ科を入れたエリアには、キャベツが植わっており、レタスをグランドカバーで入れたいと思っているが、レタスを蒔こうと思っている間にホトケノザが出てきて、すごくうれしかった。作戦、合っている!みたいな?

ということで、色々なサイズに畝立てしたが、作戦的にまた来期は、マメ科を残りの2区画に蒔こうかと。麦も今グランドカバーでいいからなぁ…種取したムギ、食べないで全部蒔こうかなぁ…。

葉大根という品種で蒔いた大根が普通に大根になっていたので、間引いて持ってきた。自然農の宅配を取っていたころは良く入っていたサイズ感で、これも達成感があった。やっと大根が取れる土になりましたか!みたいな!

やっぱり草と共存すると言っても、相手を選ぶべし!であり、相手をよく知るということが、自然農原理主義に陥らない大事なポイントだと思った…教祖様だって盲目に草に負けろと言っていないのに、そういう風になってしまうのは、自分で考えないで、本のいうとおりにしようとするからだと思う。

11月20日の松国 イノシシ

仏教説話を聞いて出かけた。10時半着。本当は稲刈りを予定していたのだが、定期チェックはせねば、と畑をみたら、残念、イノシシが入った後があった。特に作物に実害はないのだが、

そのままにしておく → 入っていいよとイノシシに言うことになる

ので、トタンを持ってきて、侵入した入り口と出口をふさいだ。龍さんのところではなく、私のところのところどころ、この間エンドウ植えたところ…。お隣の今林さんや大根名人の田中さんのところ、もひと暴れしていた。そら豆の苗が今林さんは荒らされており、教えてくれてありがとう、だった。今林さんに手伝ってもらってトタンを張ったが、普通に対応してくれて嬉しかった。大体男性で、めんどくさい系の人が多いからなぁ…。百姓なんて…と思っているなら、やらなきゃいいのに、と思わさせられるような発言をする人は、持ち上げてやらないといけないので、めんどくさい。

イノシシの行動の理由を解明しようと思い、畑に向き合っていたら、あっという間に今日が終わってしまい、稲刈り出来なかった。

なんで、ここに来たのか?みたいなことが知りたいのだが…。鼻を突っ込んで、以上終わり、みたいな、鼻の形だけが付いたところもあり、そこはマスタードの種をまいたところだったりした。大体は土っぽいところが荒らされて、作物が青々と茂っているところは荒らされていない。

取り急ぎ、荒らされているなぁと思ったところに、ピンクのテープを張ったが、閉じていないので、ハードルにはなっているが、入ろうと思えば、回り込めば入れる。

けど、イノシシ君は、そんな執着心があってきているようにはみえなかったんだよなぁ… 土が出ているところ、イモがある、みたいな発想なんではないかとおもった。エンドウのところは土は出ているが芋は入っていない…。とりあえず、あさっては雨なので、雨に合わせて種をまくと、あっという間に緑になって、イノシシ君はもう興味を失うと思うんだが…どうだろうかな?

ランチで山下さんに会い、脱穀のお手伝いをしている亘君に合って楽しかった。松国は、気、プラーナというのだが…が、良い。良いプラーナだから、その気を貰うのに出かけるのに良い気がする。


2021年11月18日木曜日

米糠おぎないのタイミング

 冬 落葉の前 →糸状菌

春 木の芽が芽吹くころ→糸状菌

夏 梅雨入りごろ→乳酸菌、納豆菌

秋 落葉前→ 乳酸菌、酵母

2021年11月16日火曜日

11月16日の松国 ナメクジ対策

11月16日の松国
朝の仏教説話を聞いてから出ると、どうしても遅くなる…というので11時頃着いた。稲刈りは午後、というのがセオリーなので、しばらくおざなりになっていた北の畑を手入れしに行く。
畝がだいぶ壊れていたので、補修。まだ里芋収穫。里芋は一杯取れた。元祖日本の芋は、里芋だと最近、確信中。里芋のメニュー数を増やさないと。
畑の土はふかふかだが、秋に湿度が高いままにしておくと、春のナメクジ数が増える。秋はナメクジの年に一回の産卵の季節。最近、読書でゲットした知識だ。
里芋の葉は溶けかけており、そういうところには太ったナメクジがいた…ので、過湿だと思う。草を刈り、紐を張って、畝立て。
不動産屋さんに賃貸物件を見に行った。スケールダウンした生活をしたいと思っているため。
先に車を小さくするべきだな。
その後、畑の続き。今日は荒れ地のほうは、収穫。玉ねぎ植え付け。買ったばかりのざるを持って行き、収穫してみた。プラスチック製品ではなく、本物の竹のざるというのが気分が良い。立派な大根の間引き菜とか、春菊、白菜の間引き菜が取れた。
緑豆は一つ引っこ抜いたら早すぎだった…残念。青いものまで刈ってしまった。
隣の龍さんのだけがイノシシにやられており、私の畑は青々としていた…
裏の畑の人が伐倒しており、チェーンソーを使いたくてうずうずした…
やっぱりチェーンソー買おうかなぁ…倒す森もないのに…。
薪生活は遠い。

里芋収穫、
レタス播種 
畝立て

2021年11月14日日曜日

11月14日の松国 稲刈り

11月14日の松国 稲刈り

週に1度は畑に出向かないといけないというので、松国へ。

■ 稲刈り

今年の稲刈り一回目。イセヒカリ。新しい鎌で、柏手二回パンパンと叩いて田んぼに入る。

軸まで茶色になっていた。が収穫タイミングが遅かったことが明らかに分かった。なぜなら、2番目の穂がすでに青く出ていたからだ。またすずめどんに喰われてだいぶ良い籾はなくなっていた…今年は、すずめの悔いのこしをたべることに。

しかし、これで良い。失敗しないと、どうするべきか?分からないのだから。

とりあえず、50×50でやったほうは分げつがすごくて60くらいにあるものもあった。分げつを取るか?収量を取るか?みたいなところが穀物の収穫にはあり、そのちょうどよいバランスを見つけるのが大事。

半分稲刈りして干し、スズメよけの糸を残りの部分にも張っておいた。

■ 収穫

一方の畑のほうは、雨上がりだったので宿根を抜く作業には向かない土が重い日だったので、収穫だけ。

高きびは収穫した後なのに、また出穂していた。九州は温かいというのは、これか…これは登熟するのだろうか?

にんにくのところに蒔いたルッコラや白菜、山東菜、菊菜、大根菜が盛大に収穫でき、間引き菜だらけ。ニンジンの間引き菜も持って帰ってきた。ニンジンの葉のてんぷら、好物なので嬉しい。

にんじんの葉も、普通の慣行では農薬の害が心配で食べれないことが多い作物。大根白菜などのアブラナ科の間引き菜は虫食いの穴だらけだが…。菊科と混植したいと思っていて出来ていないので、明日にも種を撒こう。

まだオクラは元気だが、ナスは終わりだ。綿の花、第二弾が取れた。季節外れに暖かかったからなぁ…

福岡は先週、突然の寒波でいきなり秋を飛び越して冬になった。ためかいきなり紅葉になっていたが、迫力を欠くというか…今年のイチョウは11月14日ごろが見ごろ。

隣の龍さんの畑が何者かに荒らされており、驚いた。私のところは全く荒らされていない。緑の青々したまま…しかし、時間の問題かもしれないため、早めに対策の紐を張りたい…イノシシなのかなぁ。

■ その他

人工林を見る目が一段と肥えたと思うので、秋の山を歩きたい。

今日は自然農の黒米と自分で作った小豆のご飯、近所の人にもらったびわの葉とレモングラスのお茶でランチ…おかずは100円だったレンコンのきんぴら。なんか自然農らしいランチで嬉しかった。

今日の収穫は大量なので消費にしばらくかかりそうだ。菊芋大量ゲット。里芋は、イノシシの食べ残しで少量。あとは間引き菜

 ルッコラとニンニクの混植

 50×50の混植

 白菜

 大豆


2021年11月9日火曜日

11月8日の松国

 集合日が1週早くて、実は昨日

だったらしく…今日は松国で脱穀している人が多かった。お手伝いしたら、お駄賃に松国産の黒米をいただいたので、早速、炊いていて食べている…。自然の恵みだ。

自然と寄り添う暮らしがしたいと思い、福岡のマンションから(笑)、頑張っている。

都会の暮らしは、買い物を中心に回る。だいぶ脱却して、今日は畑と家の往復以外はしていない。食べているものも、自分が作ったものか、松国で採れたもの。

私の秋ジャガは、全部イノシシに喰われていた…ジャガイモ限定で狙って入っていたようで、親芋だけをきれいに残して、後はきれいに食べていた…うーん…。イノシシ1週間でだいぶ賢くなったような?

今日は、セロリがたくさん採れた。成長が著しいのは、除草して、太陽をたくさん当てたから。大根葉はぎゅうぎゅうだったので、いくつか間引いて、塩でもんで浅漬けに。ルッコラがほんとに美味しく、あっという間になくなる。今度、畑にバゲットとバターを持ち込んで、ルッコラだけのサンドイッチにして食べたらおいしそうである。

延岡駅前で、閉店間際の金物屋さんで購入した、小さめで軽い鍬を試したらやっぱり使いやすかった。自然農の鍬は用途的に耕す用途ではなく、表面の5cmくらいの土壌を薄く剥ぐという用途だからなぁ…それにどこのおばあちゃんも、軽いのを使っているよ?重いのが使いやすいのは別の用途なんでは…。耕したいときとか。

緑豆と小豆が収穫期で行くたびに少しづつ収穫。播種は簡単だけれども、収穫が大変な作物と理解。畑が空かない。マメ科のあとなので、また豆じゃない方がいいと思っているんだが。菜種でも撒くかね?今手元にある緑肥が、菜種だけなので。後作選びは、経験値が必要。

ナスとオクラが収穫は終わりかけだが、まだ取れている。結実が両方とも遅かったなぁ…夏野菜なのに。万願寺も今が取れ時。オクラとナスの跡には、ソラマメか、エンドウを入れる予定だ。

今日は玉ねぎの苗を少し貰った。稲刈りを済ませたら、田んぼに玉ねぎを植える予定だ。田んぼが肥えすぎているという問題も解消できる。

ムギの苗床は、スペルト小麦だけが成績が悪い。あまりちゃんと芽が出ていなかった…。不思議だ。大麦と小麦は、順調。苗どこの草を外すかどうか迷ったが、雨の予報だったので、次回の雨上がりにしようと思った。雨に土を打たせると土が固くなるし…。

ムギを植える予定地がまだ宿根を取る作業が終わっていない。新しい鍬でやろう…。

鍬を買いにはるばる延岡に行ったみたいなことになったけど、ま、いっか…。

延岡&日之影のご縁は不思議なご縁だったなぁ…。延岡自伐協経由、日之影町ボルダリング×林業、みたいな…?

野々下さんという方が父性にあふれた方で、正しい父親像とはこのようなものかもしれないなぁとしきりに感心?というとおこがましいが、対応が大変頼りになるというか、大人で、感心してしまった…。つまり、クライマー業界があまりにお子様な対応しかできないから、それが標準になってしまったってことらしいなぁ。クライマーは大人になれない人たちだから、かなぁ…。

日南はサーファーの町で、サーファー界では、サーフィン×農業×エコロジーな暮らし、がすでに広まっている。日南暮らしのサーファーは多いのだそうだ。クライマーに同じ形式が広まらないのは、日本にはクライミングの歴史があるからだろうなぁ…。海外バックパッキングしてくるような人の流れのほうが逞しいんだけどな…。例えば、鈴木英貴さんだっけ?ヨセミテの超有名日本人クライマーだが…。今は海をやっているんだっけ?日本のインドアクライマーは、言われたとおりしかできない人たちだしなぁ…。弟を助けないと…という業はさっさと手放して先に行きたい。

2021年10月28日木曜日

荒れ地畑の開墾の程度

 

現在の様子。

作土がたっぷり。上から30cmくらいは作土層です。

椎葉村で作土層がない畑を触って、このありがたさを理解しました。

手前は大根です。

これはムングダルの畝。キャベツが植わっています。
これが貰ったときの状態。草ぼうぼうです。


このように畝の上を、植物体の地上部だけを刈って、敷き、地下の宿根をそのままにしていると?全然育ちません。

畝の肩のところの宿根も徹底的に刈っておくほうが良いです。

今は10月で畝立てをしていますが、冬野菜向けです。

やるなら、本来は、2月や3月に春野菜や夏野菜向けにやったほうがいいですね。植え付け期は、4,5月なので。

農業は一年に一回しか勉強できないというのがネック…

九州では一年に2回勉強出来てラッキーです。

10月27日 ムングダル、菊芋収穫

ムングダル 6月播種、7月3日定植

菊芋収穫 30cmくらい下の深く掘ること




2021年10月27日水曜日

糸島に適した作物

■里芋とショウガと大根と

鉄板の里芋とショウガ。あとは当然ながらウリ系。というので、湿度が高い系の作物。

意外なことにバジル、パクチー、トゥルシー、レモングラスも結果が良い。タイムは全然ダメ。ラベンダーも全然ダメ。寒いところ用の作物は当然だがダメ。なぜかブルーベリーは良い。

ニンニク、玉ねぎの、鱗片が肥大する系のは、自然農に限らず、自然栽培でも肥料喰いで、玉太りがせず、作るのは難しいほうに入るので、あまり向いているとは言えない。気候的には問題ない。自然農をするようになって、玉ねぎは食べなくてもいいのではないか?とすら考えるようになった。

全般的に傾向として、和の野菜は成果が良い。だが、アズキと並び、緑豆が良いというのは…温暖化を思わせるなぁ。ひよこ豆も良いのではないだろうか?

