2021年12月12日日曜日

種大人買い 24種

  1. 十六ささげ(インゲンの種)
  2. 日野菜蕪(かぶの種)
  3. 桜島大根(だいこんの種)   
  4. 国分鮮紅大長人参(にんじんの種)      
  5. かつお菜(菜類の種)
  6. 黒もちとうもろこし・もちきび
  7. 伝統野菜 愛知本長茄子
  8. サイシン(菜心)
  9. チンゲンサイ
  10. もちきび
  11. 黒胡麻
  12. もちあわ
  13. 大兵丹(ひょうたんの種)
        
  1. 新山東菜 半結球ハクサイ 
  2. ズッキーニ < ブラックビューティー >
  3. 大阪しろな

  1. ストロベリースピナッチ、しかく豆のわこさま、
  2. 金町こかぶ、
  3. イタリアナス、
  4. 伊勢ピーマン、
  5. 黒丸大根、
  6. ノーベルホウレンソウ、
  7. ちゃおちゃおレタス、
  8. 味こがねこかぶ

自然農の学び方

 自然農の学び方

なんでも学ぶときには 問い、のたて方が大事だと思うのですが…自然農では、私の過去2年でこんな風に学んだなと思いました。

0期…明野で畑は小学校の花壇と違い、毎日水やりせず、雨の日が種まき、など天気によって今日の作業が違うことを学ぶ。農家の圃場の片隅を借り、農地が地域の共同管理の水を使うことや圃場整備が国費でされていること、産地の場合、年に一回しか作付けされないことなどを学ぶ

1期...耕うん、播種、育苗、定植、草刈り、出荷調整などの基本の流れを学ぶ

2期...土壌について学ぶ 自然農だと施肥と不耕起の理論に納得性を深めた理解を持つ…腐植が土であることや植物の根が土壌の物理属性を改善していること、作土層は基本的に20~30cmであること、耕盤についてなど

3期...その土地に適した作物を見出して通年で管理し、サイクルを習得する モデルケース

1)初心者は放任栽培のかぼちゃ(夏季)

 学びの狙い:収穫期と播種期 カボチャはほかの作物とずれるのでカボチャを待つと播種できない

 学びの狙い:野草食 農閑期に食いつなぐスキルを磨く ヨモギ、ドクダミ、アメリカフウロ、ウマゴヤシ、スギナ

2)次に短期に収穫できるジャガイモ(根菜)

 狙い:虫害について学ぶ ニジュウヤホシテントウと品種(白、赤)

3)豆類でエンドウとソラマメ

 狙い:土壌改良や支柱建てについて学ぶ 

4)葉物は、こまつな

 狙い:葉物のライフサイクルで学ぶ(ばらまき、筋バラマキ)ほぼ周年で練習できる

5)根物は、大根・ニンジン

 狙い:定番の種おろしの仕方、間引き方を学ぶ(筋蒔き、点蒔き)

6)穀類、米・麦

 狙い:育苗、定植、除草、刈り取り、脱穀まで学ぶ(夏季は米、冬季は麦)

 狙い:草の処し方 梅雨時は甘く刈る

7)多年草:シソ、ニラ

 狙い:自然生え、定植場所

8)畝立て

 狙い:畝の高さなどで土壌水分の加減や、なめくじ、コオロギ対策を加える

 狙い:草の処し方 セイタカアワダチソウ、カラムシ、ホトケノザ 草と土質

9)ヒンメリ、しめ縄、餅つき

 狙い:農的ライフスタイルについて学ぶ 収穫物の生活への活かし方

ライフサイクルが長いものは難しい。にんにく、玉ねぎなど肥大するものはライフサイクルが長く、場所を占領する期間が長いので初心者向きではなく、また土壌が肥えていないといけないので難しい。しかし、忙しく手間が割けない人には占領期間が長いのは、メリットになる。

葉物では、白菜、キャベツなど結球するものも難しい。バーナリゼーションについて、一般の人はあまりよく分かっていないので播種期の見極めが甘いため。根菜では、大根は易しく、ゴボウは期間が長く難しい。

