たまねぎではリン酸の過剰施肥により玉が軟弱化するため、乾腐病
多くの野菜で40~50mg/100gで十分とされ、最もリン酸の肥効が高いたまねぎの適量の上限値でも130mg/100g程度です。
リン酸はぜいたく吸収される要素であり、作物によって適量が異なり、過剰域を特定することがむずかしいところですが、200mg/100gを超えたらすでに大部分の作物は過剰段階にあるとしていいのではないでしょうか。
■ 桜が22日で満開
・さやえんどう 収穫 筋があったら、エンドウ豆
・播種
にんじん すじまき 草アリ、なし
ネギ(苗床)
ひよこ豆、枝豆 点まき
コリアンダー すじまき
・苗 いちご タイム
・除草 さやえんどう にんじん、その他
・収穫 キャベツ
■ 感想
この1週間で一気に草が盛大になった。キャベツは、花芽が葉っぱの下に出ていた。
白菜、巨大化。種取用。キャベツも種取用あり。大根、種取用。 小松菜のほうは、倒して、後作に枝豆とひよこ豆を播種。
その他の野菜はおおむね順調。
10時~14:30作業 その後、川付へ。 夕方、竹もやし作業。 意外性があって、面白い一日だった。
■買うもの
・鉈
・ホウレンソウ 春蒔きの種
・ナス 苗
明野にいるとき、上手くデキなかったキャベツ、やらなかった白菜…どちらも、
結球性で、栽培は難しいもの、
とされています。
難しいという理由は、気候的に難しいわけですが…。
キャベツは、結球して成功だな~と思っていたら、芯に花芽が出ており、それを葉っぱがふさいでおり、”結球”と言うより、
”自らの可能性を閉ざしたキャベツ”
となってしまっていました…。ええ~!とびっくり!花芽は要するにブロッコリーみたいなものなんで、それはそれで食べたらいいのですが…
この花芽は、普通に葉っぱの外に出て、次世代を作りたかったんだろうな~と思うと、なんだか、子供のいない私のよう…。人間は、何かにつけて意味を見出そうとする動物。本来関連の無いことに関連を見出す、という人間の癖がでてしまいました。
■白菜白菜のほうも結球しなかった。白菜は葉が80枚以上ないと結球しないと言われているそうで、枚数、足りなかったんだなぁと。
しかし、結球しないでも別に良かったような気がします。白菜は、結球にこだわらずに、寒さが厳しくなった適期に外葉から摘み取って食べる作戦に変更です。
今、種取で巨大化しています。白菜は、幼苗のままでも寒さ⇒温かさに当たると、菜の花になる。ので、さっさと食べちまう!のが大事です。
今度、菜の花の終い、をして、場所を開けてこよう…。私がしたい菜園をするには、全く土地が足りませんので、土地ゲットがもっぱらの課題になりそうですが、1苗とか2苗でも、このように勉強にはなります。
■ 借金を背負わないことが大事
余談ですが、新規就農においては120~150万円の就農補助金が、最大5年でます。利用する若い人も多いですが、ババ抜きのババですので気を付けてくださいね。
5年後就農できないと?返済義務があります。その額最大750万円ですよ。一方、施設栽培などの場合は、ハウス投資に、ん千万円の投資で、ん千万円を背負うか?750万円を背負うか?の選択です…。どちらもいやと言うのが、普通の人と思います。
このスキームは、育英奨学金と同じで、貸付で自由を拘束する系です。私の場合は大学に行かざるを得ない進学校に進学させられるという罠にハマり、仕方ないので育英奨学金で進学し、返済に20年かかりました。
38歳の時返し終わり、私の大人時代は、ここからだな~と2度目の成人式だと思ったくらいです。個人的には、日本国はドイツのように、国立大学は無料化するべきと思いますが、現実は真逆で高額化の道を突っ走っているわりに教育の高レベル化は実現していませんので、そんな愚かな道を選ばず、出来る人はさっさと海外に行った方がいいと思います。
私のときですら、アメリカ居残り、を現地の人に提案されたくらいです。
キャベツの収穫適期
昨日は、念願?のキャベツ、適期を1日、逃しました… 3日ほど前に見て、”あと二日”と心の中で思ったので、その通りに出かけたのですが…一日遅かった。急激に温かくなったので…。
キャベツは適期を逃すと、頭が盛り上がってとがってきます。ので、購入するときはとがっていないのを買うのが大事。でも、秋作で、キャベツが上手に出来て嬉しいです。以前、明野でやった時は春に植え付けたせいもありますが、芋虫に盛大にやられて、とても食べれる状態ではなくなりました…レースみたいな葉っぱで。なので、ちゃんと出来て嬉しい。
明野で他にできなかったのは、ナスです。九州ではナスは簡単と聞いています。
1)都市部から理想的な生活だと受け取られるような田舎暮らしをする特異的な地方移住者にフォーカスしたメディアを信じてはいけない
2)一過性の話題をメディアが報道し続ける
3)B級グルメ
4)初期投資がデカい
5)人口に注目<産業強化
6)一過性イベント連打 人数<単価
7)三セクは連結決算で
8)計画経済みたいな予算
9)集客数を目標にしている=✖ 単価を目標にしている=〇
10)失敗しないことを目標にする文化=リスクを取ることが馬鹿になる
11)ゆるきゃら
12)凡庸な特産品
13)万能✖ 特化〇
14)ビジコン✖ 自らコツコツ〇
15)公園が禁止だらけ
16)民が作る公共施設◎
17)移住:誰を呼ぶのか明確に
19)親の代からの恨み<全体の善
田舎に行くと、あそこのじいちゃんはオヤジの○○を取った、とかそういう好き嫌いで判断する場合が多いです…まさに世代を超えたしがらみ… だから、田舎から若い人がいなくなったと分からないですよね…
危ない田舎を見分け、楽しく快適な地方移住を行う方法を模索中!