葉物は全般に簡単である。ネギは過湿を嫌うので本来は糸島に適していないと思うが、とりあえず問題なくできる。

ともかく湿度が高い、というのが特徴で、トマトは全くできない。かろうじてワイルドミニトマト程度だ。またイチゴも同じで効率が非常に悪い。

ということを考えると、トマトもイチゴも日本人は食べなくてもいいんじゃないかとすら思える。古き良き伝統を思い起こし、出来るものを食べる系、となると?

やはり大根の栽培かなぁ…


根切りの方法

 根切り

開墾するときの宿根の取り除き方で、これは耕しているのではないよ、というための工夫。

宿根を取り除く作業が皆が遠慮しているのは、結局、土の上下をかえすことになるから、だと思うが…

私も嫌だなぁ…上のほうの土が豊かなのに…と思っていました。それで、ゴボウみたいな根のカラムシやら、共存になってしまったのですが… うまいやり方を編み出しました。

くわではなく、ショベルを使います。畝立てでは、まず通路を掘るのですが、通路は、開墾してすぐでカヤの根が多い畑では多めにします…通路で遮断する作戦。

そして、肝心の野菜のお家、畝ですが、10cmごとくらいにショベルをショベルのブレードの長さ分指します。これは大体20cmくらいなので作土そのものです。それ以上の深さが必要なのは、大根とゴボウくらいでは? 間隔は10cmおきくらい。そして、ショベルで開けた空隙から根っこを抜きます。そのままショベルを抜けば、土の上下が替えることなく、宿根を抜けます。

たまに芋づる式にあれもこれも出てきますが、その場合は上下が多少替えるのは仕方がない。

しかし通路を作ってみて分かったのですが、通路が10cmでもあれば、ホントに楽です。畑っぽくも見えます。ランチでもするベンチが欲しいなって思うくらいです(笑)。

荒れ地畑の処し方

■農業記録の反省

昨日は緑豆初収穫で嬉しかったのだが、反省もあった。

播種日が見つからない。定植日は7月3日の記録があった。

記録をつけることは、私の持っているもっとも強い強みの一つなのに、勉強の記録とごっちゃになって、一番大事な播種日や定植日、収穫日がおろそかになっていたんだなぁ…。山の記録と同じで、調べた知識や情報は行動に生かすもの、それと、行動そのものの記録がまぜこぜになっているということが分かった。反省して、今日は記録を整理する日とすることにする。

■ 夏作の結果は6月、冬作の結果は10月

夏作の植え付けは大体4,5月だが、その結果は6月で分かる。夏作は、みるみる草に負けて作物が見えなくなるのだった…が、今回の冬作は、逆に野菜が生き生きとしていて嬉しい…。

■ 宿根は取り除く

宿根、だいぶ取り除いたからなぁ…。

宿根を取り除く作業は、結構な土木作業で肉体労働っぽいので、前にやっていた年配の女性では、たぶん、ここまではできなかったのだろうと思う…彼女の後に貰ったときは、ただのやぶになっていたから。

やぶというのは、野イチゴとか山野性の雑草の中で、非常に匂いの強いもの、ヤブランに似た葉のものが旺盛だったからだ。たぶんアレロパシーを出しているのと、カラムシは根が球根化している。セイタカアワダチソウは春に抜いたので、秋には全く花を咲かせておらず、さみしいくらいである。(アトピー用の入浴剤になるので)

今期は夏作で宿根に関する方針を”共存”にしていたのを反省して、取り除くことにしているが、根張りがスゴイ。これが根が土を耕すということの意味か…と思っている。つまり、すでに、根によって、耕されている。方針を変えたせいか、秋で草の勢いが落ちる時期だからか、両方だろうが、9月20日にスタートした冬野菜は、皆、1か月後の今、生き生きとしている。作付けの結果がでるのが、1カ月後くらいということだ。

やっと荒れ地畑の渡り歩き方が分かってきたかな。

■カヤの根っこ?

カヤの根っこは、島の農園さんによると除去しないでも良く、肥沃にしてくれるそうなのだが、大根名人の田中さんによると、根があると大根もあまりできないそうだ…。大根の根で大地を耕すことを目標にされている方だが…。

私は今期はキャベツの直根で耕してみようかなと思う。芋は、どうもイノシシを呼び寄せてしまうみたいなので。キャベツなら、だいぶ時間がかかるので、ほとんど植えっぱなしでいいということなので。

2021年10月26日火曜日

10月26日の松国荒れ地畑

 10月26日の松国荒れ地畑

昨日もおしゃべりに忙しくて荒れ地畑の整備終わらなかったので、今日も出かけたら、今日も人の作業の手伝いで忙しかった。

その一、イノシシ檻の場所整備。その2、イノシシ柵の移動。

まぁ麦の植え付けはまだ先だから、植える畝を整備するのはまだ後でいいか…一応米糠を撒いて、発効促進しておきました。

畑ってじっと静かにして耳を傾けて見ないとやることが出てこないんですよ…。今日は朝の静かな時間に行きたいと思ったのに、寝坊していけなかった(仏教説話の後になってしまった)

静かにしていると、畑の声も聞こえてくる。今日はオクラが、もう棒は要らないと言っていたので、取り外し、要らない枯れた葉を整理。その後、終わりかけの紫蘇を刈り、ハト麦は収穫して縛って、はざかけに干す。麦の畝を整備していないので、簡易はざかけなんだが…、草を刈り次第、移動したい。

ここは絶好の日向だ!と思っていた場所が実は朝は日陰なのだと今日はわかり、日影が好きな作物にむしろ適していると分かった。一年の後半は、奥の方がずっと日向で、日当たりが良いのらしい…たまには朝に行った方がいいですね。

畝をたてて、色々な葉物を撒いた。ルッコラは収穫。うれしい。もう遅いが、ゴボウ。5寸ニンジン、カツオ菜、ホウレンソウ、二十日大根など、主に麦を植え替える1月までに収穫できそうなものを撒いた。

去年は、収穫に長くかかる根菜類はなかなか待つ時間がじりじりとしていたんだが、今年は手がかけられないような気がしているので根菜万歳系な感じ。ニンニクなんてほとんど放置でできちゃいますしねぇ…ソラマメとかエンドウも。エンドウは11月に蒔きたいですが…蒔く場所の整備は後でいっか。

今日は、緑豆を収穫。サツマイモは一つコロンと出てきた。サツマイモですら、排除するような荒れ地だったってことですね~かぼしゃ全滅だしなぁ。その同じ条件で植えたのに、小豆は実っているので、アズキはエライ。菊芋も多少収穫しました。葉物はなっても食べきれないで困るので、長く土に入れておく、キャベツ、白菜、を苗で植えてみようかな。

去年はカボチャが終わるのを今か今かと待っている時期だったので、その去年からすると成長率150%な感じです。麦が1月定植って言うのを知っているだけでもエライ差です。

2021年10月22日金曜日

10月20日松国の荒れ地畑

 10月20日松国の荒れ地畑

今日は明日が雨予報ということで、種まきチャンスを掴むため、畑へ。予想以上に収穫物がある日だった。

午前中ライフワークであるクライミングによる町おこしで、メール対応に忙しい。やっとこさ終わって畑へ急ぐ。とちょうど会いたかった山下さんに会う。現在懸案になっている、移住先の家の畑だったとされる土地が、カチンコチンで話にならないレベルという問題を相談…もう駐車場の土地みたいに固いんだけど、作物作れるのだろうか?

イノシシに荒らされた箇所をチェックし、進入路を確認した…ブッシュからきれいに蹄の跡がついている…。のに、都会暮らしの人が多い松国の畑では、荒らされたということも分からない人が、これイノシシなの?とか言うのでガックシ…。松国はガードが弱い。というか福岡はイノシシ王国なんだけど…。山梨もイノシシは出たが、福岡のイノシシ濃度とは話が違う。今日は15頭捌いた話を聴いた。女性で手伝っている人がいるんだが…私はとてもじゃないがやる気になれない。そもそもベジタリアンっぽいし。

一応南の畑をチェックすると、一杯インゲンが取れた。夏の終わりに蒔いたインゲン…枯れて支柱になると思われるものの足元に一粒づつおいて置いたのが、今、収穫期。草も伸びているので刈ってもいいとは思ったが、別の用事を優先する。

稲の方は稲刈り、もう少し先だった。

荒れ地畑では、隣の今林さんがすっかり草を刈り倒してトマトをリセットしていた…私も、畑は区画に分け通路と植える場を細かく分ける方針にしばらく前に変えた。…のは、夏作をしてみて、草で作物が埋もれるので区別が肝心と理解したため。秋作で播種した菜っ葉や大根、ニンジンは健全で、他の作物は順調に枯れて生きつつあった。多年草化しているじねん生えの花オクラの最後の種取。じゅすなのか、ハト麦なのか、枯れ始めているものを試しに収穫。にんにくや分葱、らっきょうは順調。

ムギの播種をしたいと思っていたので、蒔き床を作るのに畝立てから。上の草を全部刈って土を露出させると、ふかふかの土。この土のありがたさが分かるようになった。なんで、畑の後放置20年であんなにカチンコチンだったのか…意味が分からない。この畑より悪化する場所に行くのだったら、気が進まないな。麦は、スペルト、小麦、大麦の3種を種おろし。草で蓋をする。

刈った草の中にマメ科があったので豆の部分だけを取って残渣は戻す。家に帰ったら、どうも小豆のようだった。もしかして、春に蒔いたのかなぁ‥。蒔いたことを忘れたよ…。

他にソラマメは10月10日に蒔く約束なのに、今日は時間がなかった。そら豆を撒く予定のところは、まだナスが居座っているが…。ハト麦の後に蒔いてもいいか…。

葉野菜を色々間引き…フレッシュな葉ものが手に入ってうれしい。塩でもんでご飯に混ぜて食べました。インゲンは胡麻和え。

オクラとナスも取れた…が、ほんのちょっとなので、味噌汁と冷ややっこの飾りくらいかな...

涼しくなったのでノーガードの半そでで作業したら、やっぱり蚊に喰われた。夏の一番暑い時は蚊もいなかったのに、今頃たくさん…

稲刈りはまだだという結論で、11月移住計画はそもそも無理かもしれないが…。延岡遠いから、一か月くらい延岡近所で居候できる家ないかなぁ…。まぁ電気と屋根さえあれば満足なので、椎葉の家にやっぱり行くかなぁ…。畑問題が解決されないまま、移住してしまって、やっぱりダメということになったら、お互いにガッカリしてしまうだろう…と思うと気が進まない。

一方では田舎では住まない限り、道は開けない。住んでいればあれこれ情報も入るものだしなぁ…。どうしたもんだか…また白髪が増えそう…。一か月くらい遊んで暮らしてみて、ダメだったら帰ってくるかね?

2021年10月12日火曜日

春ジャガは白、秋ジャガは赤

 春ジャガは白、秋ジャガは赤

春に赤のジャガイモを植えるとニジュウヤホシテントウとの戦いで大変。秋ならぜんぜん虫が来ないので大丈夫。秋は白系のジャガイモは、芽が出るのが遅くて、霜が降りるまでに芋になり切らないことが多い。

秋ジャガの核心は霜が降りる前に芋にしてしまうというタイミング…。

春ジャガの方は虫。

2021年10月11日月曜日

はざかけ方法

 10を学んで1しか覚えていない人でした…

=稲掛けを覚えていなかったこと…。
ショックというかだいぶ反省しました…去年、初めての稲刈りをしたのち、村山さんから直接はざかけを学んだはずなのに、覚えていたことは、
先に2本の足を作る+そこに一本足を足す
ということだけで、その他の情報はごっそりと抜け落ちていました。”1を学んで10を知る人”とクライミングでは言われていたのに、なんと、”10を学んで1しか覚えていない”と今日は一年後に発覚しました(笑)。これはまずい。
よく学べていない、と言うことは分かっていたのですが…いや驚ろいたなぁ…。
というので、以下まとめです。
1)まず横棒を地面におく(4m)。南北
2)足は端に3本、中間2本
3)外の支柱を数えるとハの字形
4)まず足を全部たてる (風に強いハの字型)
5)足は土中にハンマーでたたきいれる
6)足の片方に荒縄(2.5、だいたい裄丈の2倍)を縛りそこから支柱を固定
7)両端端は3点にするが、最後の1本は最初の2本をつないだ戦に対して90度になるように打つ
8)高さはハンマーで打って調整
9)横棒は固定しない
10)逆上がりができるくらい安定
11)稲が地面から50cm以上上になる
12)約1カ月干す
刈るときは、三束、左右、真ん中 片手でつかみきれる最大量
縛るときはねじって、両末端をねじ込むだけ。それよりも末端の高さを揃える。
3分の2づつ左右に振り分けて並べる
その後、最後の藁が動かないようにするには、稲をほかの稲束と結ぶ
鳥よけは別に支柱を立てる(移動しやすい)
ということでした‥‥だいぶ記憶があいまいになっていたなぁ…
クライミングでは、1を教えてたら、10くらい分かるようになって教えてくれた人にビックリされたので、よっぽど危機感だったのかなぁ…勉強熱心=危機感ってことで…(笑)。

2021年9月18日土曜日

刈払機

 刈払機 丸山2600

を購入したら、お店の人が、私がお店が出来てまだ何も農機具が置いていないころに行ったことを覚えていてくださり、嬉しかった。

色々なことをお話ししたんだが、中古農機具販売というのは、大規模に経営している単作の農家さん達とは縁がなく、そういう農家さんは、大体、基本的に補助金で新車のトラクターとかを買うのだそうだ…

