2021年1月30日土曜日
ほうれん草は難しい栽培品種
今日は加工用のホウレンソウが盛況で激安で、2束150円でした。
ホウレンソウは、窒素喰いなので自然農で作るのは、難しい野菜です。私の赤ちゃんホウレンソウを食べたら、激ウマでした…
ほうれん草を硝酸過多にならずに適切に育てるには、きちんと施肥計算しないといけないので、ホウレンソウは、自然農以外で育てるには、かなり高度な技術、家庭菜園的ないい加減さではないきちんとした管理が必要だと思います…
グリーンコープはそうした農家選びの目利き、を消費者に代わってやっている、ということができます。やはり、長い時間携わっているコープは確実感というものがあります。マキイさんも善意の会社さんですが、善意の会社って言うのはガードが弱いかもしれません…水耕栽培とかハウス栽培とかのものも置いているからなぁ… もちろん、私のアルファルファスプラウtは水耕栽培ですが(笑)。
野菜についてのアレコレ…消費者にとっては、非常に野菜の品質というのは見えにくいので、本当に畑を初めて良かったと思います加工用ホウレンソウ今日は加工用のホウレンソウが盛況で激安で、2束150円でした。
ホウレンソウは、窒素喰いなので自然農で作るのは、難しい野菜です。私の赤ちゃんホウレンソウを食べたら、激ウマでした…
ほうれん草を硝酸過多にならずに適切に育てるには、きちんと施肥計算しないといけないので、ホウレンソウは、自然農以外で育てるには、かなり高度な技術、家庭菜園的ないい加減さではないきちんとした管理が必要だと思います…
グリーンコープはそうした農家選びの目利き、を消費者に代わってやっている、ということができます。やはり、長い時間携わっているコープは確実感というものがあります。マキイさんも善意の会社さんですが、善意の会社って言うのはガードが弱いかもしれません…水耕栽培とかハウス栽培とかのものも置いているからなぁ… もちろん、私のアルファルファスプラウtは水耕栽培ですが(笑)。
野菜についてのアレコレ…消費者にとっては、非常に野菜の品質というのは見えにくいので、本当に畑を初めて良かったと思います
2021年1月28日木曜日
農業の在り方
自然農のみかんと慣行の柑橘
自然農のミカンは、ほぼ放置でできたもので、もいですらおらず、落ちているモノを拾ってきたものだ。手間?かけていない。食べてみたら一部、ばい菌の侵入があったが、そこを切り落として普通に食べれた。甘さもあっておいしかった。
一方の濃いオレンジのほうは、高級ミカンで、農家が丹精込めて作ったもの…糖度が高く甘くてビックリ仰天。皮と身がすぐはがれる。でも、この糖度のために年間労働時間…すごいことになるのだそうだ。もし食べる人と作る人が同じなら、見た目が悪く、甘さがほどほどでも、手がかからないミカンのほうを選ぶんじゃないだろうか?
365日働いて年収120万では、もう農奴と言う方がいい。そのような農産物を消費者は求めているか?というと求めていないが、目の前に、上記二つのミカンを並べたら、誰もがお金を出して買うなら、甘いほうを選ぶ。生命の基本だからだ。
なので、この流れを変えていくには、作る人と食べる人がほとんど重なっていくような流れを作ることが大事だと思う。
良質堆肥+干ばつ+大雨=硝酸態チッソ過剰
https://amzn.to/2McYjBl
2021年1月27日水曜日
イチゴ高設栽培
高設栽培によるイチゴ経営の規模・反収別の経営収支を試算した結果、栽培面 積 25a では、農業所得は反収 4.5t で 314 万円、反収 6t で 545 万円
http://www.naro.affrc.go.jp/laboratory/carc/kenkyu_koryu/files/kantoseika_h24SO04.pdf
7.2℃ 900時間 自発休眠
