2021年7月8日木曜日

土壌微生物による病害防除

土壌微生物による病害防除

・主因、素因、誘因が揃わないと発病しない

・フザリウム→品種で抵抗

・半身いちょう病 → 春秋 温度

・軟腐病 →夏 温度

・根こぶ病 →重力水、PH7.4以上では発病しない

・青枯病 →土中の深いところ 23度以上

微生物による防除には

1)抗生、2)寄生、3)競争、4)抵抗性、5)アレロパシーがある。伝統農法は、5)を経験則的にまとめたもの。サルビア現象が有名。

・微生物は非常に好みが激しい

・単子葉植物と双子葉植物を混植するのが基本

・科を変える

・抵抗性品種を用いる

・育苗土はその作物にとって一生の付き合いになる菌を決める

・土埃が立つような場合、フザリウム菌が胞子で飛ぶ

・フザリウムには、ネギ、ニラで対抗

微生物資材が効かない理由は、移植しようとする微生物に餌と住処がないから。

主因=病原菌 (土ちゅうのどこにでもいる)

素因=植物の感受性 品種でかなり違う

誘因=環境 温度やPH

結局、微生物資材を用いるプランより、

1)環境要因を避ける(=適期に栽培する)

2)多様性を維持する(単作=微生物相の単相化)

が大事と分かりました。

青枯れ病は土中の深いところにまでいるので、土壌消毒はあまり有効でないそうです。まぁトマトはイラナイってことかなぁ。私の畑では大玉は、どっちの畑でもダメそうですが。

0 件のコメント:

コメントを投稿