自然農と自然栽培
どっちも農法をつけると
”自然農法”
に簡略化されてしまい、厳密に言葉を使い分けることに意味を感じない人にとっては、
どっちでもいいじゃん、環境にやさしい農法でしょ
と感じられてしまい、正直、消費者側にとっても環境に良い農法なら何でもいいんですが…
自然栽培と自然農は、全然違います。
自然栽培:投資型農法…自然の堆肥や肥料は投入して、土地を利用する
自然農:すでにあるものを巡らせる 土地に何かを持ち込むということがない
です。そのため、自然農を志して、うかつに放任栽培になってしまう人もいます… そうではなくて、光合成を巡らせる、ということで、土地に対する投入、施肥、にあたるのは、光合成、です。光合成の量は一定なので、時間がかかります。痩せた土地が、十分に肥える光合成量を貯めるのに、10年、20年とかかります。
人間界はせっかちで、そこまで待てないので、栽培家は、光合成の先取りとして、施肥、します。あるいは光合成の残渣、として、野菜や食品などの残渣を入れます。人糞も残渣ですので、いれると畑は良く肥え、作物の出来は良くなるそうです。
痩せた土地で自然農をスタートするのは非常に難しく、理を学ぶことがしづらいかもしれません。
そこで、モデルケースとして、自然農塾が作られています。すでに土が出来上がった菜園を、モデルケースとして貸し出してもらえます…そうすると自然農が難しい農法ではない、と言うことが分かるからです。
しかし、学びの場で、学んでいない現代人は、どうしても自分が投資した分を回収したいという思いが捨てきれません… 何かを入れて、その分を回収する、という思考回路は、一般に受け入れられています。しかし、投資が回収できるかどうか?は、ビジネスですら、毎回決まった原理ではなく、ばらつきがあるのは当然です。
投資ー回収原理に成功体験を持つ人ほど、手放すのが難しい…
しかし、現代は、経済が縮小している局面にありますので、投資した分が確実に回収できる可能性は、拡大局面よりもかなり小さくなるわけですので…このような縮小局面においては、
そもそも小さく投資する、
回収できる見込みが立つ分だけ投資する
という姿勢が必要になります。巨大投資、と言う発想が間違いを多く含むということです。
その場合、土地への投資量が、年間光合成量、という自然農は、大変理にかなっています。
ジャガイモの植え付け
・1年に2回取れる 3月~6月 8月~11月 3か月
・植え付け期は3月一杯
・ナス科は輪作しない
・排水を良くする
・冷涼な気候を好む
・30×50
・卵より小さいものは1個、大きいものは切る
・芽かきして、1-2本に残す
・花が咲き終わり、黄色く枯れたら、収穫
■有機農法
・南アメリカ原産 多年草
・春蒔き中心
・1週間ぐらい日に当てる
・切った場合は表面を乾燥させる
・80×40
・エキ病=窒素過多
・ニジュウヤホシテントウ
・土寄せ、2ー3回
■有機農法
・1株1食分
・ナス科は3年連作しない
・後作は、黒大豆、きゅうり 人参
・二日間日光に当てて切り口を乾かす=イモが活性化
・20度前後で最も活発化 ソメイヨシノ満開の10日前に植え付けを終わる
・芽かきを行う
・畝間を広く
■慣行
・ウイルス病 種芋
・イモがみどり 土寄せ
・石灰=そうか病
・株間30cm
・マルチすれば、土寄せも除草もいらない
・60×30
■ 営農指導員の方に教わったこと