2022年2月24日木曜日

一般解はない

以下、引用。

ーーーーーーーーーーーーー小川さんという方の投稿よりーーーーーーーーーーー
現在、大量の耕作放棄農地があります。この問題を解消するには一般解はありません。

一人一人が創意工夫をこらしてそれぞれ最善と思う方法で取り組めばいいのです。

私の方法は、経費がかからず、大型機械を必要とせず、だれでも取り組みやすい方法です。

私の地域は山間部で傾斜地が多く、地形が複雑で大型機械が入らないところが多いです。そしてそのような場所が、工夫次第で優れた農産物を生産できる優良な土壌や微気象に恵まれていることも多いのです。

なまじ大量生産とか、機械化とか、効率性を求めて、機械化貧乏になり、多額の借金を抱えて逃げ出した新規就農者の例をいくつか知っています。

都市部には引きこもりで、健康な肉体を持ちながら生きがいを持てない若者が大勢います。

例えば、現在の耕作放棄農地で、こうした人たちが自給的農業に取り組み、国保税などを猶予して自活を促せば、その分日本の自給率が向上します。

道は一つではない。

「自然農」にこだわって成功するのは難しいと思いますが、農薬は結果として使わなくても問題なくなる作り方があるのは事実です。

それぞれがいろいろなやり方で挑戦してゆくうちに、慣行や有機、そのほかそれぞれの良いところを取り入れて、それぞれの地域の気象や土壌、都市との距離など特性に応じて、ある点では中間的な、ある点ではどちらでもない合理的な方法に収束して行くでしょう。

試行錯誤しながら、一番有利な方法に収束して行くと思います。私も当初は農薬を使っていましたが、生態系が確立するにつれ、またその圃場の特徴が判ってくるにつれ、農薬を使う必要がなくなりました。

私のキーワードは

①部分耕・桜の落葉堆肥穴肥
②若苗定植・疎植多本仕立
③選択的除草でヨモギを残す野草帯を確保
④この栽培に適した育種

です。
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コンゴ参考にしたい。

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