2020年11月1日日曜日

間違った信念、深耕、

■間違った信念ができる方法
最近、農業のコミュニティにいて、いつも、”間違った信念とは、こうやってできるのか~!”と目を開かされる思いでいます。
ちょっと前に知った間違った信念は、農業者の間で根強い、”深く耕起すれば耕起するほど良い”でした。真実は、”有機物を入れたら浅く”でした。有機物の分解には酸素が必要だからです。科学の知識があれば、間違った信念、に気が付くことができるのでした。
昨日知った間違った信念は、”マメ科の連作はダメ”でした、これも、リン酸固定という科学知識があれば、間違っているということが分かるわけなのでした。
「稲麹は豊作の時にできる」も間違いで、豊作かどうかとは必ずしも紐づいておらず、”湿度が高い状態でできる”が正解です。昔は今ほど気候が高温多湿でなく、多湿の時に一般には増収なので、そう、勘違いしたのでしょう…。稲麹が発生した稲自体の収量はヘリ、品質も落ちます。そして特定の品種に出やすいです。
ということで、状況証拠とか、色々と周りに言われていることとか、そのようなことを掛け合わせて理解すると、大誤解になるということが分かります。
その大誤解を解く、おそらく唯一の方法は、知性、です。しかし、こういうと世の中の9割の人は、知性に自信がありません。知性がないと間違いを犯すと言われると、自分は必ず間違いを犯すと最初から投げ出してしまいます…
私のクライミングの師匠は、昼行燈と言われて学校ではダメ烙印の人だったそうです。私の弟と同じです…。しかし、学校で教えているのは知性ではなかったと私の記憶にはあります。テスト勉強や受験勉強を知性だと勘違いしてしまうことも、大いなる誤解、の一つかもしれません。
このような事情ですので、こうした大誤解を解く、ということは、私が弟の学習を始めて指導した10歳くらいの時から、
私にとっての大疑問、大きな課題
となっています…。その解決の糸口は対機説法にあるのかな??そこのところが、早く知りたい・・・というのが昨今です。

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