古い丸山の刈払機を買って満足…♪

だって、ホームセンターのを買ったら、絶対に本業にパワー不足だろうし、かといって本業用のだと高すぎて買えないし…新品をもったら大体はお上りさんと思って馬鹿にされるわけだし…(まぁ本当にお上りさんだから、愛情もって見守ってもらえるという意味では、新品持っているほうがいいのだが…)

私が古い山やさんに愛されたのは、持っていたハンマーが先輩に借りて持って行った超レトロ品で、ナイス!という印象を講師陣に与えたため…。初めて沢に行くときも、後から買ったきれいなミゾーのハンマーだが、やっぱりハーケンとセットで自分のを持っていくので、使わないにしても、ちゃんとしてる、という認定を貰うことが多い。

教育を受けているのと受けていないのとでは、こんな差が出るわけだけど…

何でも新品だと伝統と繋がっていないみたいな感じだし、生意気な感じもするし…最初は道具の良しあしなんて分からないのだし...、つまり、どんなボロでも手に入ったものが正解。

まぁ、要するに大満足したってことです。9900円でした。


2021年9月15日水曜日

野崎2号、阿蘇高菜、キャベツを蒔きました

作業詳細

1)山の土と岩の上の上等の腐葉土を取りにいく

2)それぞれふるいにかけ、石や大きな葉っぱ、根っこを取り除く

3)4:6くらいで混ぜる

4)セルトレイにしっかりと指で押して詰める

5)ケシの実サイズの種をピンセットで撒く

6)覆土は振るいを使い、指でしっかり押す

7)被覆材は、切り刻んだスギナがベスト。

今回はスギナ干したのがなかったんおで、麦の皮を切り刻んで使いました。軽いので風で飛ばされるかもしれない。麦だと水分を保湿しないかもしれない。前に大根の干葉でやったらダメでした。保湿しすぎでした。被覆材は思案のしどころです。

8)潅水

潅水は技術です。最初と最後の水はボタボタ落ちて種を土ごと飛ばしてしまうので使わない。春の雨のように優しく降り注ぐように潅水します。

9)次はポットに揚げるので、毎日潅水が必要なので旅行の計画はしばらくは立てられません(笑)。

しかし、秋は9月はじまりなんですよね。早く春菊を撒きに行きたいが、今日は曇りでチャンスなのではありますが、自伐協のセミナーがあるということで、泣く泣くチャンスをお預けに…金曜日にかけるしかないな!

セミナー類は夜だと助かるんだけどなぁ…農業で忙しくない時期とずらしてくれるとか…


2021年8月12日木曜日

”生態系の自己組織化”

”生態系の自己組織化”

が自然農で目指すことなのではないのかなぁ…

松国の菜園に立った時、山の中にいるのと同じ清廉な感じがしますが…それは、循環しているから、だと思います。

循環=自己組織化

ではないかと…。別名で言っているだけで…。
http://sophia.washida.net/book/ecology/mat-2.html

2021年8月10日火曜日

鯨油による注油法

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日本では1670年(寛文10年)に鯨油を使った注油法が発見されています。
この方法は、まず油を水田に注いで水の表面に被膜をつくります。次にイネを竹笹などで払って害虫をそこに落とします。落ちた虫は油が体に付着し気門がふさがれ窒息死します。油は主に鯨油でしたが菜種油などの植物油が使われることもありました。
この技術は筑前国(現在の福岡県北部)で偶然発見され、九州を中心に日本各地に広まりました。
近世三大飢饉の一つ、1732年(亨保17年)の大飢饉は、原因の一つがウンカ類の大発生でした。
その対策として、筑前、筑後(今の福岡県南部)、肥前(佐賀県や長崎県の一部)や加賀(石川県)など各地で注油法が使われました。
それ以後、ウンカ類などが発生すると、幕府は鯨油による注油法を各藩に指示しましたが、鯨油が高価だったために容易に普及はしなかったようです。
注油法は、明治初期に鯨油から石油に替わり第二次世界大戦後までウンカ類の防除法として利用されていました。
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https://www.jcpa.or.jp/qa/a6_11.html

2021年8月8日日曜日

8月8日の松国自然農の集合日

 8月8日の松国自然農の集合日

今日は松国自然農の集合日でした。

1)実習

種取り:キュウリ、ミニトマト

にんじんの播種

・基本通り除草、除表土、軽く耕し宿根を除く

・種取のニンジンのさやは発芽率の問題があるので、厚く蒔く

・覆土はニンジンだけはふるいを使う

・今週は雨予報なので青草、人参は光を欲しがるので特に細目で光が入りやすい草で蓋する(乾燥を防ぐ)

だいこん

・基本通り下地整地

・だいこんはさやごと。踏んで鞘を割ると良い

・光を必要とするわけでないので枯草で蓋するのでもOK

たんぼ

・除草は出穂前に済ませる

・茎が平から丸く太くなってきたら、根を踏まない方が良い

・今年茎が枯れていたり、黄色っぽいのは、水の問題より、気温が高いからではないか?

・かげん:写真の感じだと、一列置きの除草を今週はいればOK

午後

・川口さんの最近のご様子のYouTube動画閲覧

URL:https://www.youtube.com/watch?v=uNc9eXFg0C4...

・BSで放送された世界の食糧危機に関する放映の録画を閲覧

https://www.youtube.com/watch?v=0kWqxxWDQJw&ab_channel=NHK





2021年7月19日月曜日

7月18日の松国 2度目の除草

7月18日の松国 

今日は荒れ地畑の未開墾部を開墾でもしようかね、と思って行ったんだが…

結局、小さいほうの田んぼの除草をすることになった。サクラタデ、前回徹底除草しているので、そんなにはびこっていない…ので、してもしなくてもいいや~という気持ちだった…。

ところがやりだしたら、新たな発見が…なんと水不足で田んぼが陸稲状態…といいうので、水草であるサクラタデは、なんとか生きながらえている、という状態で、息も絶え絶えだった…つまり、この状態で雨が降る前に除草するというのが一番の駆逐タイミング…ということだ。今日は気温はそこまで上がっていないが、南方に台風が来ているので、いつ崩れてもおかしくない。というので、これは天気との競争だ!と言うことが分かった。ので、基本、登山しているときと同じモード。ダッシュで登ってタッチして、ダッシュで降りる。川口さんは一列置きに除草する、なんて悠長なことを言っていたが、そんなことは気にしていられない、いまこそ大チャンス!

というので、サクラタデを軽快に抜く。根が弱っているのと腐食が乾燥でふかふか状態なので、抜きやすく、バケツに5杯も除草。そう密度が濃くないので、そこまでヘトヘトにされずに済んだ…。これ、一雨来たら、一気に回復して元気になるんだろうな。

今はお米も草も元気がない…がそんな時は除草の大チャンスなのだと分かった。

不景気の時は、ホントはえこひいきするのに大チャンスなのだ…でも政府は、大きなものを助けて、小さなものを助けていない…ので格差是正のチャンスなのに、拡大のチャンスにしかなっていない…そんな感じ。

農業は気候のアップダウンの流れに乗ったもの勝ち。商業は景気の波に乗ったもの勝ち。どっちも常に流れを見ている者にしか、チャンスが来たことが分からないのだ…

というわけで大チャンスをつかんで、一気に除草で気分上げモード。現在、充実感一杯で祝杯、というわけで、日本酒と焼きナスで一杯中!

田んぼは乾燥で、モグラが復活して私の稲の周りはモグラの迷路のように通路が張り巡らされていた…どうも腐り始めたサクラタデの根をミミズが食べ、ミミズをモグラが食べるらしい…そして、生き残れなかった弱い稲は、ナメクジが食べてしまっていた…。競争、確かにありますね…競争というか、運、という感じかな。

今日は帰りも田畑さんを乗せて帰ったので、楽しくおしゃべり出来て、嬉しい一日だった。山下さんはベテランさんだけど、母性で寄り添うのが得意な方で、田畑さんは、言葉で返してくれるので、私の疑問をぶつけやすいんだな~。

2021年7月17日土曜日

7月16日の松国の作業 田んぼの除草

  7月16日の松国の作業

昨日は比較的涼しい日だったのでチャンスとばかり、田んぼの除草に出かけた。3回目の除草。

まだ幼い稲のうちは、手を貸さないと、稲は雑草の勢いに負けてしまう。なので、除草は、母性を活用する活動だ。母性的な人の方が育てるのがうまい。相手が何かを口に出さないでも、すっと察して手を貸すような人のことだ。

小さいころ、母は厳格で厳しく、”気が利かない”と言われて、叩かれることが多かった。弟については、母はしつけは、”男の子だから”と諦めモードで、妹についてはもう仕事で忙しくて、しつけどころではない…ので、結局、第一子の私にだけが親としての厳格さで及んだと言える…小さいころ母が私を叱るスタイルは、正座させて定規で叩くという時代錯誤感があるもので…それを私はそのまま弟にしたことがあるんだが…母にはそれはかなりショックだったようだった。私自身も、なんでそんなことをしたのか?しつけスタイルを弟にやった理由が何だったのか?今では分からないが…。弟が泣いてごめんなさいと謝るのが印象的で、その時は勝利者と敗北者がいたような気がする。恐ろしいことだ。

母の厳格なしつけはどこから来たのか?というと?おそらく、親としての務めを果たさないといけないという不安と恐怖、そして世間へ後ろ指を指されてはいけないという世間体で、子供のころの私の自分の状態を私は人質状態と感じていたんだよなぁ…。母の世間体のために、見栄えのする良い子でいる必要があった。大体体よく母の道具になってやった。それが子供のサバイバル術だからだ。

諦めて良い子になったということ。あきらめて家のことをやり始めた。それ以外に生きる道がないみたいな感じ。たぶん、弟にも妹にも、そのような状況にぶら下がることが彼らにとってのサバイバル術だったんよなぁ…

そこに、”幼いうちは手を貸す”、という発想はない。母は私に必要なことを考えて手を貸して良い子を育てたわけでないし、私は弟や妹が幼いから、今は、と手を貸していたわけではない… 誰にも母性はない。母が作り出したいサクセスストーリーは、私が異常に優秀で母性にあふれた人で、自分の進学どころか、弟と妹とついでに母まで養うというストーリーのようだったようだが…どんなに気を利かせろと言われても、ない袖は振れない。

そうできたら良かったなとは思うけど、そうは問屋は下ろさないとも思う。幼いうちは手を貸す、どころか、カラスノエンドウにすらすがるエンドウ豆のようなありさまでないか…カラスノエンドウのほうがうんとか細いんですぞ?

ということで、カラスノエンドウは、エンドウ豆から離れて生きることにした。

お米は、見ていると、どうもすっくとひとりで天を衝くように葉を延ばすのが好きなタイプで、不定根で地面を矮性で広がる水草に、まとわりつかれるのは好きでないみたいだ。矮性の草は、自立心がある草に立ってもらって、自分はその草の方向に向かいたいもののようで、そういう立っている者がない場合は、ずっとグランドカバーをしている。

お米の気持ち、分かるなぁ…。自分は目指すものがあって伸びているのに、そんなものがない矮性の水草が自分の進路を真似して来ると、ああ~気持ち悪い!しかも、重たいんですけど!みたいな感じだ。葉が触れるのすら嫌って感じ。

お米にとっては、勝手にさせてほしいって感じなのだろう…と。というわけで、お米を除草で応援してきた。

まぁ水草の立場になると、お米と同様に懸命に生きて、その生き方が矮性だったというだけなんだが…どこにでも根を出して懸命。

今年福岡は空梅雨で、本格的な梅雨は来ないまま、夏になった。松国では自然農の田んぼに限らず、他の田んぼもみなひび割れており、水が来ないで困っている…。

そういうわけで、水草は弱っており、水陸両用のお米のほうが有利だった。

2021年7月13日火曜日

自然農のお友達

 自然農のお友達

安心して、差し上げることができる人たち…。

私は長女のためか、もともと、分かち合いの精神が豊富というか、弟と妹とは母親をめぐって取り合うことがないよう、ゆずって譲ってき、母と私は、弟妹をめぐっては同盟関係にある、という感じでした… 子どもである私にとっては早すぎる負担、という気が客観的にはしますが、そういう流れにあっても、なんとなしに耐えれてしまった… と言うことがあります。

夜学の出ですが、なんとか卒業できてしまい…9割の学友は卒業できなかった… しかも海外の留学まで出来てしまいました… その苦労を知らない人は、「英語が話せていいね」とか、「国立大学卒?だからお金持ちなんだね。私は私立しか行けなかったから貧乏なのよ」とか、意味の分からないことを言いますが…

親切にして、このような言葉を返されていたら、もう絶句するしかない…そんな感じの人たちが多く…これは私が”引き寄せ”でもしているのか?大丈夫なのか?私…と不安になっていました。

自然農の世界に来て、安心して親切にできるというか…昨日は村山さんがキュウリをくれたのですが…村山さんのトラックを見たら、こんもりと枝豆が…キュウリも、ナスも、すごくよく出来ており、餓鬼道の世界ではない、豊かな世界を見たというか… すでに満たされている人には、安心して親切にできるというか…

山下さんに、先日、私が種取したホーリーバジルを差し上げたら、大事に大事に扱ってくださり、そして、それをたまたま見ていた磯貝さんに、私が差し上げた種を分けてあげるところを見たら、自分の分より多く差し上げておられ… やっと正常な世界に来たのだ…と思いました。

2021年7月12日月曜日

エリートの教え方ではやっぱり初心者は、教われない

■エリートの教え方ではやっぱり初心者は、教われない

今日の集合日は、田んぼの除草方法についてでした。これは、指導者への愚痴ではないですが、教え方が…それでは、”教わること”が、初心者には無理!と思いました。これはクライミングの教え方でも同様に感じたことです。

