2021年1月28日木曜日

農業の在り方

 自然農のみかんと慣行の柑橘

自然農のミカンは、ほぼ放置でできたもので、もいですらおらず、落ちているモノを拾ってきたものだ。手間?かけていない。食べてみたら一部、ばい菌の侵入があったが、そこを切り落として普通に食べれた。甘さもあっておいしかった。

一方の濃いオレンジのほうは、高級ミカンで、農家が丹精込めて作ったもの…糖度が高く甘くてビックリ仰天。皮と身がすぐはがれる。でも、この糖度のために年間労働時間…すごいことになるのだそうだ。

もし食べる人と作る人が同じなら、見た目が悪く、甘さがほどほどでも、手がかからないミカンのほうを選ぶんじゃないだろうか? 

365日働いて年収120万では、もう農奴と言う方がいい。そのような農産物を消費者は求めているか?というと求めていないが、目の前に、上記二つのミカンを並べたら、誰もがお金を出して買うなら、甘いほうを選ぶ。生命の基本だからだ。

なので、この流れを変えていくには、作る人と食べる人がほとんど重なっていくような流れを作ることが大事だと思う。

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