2020年4月15日水曜日

4月14日の作業日誌

■ 春の一日

4月14日(火)は、気落ちよく晴れた晴天で山が恋しかった。この季節、道路から見える山々も、新緑で、多種多様な山の木の様子が浮き彫りにされ、普段、感じられない、にぎやかさや華やかさを山に感じることができる。

今週は、いつもの朝活で気持ちよくスタートできたし、先週日曜も、とても幸福だった。逆か、日曜が幸福だから、朝、スタートが良かったのだ。

幸福だった理由は?といえば、日曜はずっと畑仕事の謎解きを調査中だったためだ。私にとって幸福は、探求する対象を持つということで、このネット全盛の時代に、知識というのは、Google先生の介添えと情報の成否をきちんと判別する知性があれば、何十年の知恵も、数日で手に入るのだ。そうした活動をしていると、知の海を泳ぐというスキルを使えて、とてもうれしくなる。

■ ニンニクレスキュー

この日の作業は、サビ病の出たニンニク畑のレスキューを午前中に、午後は、竹チップの散布だ。

ニンニクレスキューは

・サビ病の葉を切り取り、
・葉は、カビ菌がついているので、ゴミとして捨てる
・通風のため、雑草を刈る

だが、

オヤマノエンドウが繁茂して、どうも通風を妨げているのではないか?と思った。

また高畝にすると、湿度対策になるらしい。今畝高は、15-20で、高畝とは言えない。

真ん中の畝がサビ病はひどく、そして、下のほうがカビ菌が濃厚らしく、垂れた葉は、垂れた部分がカビ、ほかは元気だ。下の方が蒸しているのらしい。

稲藁は、保湿性がありすぎるような気がする。乾燥を好む植物のマルチとしては、稲藁はイマイチかもしれない。稲藁ではなく、竹チップやもみ殻ではどうか?と思った。

また、この場所が、一番、道路寄りで、標高的に一番下のため、もともと、湿度を帯びやすいらしく、1週間続いた晴天でも、地面がしっとりしており、ドクダミすら出ているので、これは、植える場所の選定がそもそも適していなかったもの、と思える。

ニンニク跡地には、

・ソルガムか麦

とFBで言われていますが、麦は乾燥を好むので、悩ましいです。

■ 竹パウダーの散布

午後は、竹パウダーの散布。竹の粉をビニール袋に詰めて、嫌気性発酵させたものを

1㎡あたり50~100g

撒く。撒くのに、男女スタイルの差がある。

一輪車+スコップでは、私には道具が負担すぎるので、収穫籠に粉を入れて、スコップで散布。”ミレーの麦を撒く人”スタイル。

竹パウダーは、嫌気性発酵に、かなりばらつきがあるようで、全く発酵していない、竹パウダーそのままのものや、青いカビが来ている?ものもあり、本来の乳酸菌発酵が成功しているかどうか?は、判別が不能だった。

しかし、この時期に入れないと、田んぼの時期に間に合わないし、竹パウダーは、他の堆肥と違って、未発酵のモノを入れても、害が少ないのだそうだ。

一般に肥料は、発酵が未熟なものを入れると、あまり良い成果を生まない。未熟だとむしろ、病気になったり、悪い結果になるので、腐ったものは畑には入れないほうが良い結果を生む。発酵していない草などが土にすき込まれる、のも、リスクフリーではない。

ただ雑草は、もともとその土地にあったものだし、栄養が豊富ではないので、そう悪さをしない。乾燥させて積んでいくのは、山の成り立ちと同じなので、そう問題ないと思われる…以前タンポポを完熟たい肥にしたときは、黒ビニールにタンポポだけを詰めたのだが、だいぶ立派な堆肥になった。空けたら、どこから入ったのか、ミミズが一杯だったっけ。

きちんと、発酵をしているか?というのは、それこそ、五感で感じるもので、正解を見ていないと確信はもてないものだが、今回の竹パウダーは未熟そうだった。

期間は、1カ月前とのことだったが、どうも、ネットには、2か月とあるものもあり、また、作り方には、湿度や元の菌の解除で糠を与えるなど、コツがいるようだ。

散布量も、夏野菜は、㎡あたり100g、冬野菜は50gとあり、畑がどれくらいの面積なのか、計算していないので、今回は、上の指示どおりに、下のたんぼにも、上のたんぼにも5袋。5袋といっても、それぞれサイズが違うし、田んぼもサイズが違うので、大体な感じだ。

でも、まぁ、おおざっぱで良いのが農業の良いところだろうとは思う。

2枚のたんぼに二人で、それぞれのスタイルで散布して、気持ちよく一日が終わった日。




谷に竹

■ 竹

・福岡県は竹の生育に適している
・水分を竹は必要としている
・水分が多いところに竹は集まる
・竹パウダーを販売している業者は全国で今のところ、数件で10件行かないレベル。5kg入り1000円程度だ。
・利用は比べてみる必要がある。

・近所の方にいきなりだご、一口サイズをもらった☆
・たけのこのお返しに有明海苔

■ ミツバチ

・ご入居になりそうか微妙
・柿の木の下は、入居しなさそう

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