条間に体を入れて、株間の草を接点から下から刈る。

教科書に書いてあることはこれだけです。指導者もそう同じことを言います。

ところが、草によっては水草で、不定根が出ており、刈るとそこから増えますので、目の前にある草を刈る、と言うことをすると逆に増えます。ジッパーのように引っ張って行けばその先に本体の根がロゼット状に茎を這わせているのを見つけることができますが…それを見つけるという作業は、条間に体を入れて株間の草を取る、というのとは全く異なる作業になってしまいます… それでも水草はしつこいので、その本体の根を刈らないと…となり…

そうなると基本と全く違う…

となります。私はこれできちんと草を刈っており、それでも逆に水草が増えてしまうので、おかしいな~と何度も指導者に質問してみたのですが…彼は、私の作業の何が問題なのか、解決できなかったです。終いには、はぁ?何が分からないの?何度同じことを言わせるの?みたいな感じになりました…

しかし、絶対に何かが違う…と思って、田んぼを歩き回り、ベテランの田畑さんが作業していたので、チラ見したら… 

・草を刈る位置が違う

・刈った後の草の戻し方が違う

でした。草を刈る位置は、なんと、分厚い腐食の下です。接点から刈るどころか、芝生マットみたいになっている田んぼの腐植層5cmくらい下です。そして、刈った草はその腐食と混ぜて、天地を返してグルグル巻きにしてしまいます。腐植の天地が入れ替わる感じです。

こうすると、水草を制することができる…出来上がった田んぼの印象も全く違います。

植物は腐植が大好きで、大体腐植に置かれたら、根を出してしまいます…最適な水分、最適な空気なのでしょうか…そこからさらに試練?で固い大地に根を下ろすかどうか?は微妙ですが…

お隣の太田さんが私とは比較にならない草ぼうぼうで、稲苗の姿が草に隠れて見えないほどでしたが…新人さんなので、ダメのやり方で除草していました…私はピンと来たので、田畑さんを呼んで、太田さんに刈り方を見せてもらったのですが、太田さんも、指導者の指導どおりやっていると思っており…もちろんベテラン田畑さんも指導者の指導通りやっていると思っており… 二人とも言われたとおりにやっていると主張しますが、ぜんぜん実際の作業を見ると深さも後処理も違うし、何より結果も全然違う…

私は、こうして起きていることに、誰も悪い人はいないのに、なぜか失敗する人と、成功する人が出てくる…と思いました。

農業は作業まで手取り足取り、でやらないと、口頭の指示だけでは技術習得にならないのでは???

何しろ、川口さんの本に書いてあることをやっているつもりで、全く遠く届かない成果しか出せないということは、何かマジカルなパワーが出ている、とかそう言うことではなくて(そう言うことに帰結したくなる気持ちは分かるが…)、指導している人がしていないつもりでやっている無意識の作業のコツ、というようなことだと思います…

それは指導している人は、自覚してやっているわけではないので、言語化できないのではないですかね??

私はクライミングは下手ですが、下手だからこそ、言語化できるというか、上手な人はへたな人がなんでできないのか、そもそも分からないらしいんですよね…

腐植

昨日考えたことです…。

たぶん、自然農では、腐植を、”土壌”とは認識していないと思います。しかし、おそらく腐植は、一般的な耕す農法の人から見ると、腐葉土=単なる肥料。土づくりで、鉱物主体の土と混ぜてふんわりさせて、そこに種を蒔いたとしたら、その人は、耕して、肥料と混ぜて、そこに種を蒔いた、と感じるでしょう…

自然農の畑は、未分解の草のそのような状態の土が年数分積みあがっている訳ですよね…ということは、自然農の人が言う、”耕していません”、は、他の農法の人が言う”耕して肥料と混ぜる”と結果的に同じことになる…

柔らかい腐植の上に出た植物の芽は、ふんわりしていて頼りなく、そこからさらに下の、固い土壌で成長するかどうか?は、まだ分からない…ところが、もしも腐植の層が20cmもあれば、それは、そのまま作土層で、それだけで野菜は立派に出来てしまう…

それが自然農で月日を掛けた農園で起こっていることで、それはもしかすると篤農家の人たちがすでにやっていることと同じことなのではないか?と思いました…

篤農家が思案の末にたどり着くことを、お釈迦様がチューラパンダカには、塵を払え、垢を払えとだけ、教えたように、これだけしていれば絶対に誰でもあきらめないかぎりたどり着ける、そういうことを教えたのが自然農、なのではないか?と…

2021年7月8日木曜日

土壌微生物による病害防除

土壌微生物による病害防除

・主因、素因、誘因が揃わないと発病しない

・フザリウム→品種で抵抗

・半身いちょう病 → 春秋 温度

・軟腐病 →夏 温度

・根こぶ病 →重力水、PH7.4以上では発病しない

・青枯病 →土中の深いところ 23度以上

微生物による防除には

1)抗生、2)寄生、3)競争、4)抵抗性、5)アレロパシーがある。伝統農法は、5)を経験則的にまとめたもの。サルビア現象が有名。

・微生物は非常に好みが激しい

・単子葉植物と双子葉植物を混植するのが基本

・科を変える

・抵抗性品種を用いる

・育苗土はその作物にとって一生の付き合いになる菌を決める

・土埃が立つような場合、フザリウム菌が胞子で飛ぶ

・フザリウムには、ネギ、ニラで対抗

微生物資材が効かない理由は、移植しようとする微生物に餌と住処がないから。

主因=病原菌 (土ちゅうのどこにでもいる)

素因=植物の感受性 品種でかなり違う

誘因=環境 温度やPH

結局、微生物資材を用いるプランより、

1)環境要因を避ける(=適期に栽培する)

2)多様性を維持する(単作=微生物相の単相化)

が大事と分かりました。

青枯れ病は土中の深いところにまでいるので、土壌消毒はあまり有効でないそうです。まぁトマトはイラナイってことかなぁ。私の畑では大玉は、どっちの畑でもダメそうですが。

2021年7月7日水曜日

ナス品種 研究

■ナス品種 

昨日みたら、荒れ地畑の大長ナス、けっこう育ちが良かったんですよね… 比較的乾燥地帯なのに。湿気が好きと思って、南の畑に植えたほうがイマイチの生育。

露地栽培に向いている代表的な品種
=「千両2号」「式部」「庄屋大長」

千両2号のストーリー
https://www.takii.co.jp/.../playback_nasu/chapter2.html

甲府では石ナスになったから、今年糸島でできたら嬉しいなぁ。

庄屋大長ナス
https://nasu-sodatekata.com/.../%E5%BA%84%E5%B1%8B%E5%A4...
これは今蒔ける。

天敵利用リスト

■ 天敵利用リスト

https://www.naro.go.jp/publicity_report/publication/pamphlet/tech-pamph/069415.html

1)ナス

 https://www.naro.go.jp/publicity_report/publication/files/Jirei_2_Nasu_Miyazaki.pdf

バジル、オクラ、ゴマ、マリーゴールド、

2)ネギ 

大麦

https://www.naro.go.jp/publicity_report/publication/files/Jirei_6_Negi.pdf

2021年7月6日火曜日

7月5日松国の作業

ランチで日向うどんへ…福岡名物、ごぼてんうどんを冷やしでいただく…

その後、松国に行ったら雨…。の合間に、かろうじて、落花生の除草。結論的には除草は、自分が思っているより、広範囲に必要なようだ…植物同志はどうやってコミュニケーションしているのか分からないが…実はずいぶんと、広々とした場所がすきなのかも?
枯草マルチをしていたので、除草自体はそう必要そうでなかったが、広範囲に刈って、広々としておいた。インゲン収穫できそうだったのに雨が降ってきたので、しそこねた。
まだ第二弾のトウモロコシの種まきなど…したいことがあったが雨でできず…
いちご、一個収穫…摘んでその場で食べた。ワイルドミニトマトはいいのだが、ナスとか元気がないんだよなぁ… 補いをした方がいいかも…
次回の課題:
・補い
・大豆の種おろし
・トウモロコシ第二弾
・オクラ第二弾



2021年7月4日日曜日

7月3日の松国

7月3日の松国

収穫
5月26日に蒔いたインゲン豆の初収穫。
枝豆の収穫


小さいほうの田の除草一回目

荒れ地畑…
初の収穫。動物が来ていた。ジャガイモとかいつ収穫になるのかなぁ… ワタはまだ小さい。 ホーリーバジルがトマトに変身。

ナス、トマト、キュウリ、オクラはいなくなっている。何かの豆を苗床から定植。

奥の畑
畝を作り直したら、畝間に水たまりができている場所があったので解消。ヒマワリ種まき再トライ。枝豆収穫。セロリ好調。大根種まき。

今日は、雨が降り出す前に行こうと思ったのに、結局着いたらジャージャーの雨で、することがないなぁとなった。とりあえず偵察。

水たまりができているのを解消したり、トマトの誘引をしたり…ナスとトマトしか生きていないなぁ‥ ツルムラサキやら、ホームセンターで買ってきた各種苗やら色々入っているハズなのに、存在感ゼロ。春菊はまだまだ咲いている。花期が長い。コリアンダーはいよいよ種になってきた。大発生していた虫も良い加減にいなくなっている。

荒れ地畑では動物に荒らされた痕跡があった。とりあえず、セイタカ泡立ち草を抜く。ほんと倒したら何もいいことがないのが、不定根を出す系統の雑草だなぁ…。セイタカアワダチソウに関してはマスターしてきた。

サクラタデの除草で、一回目の水稲の除草に入ったが、サクラタデはあまり悪さをしているようには感じられなかった。とりあえず2時間ほど除草。

種まき…と思って行ったけれど、結局雨の日は種まきに向かない。雨が降る直前に行かないと。。土をいじるのにも向かない。ただ観察する日、っていうのがいいのかな。



2021年6月30日水曜日

~しない を ~する に言い換える

■木嶋利男さんの伝承農法の本

古い日本の伝承農法から、現代にも役立ちそうな知識を拾ってきたものですが…(『野菜作りの知恵と技』)。

自然農の方法論を作った、福岡正信さんや川口由一さんは、古い日本農業の伝統から、自然農を編み出したのだろうと思います。

自然農は、定義が、〇〇しない、という慣行農法のアンチテーゼっぽい定義になっているので、そこが慣行農法主体の現代農業との衝突の原因のような気がします。実際、自然農の仲間の中でも、排除があります。例えば、種おろしを播種と言っただけで反発するなど。自ら対立を生むようなことをしているのは、いただけない点ですね…。対立ではなく、相互に農の世界を理解し合う仲間であるという共通点に着目したいものです。

 ・耕さない

 ・草や虫を敵としない

 ・肥料を用いない

を言い換えて

 ・不耕起栽培を旨とし、土壌微生物との共存共栄の道を目指す

 ・草生栽培を目指す

 ・病害虫は生物多様性で対応する

 ・自然の養分を最大限に生かす

で、どうでしょう? これなら、受け入れやすいのでは?

自然暦

 梅開花&ウグイス初鳴き → 畑の準備

アブラナ科開花 桜開花 → ジャガイモ植え付け、春野菜種まき、春ニンジン

桜満開 → 春大根種まき サツマイモ布施込み

ヒガンサクラ開花 → ナスの種を蒔く

桜葉桜 → きゅうりの種撒き

藤の花開花&大麦出穂 → 夏野菜直播き 遅霜の心配がなくなる

藤満開 & 小麦出穂 → 夏野菜定植

かっこう初鳴き → 枝豆種まき

アジサイ開花 → 夏野菜収穫

アブラゼミ、ヒグラシ初鳴き → 夏ニンジン種まき

やまはぎ開花 → 白菜の種撒き

ススキ開花 → 秋冬野菜の種撒き

ヨメナ満開 →ホウレンソウ遅まき 菜種たねまき

イチョウ紅葉&カエデ紅葉 →小麦の種撒き、秋冬野菜の収穫

2021年6月29日火曜日

栽培メモ 

1)多粒蒔き

オクラ 6粒 60cm間隔

枝豆 3粒 2本立て 摘心、土寄せ 

トウモロコシ 3粒 1本立て

2)ずらし撒き 通常型と越冬型 越冬型がおいしい 短日条件

ニンジン 春蒔き、初夏まき、夏まき 秋まき 9か月蒔ける 120日かかる

ホウレンソウ 9月10日を境に越冬型

3)逆さ植え

ジャガイモ。秋植えは早めに彫り上げる。春植えは遅取りで長期保存する

4)冷湿処理

ナス科 野菜室へ

5)アブラナ科は残渣を細かく切ってすき込むべし

■ 

・秋の一日は春の一週間

・彼岸で作り方を変える 9月20~26

・彼岸以降は、キャベツ、ブロッコリー、白菜は 根切り植え。

・ソルゴーを植えるとニンジンが元肥なしで育てられる

■ 人参

・連作する

・穴をあけておく

■ 玉ねぎ

・連作する

■ 病気の出た作物=すき込み=分解され、病原菌に強い土壌になる

■ 敷き草

藁=ケイ素。

■ 混植

里芋&大根

8月 里芋の日陰に大根を蒔く 40~50cm 離す

大根と人参

ニンジンを7月中旬までに蒔き、遅れて、8月に上旬に大根を蒔く

■ 玉レタス

7-8月植え付け 

葉ネギ カラカラ植え

■ 交互栽培

エンドウの跡=ナス 

■大根

子葉はハート形を残す

本葉3枚

最期は本葉7-8枚

■ 里芋は麦の間に早植えする

■ ブロッコリー、キャベツの根は、倒して葉をとり、苗とする

■ ごぼうのタコ足

ゴボウは多年草  成長点を土に残して収穫する。


 


