2021年2月8日月曜日

名人の大根畑

■ 名人の大根畑

自然農の大根名人に畑を見せてもらいました。

これが名人の大根畑です。

■ 名人の蒔き方

・前年にとったさやつきの種をそれごと蒔く

もしかしてさやに入ることで、ちょうど良い播種の位置間隔が、さやに記憶されているのでしょうか?その辺はよく分かりませんが…名人はさや付きで撒いているそうです。

よくできた大根は収穫せずに種取にして周辺のこぼれ種を活用もしているそうです。

■ 間引き

間引きも超過密栽培になるかも?と思って聞いたら、気にしていないそうです。

現に私がもらった大根は、実は見えている部分は普通サイズで、となり5cmくらいのところにもう一本入っていたのですが…太くなるのに問題なかったみたいです。
畑の場所ですが、日当たりがあまり良くない、条件はどちらかというと恵まれていない場所で、自然農に戻してからの期間も松国の菜園の中では浅いほうです。

私の持ち場のほうが条件いいのですが、私も大根を撒いていますが、赤ちゃんサイズです(--;)。名人もカボチャがあってダイコン蒔けなかったそうなので、私と同じです。

カボチャを避けて大根の種を撒いておいたそうで、そのために大根が出ている場所は、モザイク状になっていました。つまり整然とはしていませんでした。

大根のサイズですが、大小さまざまで、自然農宅配によくあるような3mサイズもありました。私も遠慮して細めのを頂いたつもりで引っこ抜いたら、このサイズだった…というわけです。

■ 収穫

抜く際ですが、大根は右回りに成長しているので、左に回しながら抜く。単純に上にひくのではないそうです。

■ 耕起

耕起ですが、私は以前大根が又割れしたので、深く耕していないと又割れするのかなぁと思っていたのですが、又割れは、石などの硬いものが進路を阻んだ時に起きるようです。自然農なので、当然ですが耕していないそうです。

■ 埋め戻し

あとは、穴ですが埋め戻しに特に土の層の上下は気にしていないそうです。

■ 大根のことは大根に聞く

私が名人に教えてもらったことは、「大根に教えてもらいなさい」ということでした。そうか~と思いました。品種など気にしないでいいみたいです。

好きなものを撒いてみて、最初の年は種取り、大根がそこを気に入れば…ということみたいです。その際、やはり貰った種はありがたいもので、適した品種を探す手間が省けます。

最初の年はどんどん色々なところに蒔いてみて、大根に尋ねてみてね、ということだそうです。

私は初年度なので、蒔けるものはすべて蒔いてしまって、今畑は満員御礼なのですが…名人の畑は、カボチャの跡地は空っぽでした。

■ほかの自然農の方の栽培法

品種:練馬大根
・畝の土をスコップ幅で起こして宿根を取り除き 種を一寸にひと粒づつ降し
・間合いが尺五寸ほどになるように間引き(少なくとも一尺はあける、このおろ引き大根も旨い)
・草抑えをきちんとやればある程度太くなる
・早生枝豆と輪作 →より太る

とのことです。





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