2020年4月22日水曜日

『自然農法とは何か: ゆらぎとエントロピー』

メモおよびハイライト:
『自然農法とは何か: ゆらぎとエントロピー』
(本田進一郎著) 表紙
ハイライト(イエロー) - 位置No. 6
ルドルフ・シュタイナー アルバート・ハワード F・H・キング イブ・バル フォア J・I・ロデイル ハンス・ミュラー と マリア・ビグラー
自然農法とは何か ゆらぎとエントロピー
ハイライト(イエロー) - 序、自然農法を書く理由 > 位置No. 69
の『 農業 聖典』
ハイライト(ピンク) - 序、自然農法を書く理由 > 位置No. 70
無い。 有機農業 の 理論 について は、『 農業 聖典』 を 超える テキスト は ない し、 自然 農法 では『 無』 以上 の 本 は 存在 し ない。
ハイライト(イエロー) - 序、自然農法を書く理由 > 位置No. 71
は、『 農業 聖典』
ハイライト(ピンク) - 序、自然農法を書く理由 > 位置No. 88
でも、 作物 が 収穫 でき なかっ たり、 経営 が 成り立た なけれ
ハイライト(イエロー) - 序、自然農法を書く理由 > 位置No. 98
たとえば、「 食酢 は 食品 なので、 食酢 を かけ ても 無農薬」 という 人 も 考える 人 も いる し、 食酢 は 農薬 取 締 法 では、 特定 農薬 に 指定 さ れ て いる ので、 無農薬 で ない と 考える 人 も いる。 食酢 は 食品 でも あり、 特定 農薬 でも ある ので、 どちら とも とれる。
ハイライト(イエロー) - 1、有機農業の黎明 > 位置No. 148
シュタイナー は、 物質主義 に対する 嫌悪 から、 アンモニア や 過 リン 酸 石灰 などの 化学肥料 の 使用 を 忌避
ハイライト(イエロー) - 1、有機農業の黎明 > 位置No. 150
天体 の 動き に 基づい た 農業 暦
ハイライト(イエロー) - 1、有機農業の黎明 > 位置No. 151
播種 日 や 収穫 時期 を 決める
ハイライト(イエロー) - 1、有機農業の黎明 > 位置No. 154
バイオダイナミック 農法」
ハイライト(イエロー) - 1、有機農業の黎明 > 位置No. 164
農業 廃棄物― 腐植 として の 利用)
ハイライト(イエロー) - 1、有機農業の黎明 > 位置No. 165
農業 聖典)
ハイライト(イエロー) - 1、有機農業の黎明 > 位置No. 167
インドール 式 処理 法 が 詳しく 紹介 さ れ て いる。 これ は、 家畜 や 人間 の 糞尿 を はじめ、 あらゆる 有機 廃棄物 を 堆肥 に する 方法 で、
ハイライト(イエロー) - 1、有機農業の黎明 > 位置No. 180
ヨーロッパ では、 下水 汚泥 は 利用 さ れ ず に 河川 に 捨て られる ので、
ハイライト(イエロー) - 1、有機農業の黎明 > 位置No. 185
化学肥料 を 多用 し た ジャガイモ 圃場 で、 センチュウ が 蔓延 し、 ミミズ が い なく なっ た
ハイライト(イエロー) - 1、有機農業の黎明 > 位置No. 197
Nature' s agriculture , Nature’ s farming , Nature' s methods
ハイライト(イエロー) - 1、有機農業の黎明 > 位置No. 204
土壌 物理学 の 父」
ハイライト(イエロー) - 1、有機農業の黎明 > 位置No. 208
キング は、 中国 大陸 への 旅程 の 説明 の 中 で、「 我々 は、 肥沃 な 処女 の 農地 を 三 世代 で 使い果たし て しまう 習慣 の 場所 を 出発 し、 到着 し た のは、 三千年 の 収穫 の あと にも、 いまだ 肥沃 な 場所 だ」(* 6) と 書い て いる。
ハイライト(イエロー) - 1、有機農業の黎明 > 位置No. 212