全国農地ナビ

 https://www.alis-ac.jp/FarmInformation

6月のまとめ

6月のまとめ

5日 ウミカエルマルシェ×荒れ地畑 種おろし
8日 春菊、ニンニク
11日 春作最後の収穫、ジャガイモの花咲く
13日 稲苗床上出来、畔塗り講習会
15日 人参収穫
20日 集合日 ニジュウヤホシ、ナガメ
22日23日 田植え
26日 畝上げ
30日予定 続き 畝整地

6月はおおよそ10日の出動でした。山と農業を組み合わせるというのは、まだ達成できていませんが、なかなか充実した6月。なんと言っても、田植えの前後で季節の暦は一気に夏へ。

登山は、ギリギリ3山行。
アウトドア活動が月10日だと、年間では120日になり、大体満足できるレベルです。田舎で家が近ければ、もっと満足しそうです。

今月の農的な学びは、やはり

・品種 古い品種ほど病害虫に強い レッドムーンは虫害がスゴイ
・6月までアブラナ科を引っ張るとナガメがスゴイ
・エンドウは早めに倒し、ソラマメは立ち枯れOK

ということ。自分なりの輪作の体系を今作っている感じだ。畑はほとんど実験場。
明日は雨の前の日なので、畝立てと畔豆、今蒔けるものを蒔く日、としたい。

他の課題としては
・より安価に畑に行きたい 車を買い替えを検討
・車に乗っている間に、オーディオブックを聞くのは有効かもしれない
・体力低下が著しいので食い止め

対策としては、

・夏本番の7月は水泳を再開すべきかも

現在進行している良い習慣は

・早起き 5時前に目覚めるのを何とかしたい気もするが…
・発酵食 なんか醤油床にハマり中 かなりうまい

去年との差が大きい。やはり、お金をもらって農園で働いても、思想が確立していないところに行っては、何の勉強にもならないのだということが分かった…。 これまでの戦略としては、お金をもらって勉強するということだったが。これだと方法論として欠落があるなと。成功者から学ばないと学んだことにならない。

生活面で改善取り組みは、ホントはカフェイン断ちだったのだが、早速、今日挫折してしまった…。エライ頭痛がするのだが…。低気圧接近によるものなのかなぁ…

2021年6月27日日曜日

6月第4週=田植え

■6月第4週のまとめ

6月第4週と言えば、

田植えシーズン

ということで、田植えで始まった今週。自分の田は規模的に一日レベルだった。

来年への稲作Hackとしては、苗床の土を水が入る前に埋めておくこと…水を含んだ土は重く、田植えそのものよりも整地にくたびれた。

普通の代掻きする田植えもできたほうがいいのだろうなぁと思わないでもない… のが正直なところだ。代掻きの有無以外は、腐食の層も、苗のサイズも苗の植え方もあまり変わりがないからだ。

一畝は一日でできるので、これを毎日やれば…7日で一週間で一年分…7か月分くらいの米がとれるのではないかと…目星がついた。

畑の方は春の収穫が終わり、初夏のジャガイモが終わり、次の作付けや次の作物が実るまでは、また少しすることがない時期に突入。ジャガイモでは、品種による虫の差を学習。あとは土寄せの重要さを学んだ。

来年は、ジャガイモはある程度まとまった場所で、種取のアブラナ科の作物とは離して植えないと、菜亀とニジュウヤホシテントウのダブルパンチになったら、さすがのジャガイモも苦戦するようだ。麦との混植は日陰化するので今一つおススメできない。ジャガイモは特に地温が欲しいものみたいだ。

よくできたエンドウだが長々と倒さずに枯らしていたら、蜂が巣を作ってしまった。ので、エンドウは早めに倒してしまって良いらしい。一方ソラマメは、木質化するまで放置で良いらしい。

アブラナ科を夏まで生かしておくのは、菜亀の面でおススメできないと理解。夏のキャベツは虫食いがあるものを買うべし、と理解‥‥以前明野で、キャベツは作れなかったが、そうだろうとも、と言う感じ。

セロリは匂いがある作物なので楽にできた。ジャガイモセロリを混植すると良いのかな? 

麦は温かい九州では1月定植、6月収穫で良く、イタリアンライグラスの競合になるので、イタリアンライグラスの草生栽培の場所では適さない。来年は、そこには玉ねぎを置き、麦は湿地の方で育てて、排水性を向上させるのが良いように思う。スペルト小麦は強くて倒伏しないので、スペルト小麦と小麦、六条大麦の並びを考えてみるのは良いように思う。いずれにせよ、イタリアンは不適。

春菊はたやすい。収穫期も長い。

ニンニクはほとんど放任できるので、イタリアンの間に植えてもいいかもしれない。あまり草を気にしているような気がしない。葉っぱがもともと、細長いからかな?

6月まきのニンジンは上級者向け。大根は葉大根。

きちんとした大根の収穫をまだ経験していないので、是非とも大根をしないといけないな。夏の大根は小ぶりなものが上もの。冬大根とは意味が違う。

プラントベースホールフード(PBWF)のガイドを発見し、やはり、乳製品と肉食を辞めたことは正解だなぁと思う。完全ビーガンになるのは、日本古来の出し類も否定することになるので、あくまで菜食をベースに、現代日本に適した、自給自足ベースの菜食の在り方を見出していきたい。魚がないと菜食だけで献立を組むのは非現実的と思われる。海が近いからだ。

今日はスモークサーモンと季節の野菜の玉ねぎを合わせて、ロックス風に和の食財を転用してみたが…なかなかおいしくあっという間に平らげた。素材は和。レシピは洋というのが強みかも?

ただフムスはどうも、大豆ではできないみたいなんだよなぁ…ひよこ豆は自給が難しいようだ。いっぱいあるので、また蒔いてみるかね…

7,8月蒔けるものとして、雑穀は有力…

水田の畔豆をまいていないので蒔かなくては…。ヒマワリと麦による、根による田畑の排水性回復は、意外に難航中。ヒマワリを食べているのは誰なのでしょう…?あんなにたくさん埋め込んだのに全然出てこないです…

色々試行錯誤はしているが、これこそが、自転車に乗りこなせるようになるまでの、試行錯誤段階であり、正しいプロセスにいるような気がする…

麦の脱穀、手作りの豆乳とオカラ、発酵食品への傾倒は、正しい方向性のような気がする。あ、あと甘夏の再評価もあった。

野草の活用術の方は順調。

あとは、稲藁の活用とか、出来た生産物を干して加工品にして年間を通して食すということができれば…。タケノコ、せっかく大量に取れても、塩漬けにして食べないで終わってしまう…

調味料の手作りはとりあえず順調カモ…? 酢は手作り未体験だが…。果汁で九州なら済んでしまう土地柄かもしれない。

最近、自然農の農業者と一目で相手に理解されるようなファッションをしたいと思いだしたが…なかなか厳しそう…あまりポエティックな人と思われても…社会性に疑念を持たれそうで困るしなぁ。

まぁ、ボロルックが無難なので、クライミングのお古の服を着ているのでちょうどよいか‥‥パタゴニアロゴはむしろ自然農においてはマイナスイメージと思われる(笑)。

光を求めて苦悩していたジャガイモ


ライムギとエンドウ豆の混植を試している横に、小麦を植え、その下にジャガイモを植えていたのですが…あっという間に夏草のミゾソバが繁茂し、光を求めてジャガイモ君が、苦悩した後がミゾソバを買ったら見えました。らせん状に回旋しつつ、光を探り当てている様子が分かった…

人の人生も、こんなものかもしれません。たまたま生まれ落ちたところが直射日光が当たる場で、たまたま光が好きな植物なら、万々歳だけど…日影が好きなのに日向に生まれたら、大変だし… とはいえ、日影が好きと言っても、ある程度の日光は必要だし…

ジャガイモは、高い地温が好きなのに、麦の日陰に植えられてしまったら、こうなるんだ~という実験&理解になりました。

今日はすっかり刈って、畝上げついでに土寄せされ、ジャガイモ君の苦労を報いてきました(笑)

ジャガイモ君、後はこの世の春を謳歌してください(笑)

2021年6月22日火曜日

反収10俵って最近の話らしい

 反収10俵って最近の話らしい。1俵=60kg 10a=1反

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日本の稲作

10a 当たりの収量は奈良時代はおよそ 100kg 程度。その後、鎌倉時代に 150kg を越えるようになり、約 200kg になったのは江戸時代になってから。

明治初期(1880 年代)は江戸時代と同じ 200kg 程度で、大正時代半ば(1915 年)までの 30 年間で 40%程度増加して 280kg に。

この後、昭和 30 年(1955 年)頃まで伸びがやや鈍ったが、その後の 23 年間で 330kg 程度から現在の水準と同じほぼ 500kg(昭和 53 年:1978 年)にまで約 50%増加。

ーーーーーーーーーーーーーーー

信州大学の授業レポより

読み替え…

ーーーーーーーーーー

奈良時代: 1反あたり、1.5~2俵。

江戸時代: 3~

明治:3

大正:4.6~

昭和30年代以降:5.6~8.3

ーーーーーーーーーー

昭和30年代以前は有機農法だったと思うので、反収5俵行けば、十分の収量なのですね~

2021年6月16日水曜日

荒れ地畑 Before&Now

 



農産物検査法施行規則に関わるパブリックコメント 印鑰 智哉さんからコピペ

以下コピペ

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 印鑰 智哉

6月14日 10:52  · 

農産物検査法施行規則に関わるパブリックコメントはわずか期間が2週間、22日には締め切りになってしまうので、この問題を再びまとめます。長くなりますので、何回かに分けて書きます。

 農産物検査は多くの人になじみがないことでしょう。農家や消費者にとってもやっかいなものなので、農産物検査の規制緩和は歓迎だ、と思われるかもしれません。でも、この規制緩和には、極言すれば、日本のお米がなくなる、というほど大きな問題を引き起こしかねない問題があります。

 雑穀で起きたことが参考になると思います。

 近年、雑穀はブームとなり、雑穀を買う消費者が急増しました。特にアトピーのお子さんを持つ親たちが雑穀を食べさせたのだけど、結果が芳しくない。疑問に思った人たちがその雑穀を調べると、ポストハーベスト農薬が高濃度で検出されたのです。国産と書いてあったにも関わらず、その中身はほとんど輸入品でした。実際には雑穀は飼料用に輸入されており、飼料用ということで高濃度の農薬が使われていた、それが雑穀ブームに乗って、飼料用を食用に転用してしまい、自然食品店などで販売されていたことがあったとのことです。しかも、ほとんどが輸入の雑穀であるのに、国産と表示されていたのです。

 岩手県では雑穀生産が盛んで有機雑穀が作られているのですが、その岩手産の雑穀を少し混ぜるだけで、ほとんど輸入雑穀であるのに国産と表示できてしまう。これでは岩手県の農家はまったく利益にならないばかりか評判を落とされてしまうことになる。

 ここで岩手県の非営利団体ASACは岩手県で生産される有機の雑穀をしっかり流通できるように、岩手県や東京都などに働きかけ、東京都は1997年に有機農業流通協定を岩手県と結び、質のいい有機雑穀が流通できるようになりました。しかし、この自治体間のいい取り組みは、後に国に潰されてしまいます。

 その背景には輸入雑穀を売りさばきたい大手の総合商社と日本に輸出を増やしたい米国政府の存在もあったことでしょう。それには国内で行われる農産物検査が邪魔になるわけです。その圧力で、雑穀は農産物検査の対象から2000年に外されてしまいました。

 それまではアワやヒエでも品種銘柄が存在していました。以前は200種以上存在していたそうです。しかし、検査がなくなった後は一般の流通では品種銘柄は検査しないので表示ができない。つまりアワであればなんでもアワという状態になってしまい、国産の特定の品種のアワでも米国や中国で取られたアワでも同じにされてしまいます。その結果、値段の安い海外産に打ちのめされることになってしまい、一般流通の雑穀ではもはや品種は何もわからない状態になったとのことでした。

 そして、国内の雑穀生産は年々、厳しい状態にぶつかり減ってゆきます。200種以上存在した雑穀の品種は70品種くらいに落ち込み、年々、日本の農場からはさらに失われていく状態になっています。

 つまり、農産物検査は品種の独自性を証明することで、その品種の生産、そして品種の多様性を守る意義があったということだと思います。

 農産物検査は農家の方にとっては面倒なもの、消費者運動やっている人たちからは検査によって等級つけられることでネオニコチノイド系農薬の使用が増加することにつながるもの、ということでどちらもやっかいなものという印象があるかもしれません。

 当然、古い制度なので改革は避けられません。等級制度は廃止すべきでしょう。しかし、農産物検査の規制緩和の本質はこれまで存在してきた品種の独自性を消し去ることです。つまり、グローバルな品種であろうと「ゲノム編集」品種であろうと、なんでも同じにしてしまおうということにつながります。

 品種などなんでもいいと、なんでも同じにされてしまえば、結局、大規模でやっている海外産に潰されてしまい、その結果、日本国内の生産は根こそぎにされてしまう危険があります。その品種の独自性を評価することなしに、地域の農業の生き残りは困難でしょう。

 雑穀は農産物検査から外されることで、国内生産がより危機的な状況に追い込まれ、輸入品に市場を席巻される事態となりました。今、日本の農業の最後の砦といわれるお米でそれが起きようとしているということなのです。今回の改正ではお米が検査から外されるということではありませんが、これまで指定の検査機関で検査しなければならなかったものが自主検査でOKとなり、さらに検査する品種も減らすことが明言されており、今後、この検査がどんどん骨抜きになる可能性が大です。

 農産物検査の規制緩和と「ゲノム編集」の登場で、日本における食の安全は内堀も外堀も埋められることになってしまいます。このままではまったく多国籍企業が自由に振る舞える状況が生み出されることでしょう。

 この規制緩和は例によってTPPで生まれた規制改革推進会議によって提案され、そのまま安倍前内閣が閣議決定したものです。この間、種子法廃止をはじめとする問題ある規制緩和はこの会議が実質的に決めてしまっています。

 その問題ある規制緩和を法律改正を要しないということで今回は国会審議もかけずに農水省内の内部検討会だけで、決めてしまい、わずか2週間のパブリックコメントで意見は聞いた、ということで実施してしまおうということです。

 種子法廃止、農業競争力強化支援法、種苗法改正と続いた一連の「改革」の仕上げとも言えるのがこの農産物検査法施行規則の改正ではないでしょうか?