1.ブドウ、モモ、ナシの自然条件下における休眠完了に必要な低温要求量は、ブドウ「高墨」で7.2℃以下の低温積算で600時間程度、モモ「あかつき」で1,000時間程度、ナシ「幸水」で900時間程度であった。2.ブドウの休眠完了に必要な低温要求率には品種間差が認められた。休眠完了に必要な低温要求量が最も少ないのは、「安芸クイーン」、「藤稔」で7.2℃以下の低温積算で500時間程度、次いで「巨峰」、「ピオーネ」および「デラウェア」で600時間程度であった。3.モモの休眠完了に必要な低温要求量にも品種間差が認められた。休眠完了に必要な低温要求量が最も少ないのは「あかつき」で、7.2℃以下の低温積算で1,000時間程度、次いで「川中島白桃」、「サマーエース」で1,200時間程度であった。4.ブドウに対して有効な休眠打破剤は、シアナミド製剤が最も効果が高く、薬害もないことから実用性が高いと判断した。その休眠打破効果は、低温遭遇時間300時間、400時間、500時間いずれの処理でも認められたが、低温遭遇時間が長くなるほど最適処理濃度は薄くなる傾向がみられた。5.モモに対して有効な休眠打破剤もシアナミド製剤であり、薬害もないことから実用性が高いと判断した。その休眠打破効果は、低温遭遇時間600時間、700時間、800時間いずれの処理でも認められ、葉芽は、低温遭遇時間が長くなるほど最適処理濃度は薄くなる傾向がみられた。花芽は、低温遭遇時間と最適濃度とのあいだには一定の傾向は見られなかった。6.ナシに対して有効な休眠打破剤は、シアナミド製剤および石灰窒素が効果が高く、薬害もないことから実用性が高いと判断した。
2021年1月26日火曜日
2021年1月25日月曜日
1月24日の作業
■ 松国へ…
お天気が悪く、うーんな一日。重い腰を上げて松国の農園へ行ってきた…
今日は、行くだけで自分を褒めてあげたい日。
なかなか気分が沈んでいく気になれない…というのは、運転に要するガソリン代を正当化できるほどの活動量がないから、なんだが…。
さて、畑は順調で、
タネから蒔いた白菜が、10cmくらいに伸びていて嬉しかった。ちょっと話して植え替え。
麦は間引きは今年はあきらめた…すでに分げつしているようだった。
2021年1月18日月曜日
主要な葉野菜等の有機栽培技術
http://www.japan-soil.net/report/h22tebiki_01.pdf
http://www.japan-soil.net/report/h22tebiki_02.pdf 葉野菜の基本
http://www.japan-soil.net/report/h22tebiki_03.pdf キャベツ
http://www.japan-soil.net/report/h22tebiki_04.pdf 資材
http://www.japan-soil.net/report/h23tebiki_02_I.pdf 水稲
畑の薔薇…白菜のこと
白菜と言えば、山梨に行ってすぐ、農業大学校のセミナーがあり、収穫の仕方を教わりに行った。参加者は、ほとんどいなくて、私とデイビッドの二人だけ…。
甲府では、農業が卑下されており、女性の友人が引っ越してすぐで、まだいなかったこともあるが、農友達が見つけられなかった…。
農的生活…というドアは、甲府時代は開かなかったドアであった…。
桃の手伝いを始め、ブドウの手伝い、友人のデイビッドの畑の手伝い… どれも、開かなかったというよりは、開いたドアを私が気に食わなかった、というほうが正しいかもしれない…。とどのつまり、私は、しなくてはならない仕事の内容が嫌だったのだった…。桃の摘果はそういやでもなかったが…タンポポ狩りや草で困っていない菜園の草刈りなど、理不尽で、お金をもらってもやりたくないこと、だったのだった…。
それで代替え案として、山的生活…を選ぶようになったわけだが…。山的生活は、5年でアイスで海外に行くまで、ミックスで荒船山昇天まで行くようになってしまった。これは一般的な人が山登りは穂高でお終い、うまく行って北鎌尾根でお終いということを考えると、ものすごい成果だ。振り返ると本当に驚いてしまう…十分に栄養を与える…環境が整い、内的に十分リソースがある…意欲的に取り組むということだが…と、そうなってしまうってことか。やり残したことがないとは言わないが…38歳で登山を始め、本格的なロープが出る登山へ進んだ人の成果としては、十分以上の成果であり、成功事例であると言えると思う…。
さて、福岡に来て、農的生活の扉がより大きく開くようになった。その最大の理由は?
