■木嶋利男さんの伝承農法の本
古い日本の伝承農法から、現代にも役立ちそうな知識を拾ってきたものですが…(『野菜作りの知恵と技』)。
自然農の方法論を作った、福岡正信さんや川口由一さんは、古い日本農業の伝統から、自然農を編み出したのだろうと思います。
自然農は、定義が、〇〇しない、という慣行農法のアンチテーゼっぽい定義になっているので、そこが慣行農法主体の現代農業との衝突の原因のような気がします。実際、自然農の仲間の中でも、排除があります。例えば、種おろしを播種と言っただけで反発するなど。自ら対立を生むようなことをしているのは、いただけない点ですね…。対立ではなく、相互に農の世界を理解し合う仲間であるという共通点に着目したいものです。
・耕さない
・草や虫を敵としない
・肥料を用いない
を言い換えて
・不耕起栽培を旨とし、土壌微生物との共存共栄の道を目指す
・草生栽培を目指す
・病害虫は生物多様性で対応する
・自然の養分を最大限に生かす
で、どうでしょう? これなら、受け入れやすいのでは?
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