 この事態にどう対抗していくか、早急に考える必要があります。まずはこの改正が問題であることを一人でも多くの人に伝え、コメントを一つでも多く出すことが大事だと思います。

パブリックコメント:

農産物検査法施行規則の一部改正案及び農産物検査法施行規則の規定に基づき標準抽出方法を定める件の一部改正案についての意見・情報の募集について

https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public...

写真はWikipediaより

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AF

2021年6月15日火曜日

見やすい雑草辞典

 https://funakoshiya.net/weeds/trees.htm

ジャガイモの後作は大根

 


6/15 松国の作業 ジャガイモ収穫期、田植え前、草刈り期

■ ニンニク 畳一畳で25個

今日は午後が雨予報なので、種撒きのチャンスと思い、色々と蒔くために出かけた。

ら、ベテランの方にあった。ニンニクの花が咲いているところ。放任栽培で、25個ほどのニンニクが畳一枚ほどの土地から取れていた。ニンニクは栽培期間が長いんだよな。ただ前にいたマキイ農園でのさび病が出たニンニク畑を見ているので、上等のニンニクで感動。次期作でどうするかなぁ。

■ 畝の使い方

北の畑にグランドデザイン的に杭を打った。畝を東西に使っていたので、南北に使う作戦に変更の予定。南に低いもの北に高いものを入れてみようかなと。

■ 菜亀

大根とスティックセニョールの種にたくさんカメムシが来ていた。帰りに、JAに立ち寄って、菜亀というカメムシと判明。

■ 除草

荒れ地畑のほうは、遠慮気味に刈っていた草をしっかり目に刈ってきた。カラムシもヨモギも取り尽すかもしれないと思っていたが、その心配はなさそう。逆に植えたものがだいぶいなくなっているのも分かったので、手をもっと貸して良いみたいだ。貸し加減が難しい…。 

■今日の播種

:コーン、ヒマワリ、シソ、二十日大根、ニンジン、茶豆。ネギ移植、ズッキーニ移植。

■北の田の水草

北の田で、水草が繁殖してから除草すると大変なので、今のうちに入ろうかなと思って、少し土を返してみたが…うーん。今のうちに除草しても後で繁茂してから、除草しても同じような気がしたので、雨も降ってきたので、あきらめてしまった。

今年の田んぼの除草は、去年の4倍の作業量だな~。植えるのも大変だが、除草がかなり大変。手が抜けない部分。

■ 北の畑の作物の数

を数えてみた。

ミニトマト 7株

春菊 種取 3株

紫蘇 2株

里芋 7株

ジャガイモ7株

スティックセニョール1 種取

コリアンダー1 種取

エンドウ 終盤1

地ばいキュウリ 1

セロリ1

ナス1

ポップコーン3 

ニンジン 種取 

春蒔きニンジン 2

ニンニク1

ショウガ1

他にもつるむらさきやら、レタスやら、あちらこちらに散らしているが、存在感、限りなく小さい。

去年ホーリーバジルをしたのに、こぼれ種のホーリーバジルもいない。また少し苗を作ろうかね。これは植わっているだけで、香りがよく癒されるので。

■ 季節のサイン

ヒメジョオン 最盛期

じんちょうげ始まる

バッタ 飛来

菜亀 繁栄

びわ 終わる

甘夏 終わる

すいか 走り

キュウリ 露地、走り





2021年6月12日土曜日

敷草の研究

 敷草の研究

カラムシの敷き草は嫌なにおいを出して虫をはねつけ、結果がよかったので、干したセイタカアワダチソウでも試してみましたが、分解が早すぎてダメでした…。

虫一杯。今度は、アブラナ科の種取後の殻です。これは分解、遅そうかなって。セルロース系なので…しかし、虫が一杯になってしまったので、夏ミカンの皮。

ミカンの皮ってホント分解遅いですよね… 夏は分解が非常に速いので敷き草の選択は冬より難しい気がします…。

去年、菌ちゃん農法でベランダで生ごみを堆肥化してみたのですが、あっという間だったのを思い出しました…



敷き草の質と植生

スギナを敷き草に使ったセルトレイでの播種は、去年とても良い成果を上げました。

それで今年、大根の葉でもやってみたのですが、ダメ。保湿しすぎです。

自然農では亡骸の層と言って体積した植物の死骸が土を作るので、そのまま積み上げていくように言われますが…亡骸の層=敷き草。となると、敷き草にも色々と種類があると思われます。

耕す畑では出てくる雑草はかなり偏っています。植物の根はアレロパシーを出している場合もあり、単相化します。アレロパシーを出している作物では、ソラマメ、ジャガイモ。雑草はセイタカアワダチソウ。つまり単作が向くということです。

混植による利点は、亡骸の層の質が偏らないということもあるかもしれません。

亡骸の層の効能を考えてみると

1)草マルチ 表土の流出を抑える
2)保湿   乾燥防止
3)置き肥 徐々に分解
4)防除 特殊成分 アメリカフウロとトマト

があると思います。

亡骸の成分を想定することでも、適切な混植や後作が見えてくるような気がします。
大根の葉はマルチとしてみると、とても保湿力が強いので、乾燥を嫌うもののマルチに使ってみようと思います。

一生を全うさせる意味

 一生を全うさせる意味

は、根で土を耕す、なんだな~と納得しました。

連投スミマセン。

秋作の大根、春にトウがたって種になりそうだったので、そのうち二つ、家のベランダに連れて帰り、経過を見守っていました。

ベランダではアブラムシが大発生し種取には至らなかったですが…先ほど根っこを試しに抜いてみたら、こんな風に骨粗しょう症状態でスカスカでした。大根ほどの根でも、しっかり土を耕してくれているんだなぁと。

一生を全うさせるように自然農では言われるのですが、自分が食べるのもしたいし…。

大根の根がこうなることは、予想通りでしたが、しっかり観察できてよかったです(^^)。腑に落ちた。


カラムシとヨモギの活用法

■カラムシとヨモギ

草の活用法。カラムシをグリーンジュースにして毎朝飲んでいますが飲みやすいです。カラムシは別名苧麻、イラクサです。

カラムシは、昔、糸にするために導入されたもののようで、カラムシ織という福井の伝統工芸品の原料でした。

https://motokurashi.com/feature_related/fukushima-showamura

私も糸を取ってみましたが、普通にトマトやナスを結ぶ糸として使えます。

http://otonasuhada.jp/essay/deco/2016/06/post-37.html...

葉はジュースにして、絞ったかすはパンケーキに入れていますがおいしいです。茎は紐に。

ヨモギですが、生葉を食べる以外では、乾燥して粉にするともぐさがもれなく取れます。もぐさとしてお灸するときは、下に薄切りのショウガを敷くと良いようです。乾燥ヨモギを燃やすと蚊取り線香代わりになります。

また生葉はヨモギオイルというのにできますが、それを応用してギーを作るとき、ヨモギと煮込んでみたのですが…これが大変おいしく…おススメです。ギーは不純物の無いバターで、バターを低温で加熱し、浮いてくるカスをろ過したものです。ヨモギのグリーンギーはおススメです。普通にヨモギオイルにしたものは虫さされなどに良いそうです。

写真はカラムシ&ヨモギの食物繊維入りパンケーキとグリーンギーです。



2021年6月8日火曜日

6月8日松国の作業

なんか今日は暑かった。大玉トマトの植え付け。エンドウ豆の始末。

疑問がある。エンドウ豆やソラマメ、最後まで看取るとすると…支柱などは立てっぱなしなんだろうか?私は早々とそら豆の青い茎も倒してしまったが…蟻がいっぱい来て、分解大作戦になってしまったので…もしかして良くなかったのかなぁと。

畝と同じで、支柱も一度立てたら延々と使いまわす系?

今日は大玉トマトを実験で、2株植えてみた。トマトは青枯れすると聞いているし、どうも大玉は難しいので、期待はしていないが。

あとはカモミールとレタスの貰った苗。レタスも時期が悪いと思う。

今日は晴れであまりに大地が乾いていたので、イマイチ作業には向かない日と理解し、すぐに帰ってきた。ヨモギを取って、ヨモギオイルを作成中。

しかし、ヨモギやドクダミ、カラムシは終わりそう…夏の草で、薬草使いできるもの、他にあるのかなぁ… それとも取り過ぎなのかなぁ。あんまり勢いがない。

草と言えば、漢方。去年は夏にぐったりしていたのを水泳で克服したんだったなぁ…今年はまだ大丈夫だけど…  ぐったり、が来る前に対策法を考えておきたいものだ。

2021年6月7日月曜日

協生農業のまとめ

 ・作物ごとの生産量は、畝の地表で栽培する葉野菜が最も高く、白菜など栽培期間に比して面積を多くとるものは相対的に低くなる傾向がある

・麦や米などの穀物や果樹は収穫時期が決まっており、単種で慣行農 法レベルの生産量は不可能だが

・混生状態でマルチとして用いる事で、肥料で肥大させない正常な植物組 織の穀物は栽培可能である。 

・協生農法の日本における生産性は、現時点では伊勢農園において4年間(2010-2014年)に出荷された野 菜類について、一反あたりの収益/維持コスト比で慣行農法の約5倍の実績がある。

・草の管理は、草の種 毎の適性に応じて行うが、基本事項として、多年草は除去し一年草は残す。

・葉、茎、新芽、つぼみ、花、果実、種、根 など、植物 の部位別に活用する。

・活用法も、生食、乾燥してお茶にする、 漬物などの保存食、スパイスなど、食品としてのバリエーショ ンをつける他に、種苗として販売したり、染料や生活資材とし て商品化

・白菜の苗を植え、両脇に大根の種をスジ蒔きするこ とで密生させた

・畝を東西方向に作れば、畝の南側斜面は日向を好む野菜、北側斜面は日陰を好む野菜にするなど、作り分 けが可能

・ミントの密生地帯にフェイジョア、タラノキ。

・夏野菜の種や、アブラナ科大型野菜の種は一 袋の粒数は少なく、単独では野菜マルチ形成 も不可能。

植生交代の利用:例えば、一つの作物種(マ メ)が収穫後枯れる事で、下から出て来る別 の種(ジャガイモ)のマルチになる。 

・作物の育ちやすい環境が出来るまでは、キク科野菜やハーブ類など過酷な環境にも適応でき、かつ虫にも 強い種から始めると初期にも生産性が確保できる。

・キク科野菜:レタス、サラダ菜、サンチュ、 シュンギク、ゴボウ、チコリ、キクイモなど

 ・ニラ、イタリアンパセリ、アスパラガス などの多年草野菜を初期から入れておくことも、中長期的な草管 理を軽減し、収量に貢献する。 

・発芽状態及び収穫に応じて適宜追い蒔き、苗の定植、農園内での苗の移植をする。 

■ 植生戦略

植生戦略立案の原則として、生産企図量に応じて、生産作物、生産面積、必要な種と苗の量 を予め決めて おき、「種と苗の量が足りなかった」という失敗をゼロにすること が重要である。 

・種と苗の量が足りているなら、うまく行かなかっ た場合の原因は、

 植生戦略(植生の配置、遷移の時期)、管理方法、 気候条件 のいずれか

に帰着することになり、建設的な反省と新た な戦略構築が行える。

・各月ごとに、何を主力作物として確実に生産したいかを決める。

・グループA:主力作物のうち植える場所を決めて管理 する必要があり 、確実な収量が期待できるものをグループA、

・グループB:・主力作物にするにはまだ実験不足で収量が期待できないが、 植える場所を決めて管理する必要があるものをグループBとする。

・グループc:下草野菜として適当にばらまいておいてよく 定量的に管理しないものをグループCとする。

・グループD:その他、単発で実験しているものや特 殊例外なものをグループDとする。

 ■例

グループAの例:

 トマト(収量が確実な夏野菜)、

キュウリ、

ジャガイモ、

スナップエンドウ(収量が確実な豆系)、

オク ラ、

シソ(収量が確実な葉もので背の高いもの)、

ニラ(収量が安定な多年草)、

ワケギ(本来は秋冬も のだが、春夏も収穫可能)、

ネギ、ゴボウ、パセリ、

イタリアンパセリ(冬期に収量が確実)、

シマラッ キョウ(通年収穫が可能)、

ヤマウド(春~初夏にかけて新芽を間引くほど収量が増える)、

モロヘイヤ (夏場の草に負けず秋まで収穫可能)、

エンツァイ 


■:グループBの例:

 ナス(収量が確実でない夏野菜)、

ゴーヤ、

サトイモ、

サツマイモ、

ピーマン、

シシトウ、

トウガラシ、 

ズッキーニ、

カボチャ、

マクワウリ、

スイカ、

ダイズ(

枝豆として出荷)、

アズキ、

ササゲ、

ラッカセイ (地表を覆うが強い草には負ける) 


グループCの例: 

ニンジン、

カブ、

ラディッシュ、

レタス類、

コマツナ、

ミズナ、

ミブナ、

チンゲンサイ 


グループDの例:

