2020年7月2日木曜日

三種類の田んぼ

■3種類の田んぼ

今日は、糸島の田んぼで田植えでした。今年は3種類の田んぼで田植えしていますが、今回のが一番大変でした。

大変だった要因は、田んぼのどろどろの層がとても厚いということで、非常に深くまで、足が取られるので、植える人が移動するのができないのです… ただムーブ?的には、スラブと同じでした(笑)完全に一本足バランスになって移動するんですが…どろどろの層が膝上まで来るので、田植えって言っても植えるより移動が大変。4人で2反の田んぼが一日で手植えできるくらいでした。

今回は苗のパレットがおもしろいパレットだった。1cmほどの植穴がついたセルトレイでした。ひえと苗を選り分ける必要がないので、それは良かったです。
やはり急遽借りることになった田で、前が畑だったので、水平でないので、機械が入れず、人間の手植えでも、あまりにぬかるみがひどくて無理!ってところもありました。
田植えのために水の抜き加減とか、そういうのが大事な技術なんだろうなぁ…

今年は田植えにご縁があって、もう何回も田植えしています。私がアルバイトしている糸島の田んぼが一番田植え大変でした…耕盤層?が深くて、水を張ったら深いところで膝上…もう膝上となると、体力消耗です。今日は8時間の田植えで、ガッツリ運動になりました。植えるのは時間がかからないけど、移動が大変。水着必須です。これでこけたらシャレにならないのでスマホは身につけないほうが…。4人でフルタイムでやって2反がせいぜい。苗は地域の固定種、あさひです。刈り取りはバインダー。本当は田植え機でやりたかったそうですが、ぬかるみ過ぎて無理で手植えになったそうです。

自然農の田植えは、分厚い腐食の上に植えるので、田植えというよりは、普通に苗を植える時のように時間がかかります。水もそこまで張らなければいいだけなので、時間はかかりますが、そこまで嫌な作業ではない。虫も一杯います。私は16株を2列植えるのに1時間かかりました。7列で大体4時間くらいかなぁ。何が感動したって苗の立派さ。しかも多品種。2列おきに違う品種(笑)。

最後は生まれて初めての田植えをさせていただいた那珂川の田んぼですが、ホント、今日の田植えを知ったら天国です。深くても、ふくらはぎくらいまでだし、ホントに水もきれいですぐ近くでおたまじゃくしやカエルと遊べるうえ、川も近くて手洗いできる。コケてもまぁと言う程度。

ただ苗代作りがまだ慣れておられないのか、苗が雑草のヒエと混じっているので選り分けるのが大変。

今年はご縁があって、田んぼは3種類もやりましたが、一番いいのは、自然農のやり方で少し水を多めにして、那珂川の田んぼみたいにサクサク植えれたら一番楽かもです。

特に苗づくりでは、自然農に一票。草の勢いを抑えつつ元気な苗を作るのは、技術なんだな~と思った。

那珂川の田んぼと糸島の田んぼは同じように水を張りますが、棚田と平地の田んぼの違いか、すごく作土の厚みが違い、もう糸島のたんぼは、

肉体労働、

と言う言葉がぴったりでした。くたびれて、今日はビールがおいしいです。




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