そして、「 中国人 は 人糞 尿 を 土壌 に 還す。 われわれ は 海 に 捨て て いる。 その こと で、 中国 では、 大人 100 万人 が 1 日 当たり、 1 t 以上 の リン と 2 t 以上 の カリウム を 作物 に 施用 し て いる。 また、 運河 に 貯まっ た 泥 は 集め られる。 泥 は 有機物 を 多く 含み、 土壌 に 腐植 を 供給 する」(* 7) と、 屎尿 や 泥 の 循環 利用 を 賞賛 し て いる。
ハイライト(イエロー) - 1、有機農業の黎明 > 位置No. 220
化学肥料 や 鉱物 肥料 が まったく ない 当時 の 日本 で、 年間 に 窒素 39 万 t、 リン 9 t、 カリ 26 万 t( 10 a 当たり N 6・4 ㎏、 P 1・5 ㎏、 K 4・2 ㎏)
ハイライト(イエロー) - 1、有機農業の黎明 > 位置No. 222
キング は、 土壌 中 の 窒素、 リン、 カリ などを 消尽 する、 欧米 の 農業 に 警鐘 を ならし て い た。
ハイライト(イエロー) - 1、有機農業の黎明 > 位置No. 223
持続 農法
ハイライト(イエロー) - 1、有機農業の黎明 > 位置No. 224
ただ、 アジア の 農業 は、 きわめて 労働 集約 的 で、 農民 たち の 過酷 な 労働 によって 支え られ て いる
ハイライト(イエロー) - 1、有機農業の黎明 > 位置No. 229
The Living Soil』(
ハイライト(イエロー) - 1、有機農業の黎明 > 位置No. 246
森林 土壌 が、 落ち葉 などが 堆積 し た 腐植 蓄積 から なる こと に 注目 し、 農地 において も、 自然 の 物質 サイクル と 土壌 生物 を 撹乱 し ない よう に、 耕耘 は 表層 だけに とどめ、 厩肥 の 施用 も 表面 被覆
ハイライト(イエロー) - 2、環境問題とオーガニック市場の成長 > 位置No. 255
有機物 循環 → 腐植 土壌 の 生物 性 → 土 と 作物 の 健康
ハイライト(イエロー) - 2、環境問題とオーガニック市場の成長 > 位置No. 323
リサージェンス」( resurgence) は、 再起 や 復活 を 意味 する 言葉 だ が、「 農薬 散布 によって 節足動物 群集 の 平衡 が 撹乱 さ れ た 結果 生じる、 短期 的 な 害虫 の 異常 発生」
ハイライト(イエロー) - 2、環境問題とオーガニック市場の成長 > 位置No. 330
1956 年 に 富 沢 長次郎 氏 が、 有機 水銀 系 農薬 が、 稲 わら や 籾 中 に 残留 する こと を
ハイライト(イエロー) - 2、環境問題とオーガニック市場の成長 > 位置No. 335
のは、 BHC( ベンゼンヘキサクロリド) で ある。 水 に 溶け にくい BHC は 水田 の 害虫 防除 に 使用 さ れ た
ハイライト(イエロー) - 2、環境問題とオーガニック市場の成長 > 位置No. 338
1969 年 に、 高知県 での BHC など 塩素 系 殺虫剤 の 使用 を 止め た。 桐 谷 氏 は、 農林省 植物 防疫 課 から 名指し で 非難 さ れ、 顛末 書( 始末書) を 書か さ れ た と いう。 1971 ~ 72 年 に、 厚生省 が 母乳 の 残留農薬 を 調査 し た ところ、 調査 対象 母乳 の すべて から、 β-BHC と DDT が、 また 70% から ディルドリン が 検出 さ れ た( 環境白書)。 そして 1971 年 に、 BHC の 使用 が 禁止 さ れ た。
ハイライト(イエロー) - 2、環境問題とオーガニック市場の成長 > 位置No. 347
① 生態系 の 多様 性、 ② 種 の 多様 性、 ③ 遺伝 的 多様 性( 種 内 の 多様 性) の 3 層
ハイライト(青) - 2、環境問題とオーガニック市場の成長 > 位置No. 364
80 年代 後半 から、 毎年 15 ~ 20% の 高率 で、 有機 食品 市場 の 成長 が 始まっ た。
ハイライト(イエロー) - 2、環境問題とオーガニック市場の成長 > 位置No. 368
日本 でも 2000 年 に、 国際 基準 に 準拠 し て、 有機農産物 の 日本農林規格( 有機 JAS 規格) が 制定 さ れ た。 2000 年 以降 も、 有機 食品 市場 の 拡大 は 止まら ず、 今後 も 高い 成長 率 が 見 こま れ て いる。