 コリアンダー(臭いが独特で大量に作っても売り切れない)、

サフラン、

アスパラガス、

ルッコラ、

ハー ブ類


■ 密植

・植生密度を多様化することでリスク分散する。

・例えばオクラは密生して植えれば台風な どの強風にも強いが、オクラが枯れる11月の時期に入れ替わりで 定植できるものが少ないため、次の植生につなぎにくい。

・オクラの 密度を低くすれば、間にレタスなどの苗を小さくとも定植しておき、 

オクラが枯れる時期に植生交代を狙える

・根菜はライン状に配列して他の草の侵入を ブロック

・収穫時に土を掘り起こすこ とを見越して他の苗を植える

・撹乱された 後に発芽しやすいレタスやコマツナの種を まくなど、グループ間の特性を生かしてつな げる戦略がある。

■ 

グループ I: 種をまくことで混生密生させ、早くからの間引き収穫が見込める野菜 

レタス、コマツナ、ハツカダイコン、ルッコラなど一年性の葉野菜中心 

グループ J: ある程度まとめて植えることで、継続的に生産できる環境が構築されていく野菜 キャベツ、ブロッコリー、ハクサイ、カリフラワーなどアブラナ科野菜 インゲンマメ、ダイズ(枝豆)、ラッカセイなどマメ科野菜、パセリ、イタリアンパセリなどセリ科野菜(多年草) 

グループ K: 隙間に植えたり、他の作物が育ちにくい場所に植えて収量を底上げする根菜 ニンジン、ダイコン、ゴボウ、シマラッキョウ、ネギ、ジャガイモ、 サトイモなど 

グループ L: 少量あると便利だが、優占しすぎないように管理が必要なもの 

ハーブ類、ニンニク、ミョウガ、ヤマウド、アシタバ、アスパラガ ス、フキ、イチゴ、サンショウ、花卉類など

■ 草管理

① 一斉草刈り:草が優勢してしまい、野菜を保護するよりも一旦植生を全て刈り取ってリセットした方が 良い場合、地面の高さで一斉草刈りを行う。その後の種まき戦略に応じて、地面の高さすれすれで刈る、 数センチ残す、10 センチ残すなどバリエーションがあり得る。

 ② 野菜丈の草刈り:野菜と草が競合して草の方が高く伸びてきた場合、野菜の丈で草を刈り取ると、草の みにダメージを与え野菜を優勢させやすい。

 ③ 大きな草の撤去:多年草の群落や大きくなりすぎる一年草の株など、目立って強く占拠している草はピ ンポイントで刈る・抜く。 

■ 野生化

・ニラ、ルッコラ、シマラッキョウ、ミニトマ トなどは雑草並みの強さで野生化する。

・スイ カやカボチャは生果から種をとっておいて 蒔くと良い。

・キュウリはゴールデンウィーク より遅く、五月末から六月に木のそばに植え ると、木に絡んでよく育つ。

・トマトは慣行農 地にこぼれ種で出てくる細い苗も引き抜い て移植でき、地這えで夏から冬までブッシュ にできる。

■デッドライン

・3月:春の種まきのタイムリミット。

・4月からは草の勢いが増す ので、発芽しても草に負けるので種でなく苗に切り替える。 

・ 5月初旬(ゴールデンウィーク):夏の実野菜の苗がホームセ ンターなどに出揃う。しかし夏野菜の苗はより遅くに定植した方 が定着・成長が良いので、あくまで流通上のデッドライン。 

・8月第一週:夏の草刈り、根菜系の種まき、秋冬野菜の苗作りの 開始。 

・9月第一週:秋始めの草刈り、秋冬葉野菜種まき、冬野菜苗作りの開始。 

・9月10日:秋の葉野菜の種まきのタイムリミット。 

・ 9月15日:秋野菜苗の生育良否の判断期限。生育が悪ければ、種苗屋やホームセンターなどで苗を入手 する準備をする。

 ・9月30日:秋野菜の苗の植え付けを完全に終了する。 

・10月:発芽定着状況を見て、冬野菜の種まきを始める。 

・10月中旬:冬野菜の苗の定植を終える。成長が見込めるのは11月まで。

・ 翌1月:農園の土木工事、防風柵の設置、竹林の伐採、果樹の剪定・移植、多年草の苗の定植 などは一 月中に行うと2月以降の種まき収穫管理がスムーズ。

・8月9月は、本州(関東̶近畿地方を基準とする)での協生農法において最大の勝負所。

・協生農法は物量で なく情報で生態系をコントロールするため、先手を取るタイミングが何よりも重要。

・機を逃すと労力がか かるばかりでなく、春までの収量に1年規模で影響する。

・ ある戦略が当たらなくても次の戦略に切り替えられるように、4重、5重に先を読んで事前に計画し、作業 自体はなるべく軽く短時間で終わらせるのが本義である。

■ 草

(1) できるだけ草を茂らせる 草の根で土壌構造を形成するため、できるだけ一年草を茂らせる必要がある。そのためには草刈りは遅 い方が良い事になる。

 (2) できるだけ種を早く発芽させる 協生農法では、苗の定植後に水が必要な場合以外は水や肥料を与えないので、成長が遅く、霜が降りて 成長が止まる11月半ばまでに混生密生で収穫できる大きさにする必要がある。そのため、通常の蒔き 時よりも2-3週間早く種まきをする必要がある。

・早く種を蒔く必要があるため、あまり遅くまで草刈り しないでいる訳には行かない。

 (3) できるだけ刈った草を分解させる 草刈りした後の草は、8月中で雨が降ればすぐに分解され、9月頭には天然の腐葉土になる。収量を上 げるために草の分解は野菜が出来る場所でさせた方がよい。

しかし、(1)と(2)を優先し、草が分解される 前に8月中に蒔いた種が発芽させるには、刈り草が邪魔になるので通路にどける必要がある。

9月頭に 種を蒔く場合には刈り草を畝に放置しても分解が間に合う可能性がある。

・ 7月終わりから8月にかけて、ニンジンを初めとする根菜類が蒔き時。

・ 8月中旬は白菜やブロッコリー、キャベツなどのアブラナ科の種。 

・ 9月頭には葉野菜類、だいこんは9月15日まで。 

・ 早めに蒔きたいので8月が種の蒔き時、9月10日がリミット。

・向こう1年分の収量に貢献する大型 野菜の種蒔きは9月頭までに全て完了させる。 

・ 成長が速く、草ごと刈ると枯れてしまう葉野菜(コマツナやハ ツカダイコンなどの下草としてマルチになる野菜を含む)は、 8月終旬~9月頭にかけての夏草最終草刈りの勝負所で蒔く。 

・ 根菜は、何回も時間差で蒔く方が間引き収穫に向いているので、 8月頭~9月頭までいつでも草刈る度に蒔ける。 

・ ネギ、ニラなど二年目以降しか収穫が期待できないものや、キ ャベツやブロッコリーなど苗が小さいままでも翌年収穫を見 込めるものもある。

・一概に全てが大きく育てば良い訳ではなく、 成長に時間差が出来る方が良い。

・トマトの苗は4月から5月にかけてホームセンターに多く出回るが、これら市販の苗の定植で収 穫できるのは7月から8月までに集中する。

・一方で、トマトの苗自 体は自家栽培すれば8月まで育苗可能であるため、8月まで段階的 に時期をずらして苗を植えることで、トマトの収穫時期を 11 月頃 まで長く引き延ばすことが出来る。赤くならない状態でのトマトの 利用も加えれば、12 月まで収穫期間が延長される場合もある。 

協生農法ショートムービー

2021年6月6日日曜日

自然農vs有機栽培

自然農vs有機栽培

昨日は別の出品者の農家さんで、有機栽培の人がいらして、馬糞を入れているという話でした… 5月6月は、自然農では、葉物がなかなか取れないのですが…というのは、急激な気温上昇で、芽はでるのですが、出た先からすぐ虫に食べられちゃうので…。

小松菜とかそういうのがなかなか食べられちゃって手に入らないのです。キャベツは出来ている人もいましたが…だいぶモンシロチョウの餌になっていたよな… 

自然農の場合は、養っているのは、人間さんだけでなく、畑の動植物も同時に養っているというか…虫たちにもこの世に生まれる意味があって生まれてきているのだということで、そんなに敵視しないので… 虫が食ったら、喰い残しを人間が食べましょう、みたいな感じ。
なので、葉物ができなくても、それを
 
 何としても克服せねばならない課題、

とは捉えないのです。もちろん、上手に作れる人は作ったらいいのですが…28年のベテランでも作っていないからなぁ…。私もつゆに小松菜植えてみようと今タネ準備しましたが…たぶん、消えるだろうなぁ…。草の間に作れば大丈夫なのだろうか…自然農は取り急ぎそんな感じです。

色々と元肥がある中では、豚糞、牛糞、馬糞の順で肥効が早いそうですので、馬糞をわざわざ調達してきているおばちゃん栽培家はエライな~と思いました。が、自然農の大先輩は、肥料を入れている段階で、テク的に妥協がある、と思ったみたいでした。

私自身は、有機肥料を使いたい方は使って良いと思います。

その有機栽培の方に、リン酸2安と石灰が人間の尿から排泄されるんだよ~という話をしたら、興味深そうでした…。いわゆる化学肥料と石灰…化学肥料と考えられていないアルカリ材ですが…

それ以外はラウンドアップと除虫菊です(笑)。

ので、慣行農法の野菜を食べない、というのが一番大事な気がします。

6月5日 松国の作業

 ■ セイタカアワダチソウ

は、雨後に抜くのが一番簡単。



■作業日誌

小さい畑 イタリアンパセリを2株 植え付け。

荒れ地畑 メロン植え付け。紅あずま植え付け。6株

埋める場所をローテーション

 ローテーションが必要みたい

でした…。最近、畑が増えたので、生ごみを一週間分持って行って土に返しています。同じところに積むのが良くないということが分かった。明日からローテーションだな~。 

https://www.town.kawajima.saitama.jp/5024.htm

無化学肥料が大事

 尿中に排出される、農産物由来化学物質



DAP=リン酸ニ安

というものでした。どういうときに使う農薬なのか、今調べていますが、どうも、農薬じゃなくて化学肥料なんですけど? 農薬って分類にじゅっぱひとからげで入れないでほしいなぁ。リン酸とアンモニウムが結合したもの。

https://grwrs.jp/?p=3240

次のはフェノールで、、別名石灰酸、ヒドロキシベンゼンとも呼ばれます。消毒剤や合成樹脂、染料、農薬などの原料として利用されています。使用・誤飲などにより、血液中に存在し、その後尿中へ排泄されます。また、有機溶剤であるベンゼンの代謝産物で、生体にとり、毒性のある物質であるとされます。ベンゼンは化学原料として多方面に利用されていて、揮発性があり、発癌性があるとされているため、その取扱には十分に注意が必要であるとされています。

次がグリホサート。説明割愛。

最期がピレスロイド で除虫菊に含まれる殺虫成分。 

一番悪いのは、フェノール類で、食品ではなく、合成樹脂や消毒、洗剤を見直した方がいいのではないか?と。

ピレスロイドは悪いけど、除虫菊ですよ…自然派の人でも使っていますよね、蚊取り線香。まあ、何事も量が問題なので、尿中に出るほど多い、というのは問題かもしれません。製品としてみてみたら、やっぱり使うの怖いなって感じの農薬でした。

結論、みんながイメージする農薬らしい農薬って、グリホサートとピレスロイドくらいで、最大に検出されたものの2つは、化学肥料と生活関連毒素、って感じでした。

不自然なプラスチックに囲まれた生活を辞めるのが一番健全な気がしますね。化成肥料も、手抜きの農業で、同じことは、有機で可能なんですよね。有機ですらなく、自然農で私は行きたいですが。

https://www.i-nouryoku.com/.../gopyrethroid2/index.html

2021年6月3日木曜日

5月の菜園ワークまとめ 福岡

5月GW明けは、山梨ではやるぞー!の時期だが、温かい福岡では5月も中旬を過ぎるとすでに収穫期の雰囲気で、明暗がすでにできている感あり。

5月は福岡では春と夏の端境。6月まで麦収穫は待つべし。5月の旬は、玉ねぎ、エンドウ豆。そら豆。葉ニンジン。ヨモギ。レタス終わり。春菊終わり。

5月上 フジ、シイ、ヨモギ、ノアザミ、カラムシ、クローバー、野イチゴ、ユキノシタ
5月中 ドクダミ 最盛期
5月下 夏草へ…ヒメジョオン、赤シソ、梅、

5月の上旬と下旬では、ずいぶんと気温が違い、もう下旬はハッキリ夏。

植え付ける系のものは、上旬、中旬。なので、ソラマメとエンドウは、かき分けつつ植える。一気に気温が上がる時期をとらえるのが大事なのかも?

虫類も一気に爆発。ジャガイモのニジュウヤホシテントウは卵までつぶす。他は余り気にしなくて良く、アリはお友達。

反省点としては、植え付けのために前の作をどう終わらせるか、のタイミング計り方。
春菊と、エンドウは、まとめて縛ってしまえばよい。

あとは、玉ねぎとニンニクは米糠をいとわず入れましょう。

エンドウの花 収穫適期の見極めが肝心

ジャガイモの花 枯れるまでおく

トウモロコシ すぐ出る

麦は6月まで待って収穫

ニンニクはとう立ちする前に花を折るべき 


2021年5月31日月曜日

ニンジンを6月には種まきできない?!

 暖地と寒冷地


やっぱり山梨と福岡では、種まきカレンダーが違うよな~と実感中・・。人参、もう8月まで蒔けないな~


ニンジンは寒いところの食べ物ですね。

寒冷地や一般地だと、6月もまけるのに…。しかも、収穫期も長くて分かりやすく、7月~12月と5カ月連続。


一方暖地だと、6月、もしくは11~2月。 それで混乱するんだな~


九州は暖地、ですよね?