マメ科で易しいのは、ソラマメやエンドウで、難しいのは大豆。小豆や緑豆のような収穫がバラバラのものも難しい。

草の処し方は、夏季のほうが作業負担が大きいため厳しく、秋作のほうが易しい。したがって、初心者は9月作付けの秋作からスタートするほうが習得しやすい。草に野菜の発芽が負けるタイミングが夏作の方が短期間で負けてしまうので、タイミングがまだ分からない人や忙しくて畑をチェックに行けない人には向かない。

忙しい人は秋作で9月スタートで11月収穫期のものでスタートするのが無難。逆に頻繁に通える人は、GWスタートで6、7月収穫期とし、GW以降の1カ月間畑に通いまくると習得が早くなる。種おろし後1カ月は、間引きや除草ですることが多い。本葉の数を数える。

畝立ては農閑期の12~2月にしたほうが土のダメージが少ない。秋でスタートする場合、9月10月になってしまうが仕方がない。その場合上に敷く草を細かく切る(分解が遅いため)。

果樹についての学びが不足しているのですが… ブルーベリーが糸島では最適だろうと思います。イチゴは露地でやってみましたが、ナメクジにほとんど食べられてしまいます。

柿、梅、などについては、植えるまでもないもの扱い。その他、ラッキョウ、冥加、わけぎ、シソ、ふき、たけのこ、菊芋、も野生種なので、栽培種としての学びの対象になっていないかもしれない。

初心者時代に感じる不満って、誰もが学びの途中で感じる不満だと思うので、大事にすることで次に続く人たちに渡せるものがあるのではないか?と思います。

2021年12月11日土曜日

バーナリと播種タイミング

 https://www.i-seed.jp/first-of-all-this/eating-root-vegetables/#3

これは!というう役立つサイトを発見したので、まとめ。


2021年12月10日金曜日

耕さないについて

〇〇してはならない

の弊害。言葉は道具。道具には使い道と欠点がある。

”〇〇してはならない” 禁止、という言葉は、〇〇すべきというべき、と同じ欠点があるようで、オールオアナッシング思考という罠にはまりやすいようだ。

まじめさ、というのは良い資質だが、自然農の、”耕さない”を禁止令として受け取ってしまうと、多年生植物であるカラムシの根を掘り起こしたくらいで、「あー、あの人耕している」と白い目で見られることになってしまう。自然農の教祖川口さんの本にも、”宿根は取り除く”と書いてあるにも関わらず、だ。

農薬も同じで、日本では、食酢も木酢液も、”農薬”なのだが、捕殺以外の手段で虫に応じることは、ほぼ禁止みたいなことになっているのが自然農なのだが…そこには思考停止という害があり、私の野崎2号にだけ、カブラバチの害があり、密植している隣の大根には全く害がないというのが、誰に聞いても分からない。

一般的には、窒素過多、というのが答えだが…自然農28年の何も入っていない土地だからなぁ。最近まで草ぼうぼうの…。まぁ、白菜を密植するのは良くないという経験値になったからいいのだが。
虫や病気に対する防除という意味では、思考停止という弊害が出ているのが自然農。虫や病気を作らない土壌や畑生態環境をつくることがそもそもの自然農の目的と思うが、そのために何をするべきか?というところでは、何もしない、ただやられッパ、ということになってしまっている。

野崎2号は、来年もやってみて、うまく行かなかったら、品種が合わないってことだろうな。
土壌が悪いというのは、松国では考えにくい。大根の葉がどれくらい繁茂したら、窒素過多なのか?分からないが、大豆は松国では取れないので、土壌全体が豊かすぎる害が出ていることは確かだと思う… 