ハイライト(イエロー) - 3、リン資源の枯渇 > 位置No. 371
2000 年代 に 入る と、 リン 資源 の 枯渇 の 問題 が 表面化
ハイライト(イエロー) - 3、リン資源の枯渇 > 位置No. 376
リン は、 金属元素 として は、 カルシウム に 次い で 多く、 大人 1 人 の 体 には 700 g くらいが
ハイライト(イエロー) - 3、リン資源の枯渇 > 位置No. 378
地殻( 地球 の 表面 の 土) には、 リン は 土 1 t の 中 に 平均 で 1・2 ㎏
ハイライト(イエロー) - 3、リン資源の枯渇 > 位置No. 381
植物 が リン を 吸収 する には、 他 の 元素 に 比べ て 多く の コスト が かかる。 入手 に 必要 な コスト を みる ため に、 組織 濃度 に 比率( 濃縮 率) を 掛け て みる と、 リン を 入手 する ため の コスト は 窒素 の 16 倍、 カリウム の 25 倍、 カルシウム の 117 倍 も かかる。 さらに、 植物 の 細胞 は、 培地 中 の リン を 1000 ~ 10000 倍 の 濃度 勾配 に 逆らっ て 吸収 できる こと が 知ら れ て いる。
ハイライト(イエロー) - 3、リン資源の枯渇 > 位置No. 385
  古代 ローマ の 農民 は、 牛、 馬、 羊、 山羊、 豚、 鳩 の 厩肥 を 使用 し た という 記録 が あり、
ハイライト(イエロー) - 3、リン資源の枯渇 > 位置No. 400
東アジア の 肥料 の 大きな 特徴 として は、 人糞 尿 の 利用 が ある。
ハイライト(イエロー) - 3、リン資源の枯渇 > 位置No. 403
黒 ボク の 場合 は、 火山灰 に 由来 する アルミニウム
ハイライト(イエロー) - 3、リン資源の枯渇 > 位置No. 404
リン 酸 は、 非晶質 リン 酸 アルミニウム に 類似 し た 物質 に 変化 し て 難 溶化
ハイライト(イエロー) - 3、リン資源の枯渇 > 位置No. 405
赤 黄色 土 の ほう は、 風化 が 進み すぎ て、 養分 が 溶脱 し て しまっ て いる。
ハイライト(イエロー) - 3、リン資源の枯渇 > 位置No. 408
大量 の リン 酸 が 難 溶化 し て 蓄積 し て いる
ハイライト(イエロー) - 3、リン資源の枯渇 > 位置No. 410
土壌 から 流出 し た リン が、 河川 や 湖沼 に 流れ込み、 水系 を 富栄養化
ハイライト(イエロー) - 3、リン資源の枯渇 > 位置No. 411
数年 ~ 数 十年
ハイライト(イエロー) - 3、リン資源の枯渇 > 位置No. 416
リン 鉱石 の 経済 埋蔵 量 は 60 ~ 130 年 で 枯渇 する と 予測 さ れ た(* 14)。 この ため、 アメリカ は 1999 年 に リン 鉱石 の 輸出 を 禁止 し、 日本 への 輸出 量 も ゼロ に なっ た( リン 安 は 輸出 し て いる)。
ハイライト(イエロー) - 3、リン資源の枯渇 > 位置No. 418
2008 年 には、 中国 が リン 鉱石 の 輸出 関税 を 120%
ハイライト(イエロー) - 3、リン資源の枯渇 > 位置No. 422
リン 資源 の 再調査 が 行わ れ、 経済 埋蔵 量 は 300 ~ 400 年分 と 修正 さ れ た(* 15)。 ところが、 2016 年 の 別 の 報告 に よれ ば、 2050 年 までの 需給 モデル において、 世界 の 食料 需要 を 十分 に 満たす には、 全世界 の 牧草 地 に対して、 リン P の 施用 量 を 4 倍 に 増やさ なけれ ば なら ない と 予測 し て いる(*
ハイライト(イエロー) - 3、リン資源の枯渇 > 位置No. 427
に、 堆 厩肥 の 利用 の 結果 として、 牧草 地 の リン 収支 が 大幅 な マイナス
ハイライト(青) - 3、リン資源の枯渇 > 位置No. 432