自然農のやり方は、私の心に反発を感じさせるような要素が少ないから。
タンポポを刈ってくれ、と頼まれない(笑)。慣行の農法では、カイガラムシ対策のブドウの皮むきはタンポポ狩りとセット販売で、タンポポ狩りをしない限り、皮むきもできない。
そう、何をやるか?ではなく、いかにやるか?ということが課題だったということだ。
■ 冷涼気候の高原の野菜一般に結球性の野菜というのは、農家の仕事の中でも難しいほうに入るとされている。上級の農家さんが作るもの、という判断だ。
自然農の畑を見たときに、キャベツや白菜がちょこんと草の間に座っており…
ああ、これを植えたいなぁと思ったのだった。
その気持ちを大事にしてみたのだが…
こちらの大きな白菜は、やっと巻いてきた…。植えつけは10月下旬だ。
自分で播種したほうは、小さいながらも、巻いてきた感じだ。
農研機構の論文に下記の記載がある… つまり、離して植えることが白菜、キャベツでは非常に重要だということだ。最低でも45cmは、離して植えないといけない。今回は、近くに植え過ぎている。
キャベツ、ハクサイならびにレタスの栽培に標準的栽培様式を適用すると、条数、畝幅、条間ならびに株間の中では、株間が最も生育に影響を及ぼし、株間が広いほど結球重が重くなる。しかし、標準的栽培様式の諸元の組み合わせにより、10a当り収量は低下することもある(図1)。
狭い株間で生産性を高めるには、肥料の増施と収穫時期の調節がある(図2、3)。
畝高の影響は、水田転換畑では大きく、畝高が高いほど結球重が重くなる。畑地では畝高の影響は認められない(図4)。
結球重の揃いは、株間が広いほど良くなるが、畝高の違いでは一定の傾向が認められない(図5、6)。
松国自然農の収穫祭…ポットラックパーティ+上映会
私もよく家でクライマーで集まってそうした会をするので、ポットラックパーティって感じです。今年は23日に味噌の会をするので、もしシーンとしてしまうようなら、映画用意するかなぁ‥大丈夫のような気がしますが…。
昨日は帰ったら、予想外にくたびれていました。感情の起伏があることで疲れる子供だった。子供時代は…私はひたすら人混みが嫌いで…クラスでも、できるだけ一人になろうと努力中でした…人といると疲れるんだよねぇ…という子供だったからです。大人になり、その克服をしましたが、それでも、飲み会、宴会に誘われると、とっさの反応は、”ヤダな”(笑)。
でも、1対1での対応なら小さいころから、大丈夫です。多人数だと誰にフォーカスしていいのか分からなくなるのが嫌なだけ。
のでFBのように、とりあえず、相手のペースに任せられる場が楽なんですよねぇ‥いつも、いいねしてくださる方スミマセン。
というわけで、昨日はくたびれて早々に床に就きました…。
一番感動した今井てつさんの演奏…
2021年1月16日土曜日
1月16日の作業 松国
キャベツの中に、青虫を発見して、のけぞりました…つい最近、福岡にしては近年まれにみる大雪ってハナシだったのに…。これだけ早くても青虫君に食べられてしまうのか…。
畑は雑草も成長しない代わり、他の野菜も成長せず、しばらく静かな時です。スナップエンドウが伸びていたので、支柱を立てました。あとは、レタスや間引き菜を少し収穫。
村山さんが今頃麦を定植していて驚き…鹿児島が12月でいいのだから、福岡でも農閑期にやればいいってハナシだったみたい…
2021年1月11日月曜日
このように生きたい
2021年1月9日土曜日
鳥獣害対策における共通認識!-イノシシと戦うための意識改革- 講師:古谷益朗氏
2021年1月7日木曜日
イノシシ対策
は非常に参考になった。
・捕獲が増えても被害金額は一定
・成功の定義は、農作物を守れたか? 捕獲数ではない
・動物の目線で対策を行う
・放置した残渣=餌付け
・策の外から食べれる農作物=餌付け
・目隠しにトウガラシなどを植えるべき
・竹マルチは有効
・動物の毛皮には、電柵や有刺鉄線は効かない
・動物の思考をシミュレーションする
・人間の気配が動物をあきらめさせる
・冬季の畑作がイノシシを繁殖させる
・高さよりくぐる対策
・エサが見えるとあきらめない
・イノシシはスキマをこじ開ける
・柵に奥行を出す
・敷地ギリギリに設置しない 人間の点検を残す
・コンクリート面に立つ位置だと電流は流れない
・鼻だけを狙う 20cm 40cm
・どこか遠くの山のイノシシより畑に来る一頭を狙う
・うりぼうを捕まえると、年2度繁殖して元の木阿弥
・オスを捕まえるのが最も効率よい
・檻を学習させないためにはすぐ処分する
・群れが檻を学習する
・容易にえさを与えない空腹が、総数を抑える
2021年1月6日水曜日
今年の農業の抱負
今日の農業新聞に福岡糸島で、虫見板を発明された宇根さんの記事が載っている。
生産物ではなく、むしろ仕事の喜びを表現し合う習慣…
今年の抱負にしたいな!と思いました!!