2021年5月28日金曜日

エンドウの種取

 エンドウの種取

収穫用と種取用を分けたかったですが、結果として、分けることは出来ていないので…来年の課題ですね。

種に上等のを残して、食べるのは下等のもの、です…

逆ではない…

そういえば、大豆レボリューションに参加した時もそれが一番、大きな価値観の転換だったのでした… 

あと人間の取り分は、虫さんが残してくれた分、で、逆じゃないです。

https://parisaien.com/2019/06/snappeasseed/




2021年5月26日水曜日

5月26日の松国の作業

もうこれ以上待てない!という感じで、植え付けへ。荒れ地畑しか今日は見ていない。というのは、見ると手を貸したくなるから。

昨日たどり着けなかった荒れ地畑のほうは、エンドウ豆と春菊が終わるのを待っていたのだった。終わるのを待つ=死を待つ、ようで気の毒で、お名残り惜しく?整理の対象となる。春菊なんて、一口も食べていないけど、お花が咲いて可愛かったので。ただ、花を見ても種がついているようには思えなかった。

まずはご近所がどうしているか?観察…荒れ地畑周辺は笹の侵入が激しいので、作物を選ぶと思われるのですが…お隣さんが素晴らしいニンジンを作っていて、種になりそうで、ここでニンジンができるなら…と人参をテーマに頑張ろうと思う。

条件の悪い奥は、すでにカボチャ類を定植してあるので、手前から、奥へ進むことにする。

■ 本命は大根

まずは種取したところの本命の大根を種から蒔く。種から蒔いて間引く育て方をマスターしないといけないため。

次は豆。インゲン。

まずは紐を張って、紐に添って、草をかき分ける。かき分けたところに、再度土の中に鎌を入れて、宿根などを取り除く。そして、次に植えて、植え終わったら、隣の畝の青草を刈って蓋する。さらに隣に紐を張って…と次々進んだ。青草を刈るときに、ついでに、役立つ野草は収穫する。収穫に良い道具無いかなと思う。

地面がけっこう凸凹しているのを何とかできないかなと思ったけれど…、手ごろな道具がなかったので、次回の課題。

宿根がものすごいことが、数回あった。根の周りの土を丁寧に落とす。そこが一番栄養がある?微生物がいるような気がする。

土があらわになると、ハエが寄ってきて驚く。何か腐敗しているモノがあるわけでもないんだけどなぁ…。

茶色の腐食は動かしたくなく、植える場所からどかすだけなんだけど…。自然農の場合は、植えた後にどこに植えたのか見極めが難しくなり、うっかりすると植えた本人も踏んでしまう…。それが困ったところなんだがな…。

今日は6条この作業を繰り返して、セルトレイに蒔いたものは全部定植出来た。6条目には疲れてきており、雨もぱらついたので、残りはまた次回とすることにして、退散。

今日は予想外に疲れたので、どこにも立ち寄らず帰ってきた。

大きな種だと、あまり土を動かさなくても蒔いたところが分かるが、小さい種だと分からないし、雑草の芽とも見分けがつかないんだよなぁ…

今日は、エンドウ豆がすでにこぼれ種?で発芽していた…そして、収穫した場所と、3mほども離れた、ずいぶん離れた場所に植えてあったのだと分かった。

今日は、キュウリやナスなどの定番のは植えていないし、カモミールとラベンダーもまだスタンバっている。

大きなものから植えているからだが…また晴れの日狙いで行くかね。

しかし、なぜか疲れたなぁ… のんびり作業したのにな。朝、あまり食べないで出かけたからかなぁ…。とりあえず、休養します。

■ 種おろし
金時豆
https://www.mame.or.jp/seisan/in_school.html

わた
ホーリーバジル
パクチー
大根
ねぎ
らっかせい

■季節のインデックス
ヒメジョオン
赤しその芽
アザミ
野イチゴ
ビフォー

アフター



2021年5月25日火曜日

5月25日の松国 ソラマメ収穫

 5月25日の松国

今日は、色々植えようと思って行ったのだが、結果的にそら豆収穫祭りとなった…

そら豆、大繁栄して、いつ終わるんだろうって感じで、なかなか登熟?せず。終わらせるタイミングがつかめずにいた…

というのも、自然農では、”命を巡らせる”、という思想も大事にされており、ある作物が自ら死ぬまで、そのすべてのプロセスを通過させることを大事にするから… 

しかし、そうすると次の作物が…。

大繁栄した作物の足元に植えた次の作物…切り替えのタイミングは自然に任せていれば、本来は適切なハズなのだけど…昨今の気候変動の中ではそうとも言えないらしく…

種取りまでしないで終わらせることもありかなぁ…と乱れに乱れまくったソラマメを見ながら、しばし思案…

私は神なのだ(役割として)と…神さまの都合で、やたら南面に倒れてスペースを混乱させている特に大きな実をつけている訳でもないソラマメには退場してもらうことに決めました… ソラマメ、ごめんよ!とは思ったけど、ホントは次の作物の都合で行けばもっと早く退場だったのだし…下の方が黒くなっている上、梅雨が来てしまっては、乾燥した皮の中の豆は、種としても腐ったりカビが生えたりしそうだし…というので、風通しを目安に、どんどん劣勢のものから、枝ごと刈って行ったら…結果的にソラマメ大収穫、となりました。

刈ったら、スキマに植えたジャガイモがひょっこり顔を出したり、春蒔きのカブを取り損ねたのが出てきたり… あとジャガイモもいくつかポロンと…。取り損ねた玉ねぎも出てきた…

実は色々植えていたんだよなぁ…

子どものころ、ソラマメ苦手で、食べれず。食べれるようになったのは甲府に住んで、よってけしで野菜を買うようになってからです。いや~、よってけし偉大。福岡で言えばじょうもんさんです。

韮崎よってけしに相当する、福重のよってけしに行ったら、色々苗が出ていました…買っても良い路地の野菜はほんのちょっと… ほとんどトマト…跳ねだしですよねぇ…たぶん。

荒れ地のほうの畑の植え付けで色々と種や苗を持って行ったのですが、ソラマメ収穫のほうが大変すぎて、時間がなく、明日に持ち越しになりました…綿とか植えないともう苗の場所が…。育苗票の山土を貰いたかったけど、それも後回し。

今日は、望月さんとおしゃべりして楽しかった。静岡の方だったので、山の話題で盛り上がった… 静岡は福岡よりあったかいそうです…たしかに城ケ崎のハイシーズン、2月だもんね…

2月にラオス行って、八ヶ岳アイス行って、城ケ崎クラック行って帰ってきたのでした…すごいワールドワイドなクライマーみたいな? やってみたら、車がなくても何とかなったけどなぁ。

しかし…荒れ地の畑、せっかく5月前に貰ったのに定植がカボチャとオクラ、ジャガイモだけとは寂しい! 早く綿を植えて、トウモロコシでカボチャバリヤーをして、ナスとか植えたい!

地ばいキュウリも苗を持って行ったけど、ウリ科天国みたいになってしまうのが心配で‥‥やっぱり何か違う科の無いのかな?ナス科、マメ科、以上終わりみたいになってしまうんですが…。

ホーリーバジルは昨年の播種で128穴中5株しか出なかったのと違い今年はたくさん出ています…好光性ってやつで覆土イラナイのでした‥

野草は相変わらず、ヨモギ。セイタカアワダチソウ…。野イチゴは、除草で光を当てたため、駆逐されてしまった…なのに、笹は勢いづいてどんどん生えている…早く根切り処理しなくては…

明日は膝のためにスポーツ整形に予約を入れていましたが、それは雨の日だったからで…木曜にして明日は貴重な雨の前の定植チャンスで畑に行くことにします…今行かないと、暑くて死にそうになることは目に見えている!

2021年5月24日月曜日

季節とともに生きる…5月は鯛料理

 季節とともに生きる…5月は鯛料理

でいいみたい…。鯛、旬は春と秋みたいです。

野菜は、もはや旬が分からなくなってしまったし、取れるものを食べるということを徹底しようとすると、お魚が一番確実な旬とともに生きる術かもです。

今、私の畑で取れているのは、

玉ねぎ、そら豆、エンドウ豆、春菊、ハーブ類、ジャガイモ、ニンジンの葉っぱのところ、麦、そんなところかなぁ。

やっぱりヨモギが栄養あるような? 

西洋の栄養学からスタートすると、人間は、季節に摂れないものまで食べないといけなくなるのですが…それってもしかして、西洋栄養学者の陰謀では?みたいな疑いを持っている今日この頃。だって古来、ハウスと石油がなければ、人間は旬を克服できなかったわけで…。石油を使って作った食べ物、栄養ないですけど…。

今日は鯛で、珍しい鳴門骨見つかって、満足。今日の学習でした… ラッキーアイテムで集めている人いるそうです。

5月23日の松国 春菊開花 夏草、始める 人参の花咲く

 5月23日の松国

今日は午前中ジムに行き、帰宅して、松国と忙しかった。貴重な梅雨の間の晴れで、さぞ人が多いだろうと思ったら、ガラガラで3人しかいなかった。

春菊はずっと小さかったのが今頃大きくなり、花がきれい。隣と比べて1カ月遅れ。相変わらず、エンドウ豆取れる。というか、今最盛期をやっと迎えたものも出てきて、あれ?いたん?って感じ。

夏草の雑草の、ミゾソバが勢いを増し、種おろししたものがどこにいるのか見えなくなって、はて?となってしまっていた。

エンドウの近くの急成長ジャガイモは相変わらずすごく勢いがあり、ジャガイモは品種の差?か、コンパニオンプランツの差か?生育差が大きい。

秋に種を下ろしたニンジンは大きくなり、花が咲きそう。地下部が大きくならなかったので…

又、蒔き直しだなぁ。春に蒔いたニンジンは生育差が大きい。種によるのだろうか?人参にこだわって、蒔いてみようかな?

やっとヨモギがしっかりしてきた。いちごは小さな実が白いままで赤くならない。日陰すぎ。二十日大根は畑で見つけ次第食べる。

そら豆はまだ置いておくがいくらか収穫。麦はライムギの急成長がスゴイ。ライムギの根元にまいたエンドウ豆は一切出なかった。混植を勧めるサイトを見て、やってみたんだが…。

小麦の間に埋めたジャガイモが虫もつかず好調と思ったら、ライムギの枝にバッタが…茎を食べられそうで悲しい。バッタじゃなくてキリギリスなのかな?

荒れ地畑のほうは、ウリ科は喰われもせずに無事だった。オクラもきちんと芽が出ていた。あとは何を植えようか?計画が大事だな。

菊芋大きな葉っぱが出たのに間違って刈ってしまった!

ショウガ、行方不明。

里芋、ジャガイモのそばに植えれば良かったな…

トマト、もう実をつけていた。今回、バジルの苗をそばに植えた…。

自宅で播種した苗は、育苗に使った土が軽すぎて移植するときに壊れてしまうので、苗土は重たくても軽くても具合が悪い。

ニンジンはこだわって植えてみよう。

セイタカアワダチソウが荒れ地畑にいっぱい生えているが、ダイコン葉のように干してお風呂に入れると良いのだそうです。

明日は雨で、色々定植してきましたが…。地這えキュウリは持ち運びで乾燥させてしまったのでダメかも… せっかく苗にしたのに。

ラベンダーとカモミールを早く何とかしなくては!


2021年5月17日月曜日

5月17日の作業

5月17日 松国の作業

そら豆が収穫適期なのではないかと思って出かけたが、そら豆はもう少し放置することに。支柱を売っても姿が乱れ、他の作物の障害になっているので、再度強めに支柱を売って、立て直ししたんだが、やってもやっても垂れるので、あまり意味がないような?そら豆の意志は固く、行きたい方向が確定しているような感じ。

残念なのは、小麦の倒伏。すじまきにしたイタリアンライグラスの間の小麦、ユメアサヒは、大幅に倒伏してしまっていたので、刈り取りした。小麦などの穀類は、収穫の手間が大変大きいので、やはり除草が重要になるということが今回の学習。イタリアンに、背丈で超えられてしまうと収穫が難しくなる。背で越されないような管理が必要。すじまきは良かったと思うので、ある程度育ちそうなときに2度目の除草に入らないといけない。が除草に入るとなると、畝間の間隔が大事になる。体を入れれなければ除草もできない。

ジャガイモは、あちこちに適当に植えてみたので、色々と違いが見える。大豆をそばに植えた場合、虫食いがヒドイ。ジャガイモと相性が良いのは里芋らしいので、エンドウとそら豆が終わったら里芋を植えたい。

隣の人の菊芋が好調なので、菊芋も植えるべき。ショウガはどこに植えたのか分からなくなってしまった…探さないといけない。

荒れ地のほうで、目だししたオクラを20本ほど植えたが、埋もれそうな気がするので追加の芽出しをしないと…補植にどんどん苗を作っていないと…だ。

家で作っている苗で、ラベンダー、コリアンダー、カモミールなどがなかなか大きくならないので、定植が次の作業かなぁ…大きくならないのは植え替えをしてないからなのだろうか?

あとは、トマトやナスの苗は順調そう。支柱をいつ立てようかと言うところ。ウリ科は行燈をどうしようかと思うが…今のところ喰われていない。喰われてから立てても遅いとは思うが。

ニンジンは地下部が大きくならないまま、とう立ちしそう。以前の明野での成果とだいぶ違う…ニンジンは肥料食いということだろう。

今日の野草…ヨメナ。でっかい葉っぱのクローバー。

■ 草
夏草のミゾソバが一斉に大きく。

■ 次回の作業
トマト、ナスの支柱立て
オクラ播種
木枠のラディッシュ
小松菜
トウモロコシ播種