リービヒ 無機栄養 説」 の パラダイム に 属し て
ハイライト(イエロー) - 4、福岡正信 > 位置No. 478
根絶 事業 の 結果、 わかっ た こと は、 どんなに 大量 の 農薬 や 化学肥料 を 使っ て「 科学的」 な 農業 を 行なっ ても、 ごく わずか な 増収 しか もたらさ ない という こと
ハイライト(イエロー) - 4、福岡正信 > 位置No. 484
粘土 団子 による 緑化 を 指導
ハイライト(イエロー) - 4、福岡正信 > 位置No. 501
入り、 細 に わたっ た 専門的 研究 に なれ ば なる ほど、 なし た こと は、 局部的、 極微 的、 一時的、 近視眼的 立場 からの 分別 的 考察 に なっ て いく。(*
ハイライト(イエロー) - 4、福岡正信 > 位置No. 541
自然 には 因果 は ない。 本来、 自然 には 始め も なく 終わり も なく、 一 も なく 二 も なく、 原因 も なく 結果 も ない。 因果 は 存在 し ない ので ある。(*
ハイライト(イエロー) - 4、福岡正信 > 位置No. 550
人間 が 何 かを せ ね ば なら ぬ という のは、 人間 が 何 かを せ ね ば なら なく なる よう な 原因 を 前もって 作っ て いる からで
ハイライト(イエロー) - 4、福岡正信 > 位置No. 577
すなわち、「 耕耘 も、 肥料 も、 除草 も、 農薬 も、 無く ても でき た」、 あるいは「 無く ても かまわ なかっ た」(
ハイライト(イエロー) - 4、福岡正信 > 位置No. 583
農家 が イネ を 脱穀 し た 場所 で、 こぼれ落ち た 籾 から 多数 の 稚苗 が 発芽 し て いる のを 見つけ た。 これ が 自然 農法 の 稲作 の 第一歩
ハイライト(イエロー) - 4、福岡正信 > 位置No. 588
スズメ や ケラ の 食害 が 少ない
ハイライト(イエロー) - 4、福岡正信 > 位置No. 591
米麦 連続 不 耕 起 直播
ハイライト(イエロー) - 4、福岡正信 > 位置No. 594
日本 などで 栽培 さ れ て いる ジャポニカ( Oryza sativa japonica) は 多年草
ハイライト(イエロー) - 4、福岡正信 > 位置No. 598
福岡 さん は、 無 霜 地帯 では、 ヒコバエ から 2 回 作 や 越年 栽培 が できれ ば、 それ に こし た こと は ない
ハイライト(イエロー) - 4、福岡正信 > 位置No. 603
ても、 現実 に、 現在 行わ れ て いる 清掃 農法( 草 を きれい に 取り、 耕す) の 田畑 で 突然 無 肥料 で 作物 を 作っ て よい という わけ では ない。(* 46) 無 肥料 論 は、 肥料 が 無 価値 という のでは ない。 化学肥料 を 施す 必要 が ない
ハイライト(イエロー) - 4、福岡正信 > 位置No. 618
リン の 循環 は、 火山 の 噴火 や 地殻 の 変動
ハイライト(イエロー) - 4、福岡正信 > 位置No. 619
生物 では、 鳥類 が 魚類 や 昆虫 を 捕らえ て、 糞 や 遺体 を 陸地 に 落とす こと で リン 循環 が 行わ れる。
ハイライト(イエロー) - 4、福岡正信 > 位置No. 621
担う。 サケ など、 海 から 川 に 遡上 する 魚類 も、 リン を 循環 さ せる。 サケ を エサ に する 鳥類、 クマ、 川 の 昆虫 などが、 陸地 に リン を 撒き 散らす。
ハイライト(イエロー) - 4、福岡正信 > 位置No. 622
田 や 畑 などの 農地 では、 作物 を 収穫 し て、 外 に 持ち出す ので、 自然 の 野山 よりも、 リン は 早く 減少 する。 家畜 や 人間 の 糞尿 や 鉱物 リン( 古代 に 海底 に 堆積 し た リン) を 還元 し ない と、 農地 の リン は しだいに 不足 する。 この こと は、 二 千年 以上 続け られ て き た 歴史的 事実 で ある。 それ は、 自然 農法 の 圃場 で あっ ても 同様 で、『 無』 にも「 鶏糞 でも あれ ば、 その 上 に ふりまい て おく」
