■エリートの教え方ではやっぱり初心者は、教われない
今日の集合日は、田んぼの除草方法についてでした。これは、指導者への愚痴ではないですが、教え方が…それでは、”教わること”が、初心者には無理!と思いました。これはクライミングの教え方でも同様に感じたことです。
条間に体を入れて、株間の草を接点から下から刈る。
教科書に書いてあることはこれだけです。指導者もそう同じことを言います。
ところが、草によっては水草で、不定根が出ており、刈るとそこから増えますので、目の前にある草を刈る、と言うことをすると逆に増えます。ジッパーのように引っ張って行けばその先に本体の根がロゼット状に茎を這わせているのを見つけることができますが…それを見つけるという作業は、条間に体を入れて株間の草を取る、というのとは全く異なる作業になってしまいます… それでも水草はしつこいので、その本体の根を刈らないと…となり…
そうなると基本と全く違う…
となります。私はこれできちんと草を刈っており、それでも逆に水草が増えてしまうので、おかしいな~と何度も指導者に質問してみたのですが…彼は、私の作業の何が問題なのか、解決できなかったです。終いには、はぁ?何が分からないの?何度同じことを言わせるの?みたいな感じになりました…
しかし、絶対に何かが違う…と思って、田んぼを歩き回り、ベテランの田畑さんが作業していたので、チラ見したら…
・草を刈る位置が違う
・刈った後の草の戻し方が違う
でした。草を刈る位置は、なんと、分厚い腐食の下です。接点から刈るどころか、芝生マットみたいになっている田んぼの腐植層5cmくらい下です。そして、刈った草はその腐食と混ぜて、天地を返してグルグル巻きにしてしまいます。腐植の天地が入れ替わる感じです。
こうすると、水草を制することができる…出来上がった田んぼの印象も全く違います。
植物は腐植が大好きで、大体腐植に置かれたら、根を出してしまいます…最適な水分、最適な空気なのでしょうか…そこからさらに試練?で固い大地に根を下ろすかどうか?は微妙ですが…
お隣の太田さんが私とは比較にならない草ぼうぼうで、稲苗の姿が草に隠れて見えないほどでしたが…新人さんなので、ダメのやり方で除草していました…私はピンと来たので、田畑さんを呼んで、太田さんに刈り方を見せてもらったのですが、太田さんも、指導者の指導どおりやっていると思っており…もちろんベテラン田畑さんも指導者の指導通りやっていると思っており… 二人とも言われたとおりにやっていると主張しますが、ぜんぜん実際の作業を見ると深さも後処理も違うし、何より結果も全然違う…
私は、こうして起きていることに、誰も悪い人はいないのに、なぜか失敗する人と、成功する人が出てくる…と思いました。
農業は作業まで手取り足取り、でやらないと、口頭の指示だけでは技術習得にならないのでは???
何しろ、川口さんの本に書いてあることをやっているつもりで、全く遠く届かない成果しか出せないということは、何かマジカルなパワーが出ている、とかそう言うことではなくて(そう言うことに帰結したくなる気持ちは分かるが…)、指導している人がしていないつもりでやっている無意識の作業のコツ、というようなことだと思います…
それは指導している人は、自覚してやっているわけではないので、言語化できないのではないですかね??
私はクライミングは下手ですが、下手だからこそ、言語化できるというか、上手な人はへたな人がなんでできないのか、そもそも分からないらしいんですよね…
2021年7月12日月曜日
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