2021年3月27日土曜日

子宮みたいなキャベツでビックリ

 ■結球性のもの

明野にいるとき、上手くデキなかったキャベツ、やらなかった白菜…どちらも、

結球性で、栽培は難しいもの

とされています。

難しいという理由は、気候的に難しいわけですが…。

キャベツは、結球して成功だな~と思っていたら、芯に花芽が出ており、それを葉っぱがふさいでおり、”結球”と言うより、

”自らの可能性を閉ざしたキャベツ”

となってしまっていました…。ええ~!とびっくり!花芽は要するにブロッコリーみたいなものなんで、それはそれで食べたらいいのですが… 

この花芽は、普通に葉っぱの外に出て、次世代を作りたかったんだろうな~と思うと、なんだか、子供のいない私のよう…。人間は、何かにつけて意味を見出そうとする動物。本来関連の無いことに関連を見出す、という人間の癖がでてしまいました。

■白菜

白菜のほうも結球しなかった。白菜は葉が80枚以上ないと結球しないと言われているそうで、枚数、足りなかったんだなぁと。

しかし、結球しないでも別に良かったような気がします。白菜は、結球にこだわらずに、寒さが厳しくなった適期に外葉から摘み取って食べる作戦に変更です。

今、種取で巨大化しています。白菜は、幼苗のままでも寒さ⇒温かさに当たると、菜の花になる。ので、さっさと食べちまう!のが大事です。

今度、菜の花の終い、をして、場所を開けてこよう…。私がしたい菜園をするには、全く土地が足りませんので、土地ゲットがもっぱらの課題になりそうですが、1苗とか2苗でも、このように勉強にはなります。

■ 借金を背負わないことが大事

余談ですが、新規就農においては120~150万円の就農補助金が、最大5年でます。利用する若い人も多いですが、ババ抜きのババですので気を付けてくださいね。

5年後就農できないと?返済義務があります。その額最大750万円ですよ。一方、施設栽培などの場合は、ハウス投資に、ん千万円の投資で、ん千万円を背負うか?750万円を背負うか?の選択です…。どちらもいやと言うのが、普通の人と思います。

このスキームは、育英奨学金と同じで、貸付で自由を拘束する系です。私の場合は大学に行かざるを得ない進学校に進学させられるという罠にハマり、仕方ないので育英奨学金で進学し、返済に20年かかりました。

38歳の時返し終わり、私の大人時代は、ここからだな~と2度目の成人式だと思ったくらいです。個人的には、日本国はドイツのように、国立大学は無料化するべきと思いますが、現実は真逆で高額化の道を突っ走っているわりに教育の高レベル化は実現していませんので、そんな愚かな道を選ばず、出来る人はさっさと海外に行った方がいいと思います。

私のときですら、アメリカ居残り、を現地の人に提案されたくらいです。





0 件のコメント:

コメントを投稿