ハイライト(青) - 4、福岡正信 > 位置No. 627
果実 の 成る 樹木 を 植えれ ば、 鳥 が 集まり、 鳥 の 糞 によって リン が 補給 さ れる」
ハイライト(イエロー) - 4、福岡正信 > 位置No. 632
いわゆる 草生栽培 で あり、 緑肥 栽培
ハイライト(イエロー) - 4、福岡正信 > 位置No. 640
自然 農法 の 野菜 作り では、 まず 圃場 に 生え て いる 雑草 を よく 観察 する。 草 ぼうぼう の 状態 から 作物 を 育てる 場合 は、 雑草 の 花 が 咲い て いる とき( 種 が できる 前) に、 野菜 の 種 を 入れ た 粘土 団子 を 播い て、 雑草 を 根元 から 刈る。 花 が 咲い た 植物 は、 根 が 急 に 弱っ て くる ので そのまま 枯れる。
ハイライト(イエロー) - 4、福岡正信 > 位置No. 644
アジア、 アフリカ、 南米 原産 の 作物 は、 春 に 萌芽 し て、 春 から 秋 にかけて 生育 する もの が 多く、 春 に 種 を 播く。 イネ、 大豆、 トウモロコシ、 ナス、 トマト、 キュウリ など。
ハイライト(イエロー) - 4、福岡正信 > 位置No. 661
天敵 利用 は、 生物学 的 防除 で、 人間 には 無関係 だ から 安心 だ と 思っ て いる の だ が、 本当は 生物界 の 連鎖 関係 を 知る もの から 見れ ば、 何 が 天敵 やら 害虫 やら わから ない という のが 真相 で、 人間 の やる こと は 巨視的 に 見れ ば、 自然 の 破壊 以外 の 何もの でも ない。(*
ハイライト(イエロー) - 5、クローバー草生米麦連続不耕起直播 > 位置No. 717
現在 の 品種 は、 耐病性 や 食味 に 育種 が 特化 し て いる ので、 草 に対して は 弱く なっ て いる。
ハイライト(イエロー) - 5、クローバー草生米麦連続不耕起直播 > 位置No. 718
目 は まず 草 を 減らす のが おも な 仕事。 田んぼ の 中 に 草 の 穂 が 見え たら、 ただちに その 穂 を 鎌 で 刈り取る。 雑草 の 種 が こぼれ て しまう と、 なかなか 草 を 減らす こと は でき ない。 セイタカアワダチソウ など 宿根草 は 2 ~ 3 年 かかる。 草 が 多 すぎ て クローバー さえも 生え ない とき は、 より 抑 草 効果 の 高い ヘアリーベッチ や ザートウィッケン を 播く と よい」
ハイライト(イエロー) - 5、クローバー草生米麦連続不耕起直播 > 位置No. 729
稲 が まさる か 草 が まさる かは、 ちょっとした 違い で あり、 自然 農法 は きわめて 微妙 な 農法 だ。 一生懸命 やら なけれ ば でき ない。 僕 は 65 年間 一生懸命、 自然 農法 を やってき た。 だから、 田んぼ へは 毎日 通わ なけれ ば なら ない」
ハイライト(イエロー) - 5、クローバー草生米麦連続不耕起直播 > 位置No. 736
割れ ない 粘土 団子 を 作る こと」
ハイライト(イエロー) - 6、農業技術者、農業指導者としての福岡正信 > 位置No. 829
福岡 さん は、 ある とき から「 男 は、 自然 農法 を 理解 でき ない」 と 言っ て、 弟子 を いっさい とら なく なっ て い た。
ハイライト(イエロー) - 6、農業技術者、農業指導者としての福岡正信 > 位置No. 899
と、「 田んぼ の 中 に 草 の 穂 が 見え たら、 ただちに 穂 を 刈り取る。 雑草 の 種 が こぼれ て しまう と 草 を 減らす こと は でき ない。 セイタカアワダチソウ の よう な 宿根草 の 場合 は、 上 を 刈っ ても 地下 に 根 が 残る ので、 2 ~ 3 年 かかる」 と 言っ た すぐ あと に、「 そんな 手間 が ない とき は、 最初 の 1 ~ 2 年 は 除草剤 を 使っ ても いい」 と 言う。
