2020年4月24日金曜日

粘土質の田から畑への転用

これも備忘録
ーーーーーーーーーー
私の畑も田んぼとして使われていた場所ですが(自然農として11年、畑に転換して2~7年)、幅1.5m、高さ40cm程度の高めの畝にすることでほとんどの野菜を育てることが出来るようになりました。土質は重粘土質なので、畝をこのくらいの高さにすると、夏季は畝の表面が乾燥して固く締まりますが、草をある程度生やして日陰になるようにしてやったり、草が生えにくい場所では敷草をしたりして表土が乾燥しにくくなるように配慮しています。この時期までにある程度地中に根を張ることが出来る夏の果菜類などは問題ありませんが、ニンジンやキャベツなどこの時期に播種する必要がある野菜の場合は必要に応じて灌水をしています。
 ただ粘土質土壌で育った野菜は砂土や砂壌土で育った野菜と比べると姿や味などが異なります。特に葉物は背丈が詰まったずんぐりとした姿になり、大きさ的には小さめな姿ですが、それはこの環境に対応して育つ作物の本来の姿であり生育不良とは異なります。それぞれの環境に適合した姿の見極めも必要かと思います。(2015/5/5 静岡県Tさん投稿)
ーーーーーーーーーー

0 件のコメント:

コメントを投稿