2021年6月12日土曜日

敷草の研究

 敷草の研究

カラムシの敷き草は嫌なにおいを出して虫をはねつけ、結果がよかったので、干したセイタカアワダチソウでも試してみましたが、分解が早すぎてダメでした…。

虫一杯。今度は、アブラナ科の種取後の殻です。これは分解、遅そうかなって。セルロース系なので…しかし、虫が一杯になってしまったので、夏ミカンの皮。

ミカンの皮ってホント分解遅いですよね… 夏は分解が非常に速いので敷き草の選択は冬より難しい気がします…。

去年、菌ちゃん農法でベランダで生ごみを堆肥化してみたのですが、あっという間だったのを思い出しました…



敷き草の質と植生

スギナを敷き草に使ったセルトレイでの播種は、去年とても良い成果を上げました。

それで今年、大根の葉でもやってみたのですが、ダメ。保湿しすぎです。

自然農では亡骸の層と言って体積した植物の死骸が土を作るので、そのまま積み上げていくように言われますが…亡骸の層=敷き草。となると、敷き草にも色々と種類があると思われます。

耕す畑では出てくる雑草はかなり偏っています。植物の根はアレロパシーを出している場合もあり、単相化します。アレロパシーを出している作物では、ソラマメ、ジャガイモ。雑草はセイタカアワダチソウ。つまり単作が向くということです。

混植による利点は、亡骸の層の質が偏らないということもあるかもしれません。

亡骸の層の効能を考えてみると

1)草マルチ 表土の流出を抑える
2)保湿   乾燥防止
3)置き肥 徐々に分解
4)防除 特殊成分 アメリカフウロとトマト

があると思います。

亡骸の成分を想定することでも、適切な混植や後作が見えてくるような気がします。
大根の葉はマルチとしてみると、とても保湿力が強いので、乾燥を嫌うもののマルチに使ってみようと思います。

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