ハイライト(イエロー) - 7、川口由一 > 位置No. 970
川口 さん の やり方 は、 鎌 と 鍬 だけ あれ ば すぐ に 始め られ、 かつ 失敗 が 少ない。 全国 40 か所 以上 に 自然 農 の 学習 の 場 が あり、 三重県 と 奈良県 の 境 に ある 赤目 自然 農 塾 では、 毎年 300 人 近い 人 が、 イネ や 野菜 を 栽培 し ながら 学ん で いる。
ハイライト(イエロー) - 7、川口由一 > 位置No. 1012
外 から 持ち込ん で 施さ ない」
ハイライト(イエロー) - 7、川口由一 > 位置No. 1012
だ。 収穫 残渣、 米ぬか、 家 から でる 屎尿、 生 ごみ など、 すべて の 有機物 を 田畑 に もどす。 堆肥 には せ ず、 土 の 表面 に そのまま 置く。「 持ち込ま ず、 持ち出さ ず、 巡らせる」。 また、「 持ち出さ ず」 という のは、 収穫 し た 米 や 野菜 を、 家( 農地 を 含む) から 外 に 出さ ない という 意味 で、 収穫 物 を まったく 販売 し て い ない。
ハイライト(イエロー) - 7、川口由一 > 位置No. 1070
川口 さん の 自然 農 では、 理念 として 収穫 物 を 販売 せ ず、 他 の 収入 で 生活 する の だ から、 自家 消費 分 しか 作付け し ない「 兼業農家」 で ある( 厳密 には 自給自足 とは 違う)。
ハイライト(イエロー) - 8、木村秋則 > 位置No. 1145
ヨーロッパ では りんご の 無農薬 栽培 は『 奇跡』 では ない」
ハイライト(イエロー) - 8、木村秋則 > 位置No. 1154
だ。 マッカフィー 農場 では、 コドリンガ に対して、 植物 オイル、 性 かく乱 フェロモン 剤 を 使用 し て いる が、 最後 は 農場 の 労働者 を 動員 し て 手 で とる。
ハイライト(イエロー) - 8、木村秋則 > 位置No. 1191
木村 さん の 畑 では、 火山 性 土壌 に 適応 し た イネ 科 や タデ 科 の 植物 が、 難 溶 性 の リン 酸 を 溶解・吸収 し、 腐朽・分解 し て 可溶性 の リン 酸 となり、 リンゴ が 吸収 できる よう に なっ た ので あろ う。 蓄積 し た 難 溶 リン を 利用 する という 意味 では、 きわめて 科学的 で 合理的 な 方法 と 言える。 ただし、 リンゴ 栽培 では 収穫 物 を 圃場 の 外 に 持ち出す ので、 土壌 中 の リン 酸 は 確実 に 減少 する。 今後、 どれ くらいの 期間、 継続 し て リンゴ が 収穫 できる のか、 継続 し て 観察 する 必要 が ある。
ハイライト(イエロー) - 9、エネルギーとエントロピー > 位置No. 1254
現代 の 人類 は、 太陽 からの エネルギー だけでは 足ら ず、 化石燃料 の エネルギー を 利用 し て 生存 し て いる。 化石燃料 は、 古代 の 太陽 エネルギー が 蓄積 し た 有機化合物 だ。
ハイライト(イエロー) - 9、エネルギーとエントロピー > 位置No. 1263
化石燃料 に 代わる エネルギー 源 を 見つけ ない 限り、 現在 の 人口 を 扶養 する こと は 不可能 で ある。
ハイライト(イエロー) - 10、補、腐植栄養説と無機栄養説 > 位置No. 1352
レタス( キク 科)     トマト( ナス 科)     ピーマン( ナス 科)     キュウリ( ウリ 科)     エゴマ( シソ 科)     ソバ( タデ 科)
ハイライト(イエロー) - 10、補、腐植栄養説と無機栄養説 > 位置No. 1354
アミノ酸 そのもの の 吸収 効率 が 高い のは イネ と チンゲンサイ(
ハイライト(イエロー) - 10、補、腐植栄養説と無機栄養説 > 位置No. 1360
