2020年6月30日火曜日

内海医師のJAS認定の罠

以下、引用です。私も、本当にそうだなと思います。もう自然農以外の野菜は健康な野菜には見えなくなってきました。

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JAS認定の罠
 
オーガニックというのは有機栽培という意味で、自然農とごっちゃにしている人がいますね。
有機は有機肥料などで栽培する農法で、自然農は一応肥料も使いません。
それはさておき、有機栽培にはJASマークをつけることができ、これは登録認定機関があるそうです。
しかしトクホやコーシャマークやコーデックスマークと同様、ここにもかなり落とし穴があるようなんですね。
 
たとえば有機JAS認定がとれていないと、有機と表示した商品を販売することは出来ませんが、JAS認定されていなくても広告にはオーガニックと書いて大丈夫だそうです。
また有機と書いていても農薬を全く使わないわけではなく、消費者の多くは錯覚しています。
また、化粧品などはもっといい加減で、1種類でもオーガニック成分が入ればオーガニックと名乗れるので、ほとんど意味はありません。
 
この基準は海外と比べるとかなりいい加減なようで、ヨーロッパを中心に認定にはかなり厳しさがあります。
日本では一種類どころかオーガニックの原料を1%でも配合していれば、名乗れるそうで、もう何でもアリになっています。
こういうことがなぜ起こるかというと、やはり認定機関が某OB団体だからだそうで、天下り先だということも言われています。
当然ながら検査に来てもらうのは有料です。
 
ちなみに有機栽培認定の場合、隣の畑とか水田で農薬散布している場合は基本的に不合格だそうです。
用水路も上流で農薬散布している水田があると、その水を使ったらダメだそうで、日本ではこの辺りは逆に難しくなりますね。

一定の人数がいないとダメという項目もあるそうです。
また昔からの有機農法家などは小規模のため、なかなか認定が難しいと思いますし、この法律も大規模化とアグリ支配の意図が垣間見えます。
 
ってことで、もしかしたらJAS認定をとっているところでも、まともなところはあるかもしれませんが、だいたいは大企業やせめて中企業くらいであって、農業者をいじめて日本の農業を衰退させるという見方もできます。

やはり問題は市民や農民全員が農薬などの根本的問題を理解し、化成肥料と農薬農法はいつから誰が広めだしたのかを理解し、こんなマークに頼ることなく賢くなるしかないのだと思います。
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