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確かに、昔から百姓仕事は「大変だ」「苦労ばかり」という語りが多かった。しかし、その苦労は語られない喜びや充実、誇りが土台にあった。草取りで死んでいく草を前にして喜ぶのは気が引ける。まして、生産物を生み出した本体は人間ではなく天地自然なのだからなおさらだ。こうした慎みにも似た姿勢が百姓の仕事の語り方だった。
ところが、労働を「苦役」とみる西洋の価値観が輸入されたことで労働時間は短く、仕事は楽に、報酬は多いことが目標とされ、百姓の仕事は生産物でしか表現できなくなってしまった。
自家採種した種子も、購入種子も同品種ならできるものは同じだろうか。種を採り、保管し、播(ま)く仕事はその作物の“いのち”だけでなく、百姓の思いを引き継ぐことでもある。「買った方が安いから」という言い訳では、仕事の喜びは経済に負けるはずだ。
生産物ではなく、むしろ仕事の喜びを表現し合う習慣を広げようではないか。
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-----ーーーhttps://www.agrinews.co.jp/p52823.htmlより引用ーーーーーーーーーーー
西日本では近年、トビイロウンカの大発生が相次いでいる。昨年は東北まで被害が及んだ。この事態の真因を考えてみよう。
語られない本質
「こんなに増えていたとは気付かなかった」「農薬かけてたから安心していた」と答える百姓が多い。言うまでもなく、害虫の発生は水田一枚ごとに異なる。枯れた田んぼの隣で何ともない田んぼも多い。指導機関の「発生情報」は、一枚一枚の状況までは教えてくれない。
「農家なら、自ら観察して判断する技術を身に付けているはずでしょう」と消費者から言われ、「もちろん」と答えられる百姓が10%もいるだろうか。1978年から「虫見板」を活用した減農薬稲作を広めてきた私は、とても憂鬱(ゆううつ)だ。「やはりドローン(小型無人飛行機)で観察して防除を判断する技術開発が必要ですね」と言われてしまうと情けない。被害面積や被害額がクローズアップされる半面、技術の担い手である百姓のまなざしに踏み込む議論は全く聞こえてこない。百姓の仕事の内実は、相当な危機にひんしているのではないだろうか。
この問題は百姓にとどまらず、他産業の労働にも通じる。仕事の喜び、充実感、生きがいよりもその結果である生産物の品質や価格、報酬額、労働時間ばかりが雄弁に語られるようになった。
この風潮が怖いのは、「同じ作物なら誰が生産してもいい」ことになるからだ。地元産や国産である必要もなければ、仕事をするのはロボットでも構わない。スマート農業を正当化しているのは、こうした思想が根本にある。
人間の仕事とはそういうものだったのだろうか。仮に経済価値の低い生産物であっても、情愛と丹精を込めたものは、いとおしく受け取られてきたはずだ。情愛と丹精を語ることが生産技術や流通から追放され、消費者に届いていないのが現実だ。
新たな労働観を
確かに、昔から百姓仕事は「大変だ」「苦労ばかり」という語りが多かった。しかし、その苦労は語られない喜びや充実、誇りが土台にあった。草取りで死んでいく草を前にして喜ぶのは気が引ける。まして、生産物を生み出した本体は人間ではなく天地自然なのだからなおさらだ。こうした慎みにも似た姿勢が百姓の仕事の語り方だった。
ところが、労働を「苦役」とみる西洋の価値観が輸入されたことで労働時間は短く、仕事は楽に、報酬は多いことが目標とされ、百姓の仕事は生産物でしか表現できなくなってしまった。
自家採種した種子も、購入種子も同品種ならできるものは同じだろうか。種を採り、保管し、播(ま)く仕事はその作物の“いのち”だけでなく、百姓の思いを引き継ぐことでもある。「買った方が安いから」という言い訳では、仕事の喜びは経済に負けるはずだ。
生産物ではなく、むしろ仕事の喜びを表現し合う習慣を広げようではないか。
うね・ゆたか 1950年長崎県生まれ。農業改良普及員時代の78年から減農薬運動を提唱。「農と自然の研究所」代表。主な著書『日本人にとって自然とはなにか』『百姓学宣言』。2020年12月、『うねゆたかの田んぼの絵本』全5巻(農文協)の刊行を始めた。
2021年1月2日土曜日
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良いのがあったので。 ■ブドウによさそうなコンパニオンプランツ にんにく ヒソップ … ブドウの収穫量を増やす。アブ・ハチなど、受粉に有益な昆虫を呼ぶ。 オオバコ … ブドウと混植すると、紋羽病などの土壌病害を抑える。 ゼラニウム … ブドウと相性が良い。...
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■ 苗の植え付け 少々とタンポポ狩り 今日は勝沼の畑に言ってきた。 作業は 苗の植え付け 堆肥 タンポポ狩り ラベンダーは3株をそれぞれ、畔に近い脇に植えた。 ←バイオレットメモリー 日向へ これはバイオレットメモリー フレンチラベンダ...
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昨日は久しぶりに仕事で、九州農政を知る機会がありましたが、九州では、トマトやイチゴ、お茶などを輸出して、外貨を稼ぎたい、ということみたいでした。 山梨の時も思いましたが、産地というのは、良いものは全部県外に出してしまって、残るのは…みたいなことになっています。 そして、対外的に見...