ニンジン は、 昔 から「 冬 ニンジン には 堆肥 が 効く」 と いわ れ て おり、 有機 態 窒素 を 効率 よく 吸収 する。 ニンジン の 原産地 は、 アフガニスタン の 冷涼 な ヒンズークシ 山麓 と 考え られ て いる。 ニンジン は、 自然 の 状態 では 夏 ~ 秋 に 発芽 し て 生長 し、 冬季 には 生育 が 停滞 する が そのまま 越冬 する。 翌春 の 長日 温暖 下 で 抽台、 開花 に 至る。 秋 ~ 春 の 低温 期 には 土壌微生物 の 活動 が 弱まる ため、 有機物 の 無機 化 が 停滞 する。 そこで、 無機 化 する 前 の、 有機 態 の 窒素 を 吸収 する 機構 が 発達 し た ので あろ う。
ハイライト(イエロー) - 11、補、窒素を固定する生物 > 位置No. 1420
アルファ ルファ         28・5   スイートクローバ       19・1   アカ クローバ           17・1   アルサイククローバ     16・0   ダイズ                 11・9   ヘアリーベッチ           7・7   インゲン マメ             6・6   エンドウ                 5・4
ハイライト(ピンク) - 11、補、窒素を固定する生物 > 位置No. 1432
の 植物( イネ 科、 アブラナ 科 など) とを 混作 する と、 単作 よりも 生育 が 良く なる こと が、 経験 的
ハイライト(ピンク) - 12、補、難溶リンを吸収する植物 > 位置No. 1454
問題 に なる のは、 酸性土壌 での リン 酸 固定
ハイライト(イエロー) - 12、補、難溶リンを吸収する植物 > 位置No. 1457
アブラナ 科 = アブラナ 科 の 作物 には、 ナタネ、 カブ、 キャベツ、 カラシナ、
ハイライト(イエロー) - 12、補、難溶リンを吸収する植物 > 位置No. 1462
ソバ = タデ 科 植物 の ソバ は、 根から 水素 イオン H + を 放出 し て 土壌 を 酸性 化 する。 酸性 化 によって カルシウム 型 リン 酸 を 溶解・吸収 する こと が できる。
ハイライト(イエロー) - 12、補、難溶リンを吸収する植物 > 位置No. 1466
いる。 ヒヨコ マメ は、 根から クエン 酸 や コハク 酸 を 分泌 し て 土壌 を 酸性 化 し、 カルシウム 型 リン 酸 を 溶解・吸収 し て いる。
ハイライト(イエロー) - 12、補、難溶リンを吸収する植物 > 位置No. 1477
溶 性 の リン 酸 を 利用 する には、 ① 石灰肥料( 苦土 石灰 など) の 施用 によって、 土壌 p H を 適正 に 保つ。 ② 水田 耕作 や 湛水 によって、 土壌 を 還元 化 する と リン 酸 が 溶解 する。 ③ リン 酸 溶解 能力 を 持つ 作物 の 導入 や 輪作。 ④ アーバスキュラー 菌根菌 の 利用。 ⑤ ヒマワリ など アーバスキュラー 菌根 と 共生 する 作物 の 導入 および 輪作。 ⑥ 堆肥 など 有機物 施用 による、 土壌 生物 の 多様化 などの 方法 を 組み合わせる。
ハイライト(イエロー) - 12、補、難溶リンを吸収する植物 > 位置No. 1485
長江 から 流れ出 た リン は、 黒潮 に のっ て 日本 近海 に 流れ て くる。 この ため 日本列島 の 周囲 は、 世界 でも 有数 の 生産力 の 高い 海 で ある。 日本 では、 江戸時代 初期 には、 綿、 藍、 野菜 などの 換金作物 の 栽培 が さかん に なっ て おり、 干し 鰯 などの「 金肥」 が すでに 流通 し て い た。 すなわち、 日本人 は、 リン を 魚介 類 として 海 から 回収・摂取 し、 さらに 屎尿 や 肥料 として 田畑 に 還元 し て い た。
ハイライト(イエロー) - 12、補、難溶リンを吸収する植物 > 位置No. 1489
ず、 大きな 人口 を 扶養 でき た 理由
ハイライト(青) - 文献 > 位置No. 1511
桐 谷 圭 治、「 ただ の 虫」 を 無視 し ない 農業、

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