土中に窒素が合っても、他の微量元素がないと作物は土壌の窒素を利用できない。

なので、私の考えでは、海水100倍でミネラルを与えるのがいいのではないかと思う。

あと、自然農の人が進化を辞めてしまったのは、たぶん、禁止令のせいだと思う…

しかし、耕してはならないを厳格に実践しようとすると、宿根だろうがなんだろうが、草を刈っては敷き、刈っては敷きしないといけなくなり、結果的に行為としては、”草を敵とする”かのように出ては刈らなければならなくなり、手間ばかりがかかる農法という結果になってしまう…そこを根性で乗り越える、という根性論的解決法が年配の人には人気だ…育ちのプロセスで受けとった価値観と似ているからだろうと思うが…

そのような思想では今後の日本の人材難は乗り越えられないだろう…そもそも農業に資本投資、時間投資しないで済む、安上がり農法こそが求められていることだからだ。

2021年12月5日日曜日

夏作と秋作の反省

■ 9~10月の結果が出るのが11月

9月22日に蒔いた白菜とか、大根、菜っ葉が大きくなって快調。

■苗の問題

セルトレイ播種→ポットの時のポットに使う土に栄養がないので大きくならない問題は、門田式の、発酵した土の素、を使ったらどうか?と思うんだが…どうなのだろうか?

https://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/files/00002800/00002888/%E3%82%AB%E3%83%89%E3%82%BF%E5%BC%8F%E2%98%86%E6%A1%88%E5%86%85.pdf

■枯草

枯草=コオロギ

■ ナメクジ

秋に湿度=ナメクジ発生

■ 秋は葉物

夏は実物、その他は根菜、真冬とは糸島では1月のこと。

■2月の作業

ひよこ豆

■ 春蒔き予定

ちんげんさい

ごぼう

ビーツ

イタリアンダンディライオン

キャベツ

雲仙こぶたかな

■ GW

バイアム

山東菜

リアス式からし菜

■種が土に触れるだけで発芽するもの

リーフレタス、こまつな、カブ、大根

■ 天敵勧誘

枝を指す、棒を指す


2021年12月3日金曜日

12月03日の松国

 12月03日の松国

今日は嫌なことが起こった…。私のはざかけを無断で直した人がいたのだそう。村山さんが教えてくれたのですが、実験的にたぼに植えた玉ねぎをほかの人に踏み込まれないために置いた竹も片付けられており、おや?と思ったので、村山さんに言われて気がついた。

人のところを無断で手直しするというようなことを何故するんだろう…親切心からとは思うが…自他の区別があいまいな人と思われているようで、気分が良くない。

はざかけに干している稲をみな家に持って帰ったほうがスズメの害に合わないなと思ったが、12月にも入ると、すずめどんはたべるものがいよいよ無くなるようで、マンション6階のベランダにも来るくらいなので…糸も張っているし、少しくらいはあげようかと思って、やはり田んぼに置いてきた。

畑の方は、あつまきと間引きが課題。グランドカバーのつもりで蒔いたマスタードグリーンや小松菜が一斉に出ているが、放置しているとずっとそのサイズなんだよなぁ…

というので、じわっと間引いてきた。ホウレンソウの苗は、うっかり雑草の種が一杯のところに蒔いてしまったので、雑草を引っこ抜くのがじみーな作業だった。

雨が降り出したので、撤退。賞味2時間。のために運転2時間。

全然エコではない。でも、学びの期間だから仕方がないか… 

白菜は、虫の害がすごくて、間引いたものもレースみたい… 直播&間引き作戦ではなく、セルトレイで小さい苗にして、定植し、孤独に育てるのが向いている野菜だということが分かった。

菜っ葉類も、色々覚えることがあるよなぁ…。9月22日に蒔いたので、賞味60日だからもう少し時間が必要だと思うが、とりあえず、白菜の間引きがいっぱいあるので、餃子にでもして食べよう。

今日は行き来での道路で、紅葉がきれいだった。ついに下界にも秋が来たのだが、12月に入ってからということで、福岡の秋はとても遅い。そして、じめじめしている。芋虫とか、キアゲハとか、普通に畑で遊んでいる。